JP4400557B2 - ノイズ抑制回路 - Google Patents
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ここで、第1および第2の導電線間の第1の巻線側にノーマルモードの電圧Viが印加されると、この電圧Viは、第1のインダクタと直列回路の主に第3のインダクタとによって分圧され、第1のインダクタの両端間と直列回路の両端間とにそれぞれ同一向きの所定の電圧が発生する。第1のインダクタと第2のインダクタは共通の同じコアで形成され互いに磁気的に結合されているので、第1のインダクタの両端間に発生した所定の電圧に応じて、第2のインダクタの両端間にも所定の電圧が発生する。直列回路の一端は第1の巻線と第2の巻線との間に接続されていることから、第2のインダクタの両端間に発生する電圧の向きは、直列回路の両端間に発生する電圧の向きとは逆方向となり、それらの電圧が互いに相殺される。その結果、第1および第2の導電線間の第2の巻線側での電圧Voは、第1の巻線側に印加された電圧Viよりも小さくなる。逆に、第2の巻線側にノーマルモードの電圧Voが印加された場合も、上記の説明と同様にして、第1および第2の導電線間の第1の巻線側での電圧Viは、第2の巻線側に印加された電圧Voよりも小さくなる。
このように各インダクタで発生する電圧を利用することで広い周波数範囲に亘ってノイズが良好に抑制される。さらに、このノイズ抑制回路では、各インダクタが共通の同じコアで形成されていることから、例えばコアを別々にして各インダクタを独立、分離した構成にした場合に比べて、小型化しやすく、かつ製造段階における特性値のばらつきを抑えやすくなる。その結果、ノイズ抑制効果のばらつきを抑えて良好なノイズ抑制効果が得られる。
この場合さらに、結合係数k2,k3の値が互いに同じ値になっていると、所望のノイズ抑制効果が得られるように各回路素子の特性値の調整を行いやすくなるので、より好ましい。
L3≧M1+M2−M3
また特に、コアが複数に分割されている場合には、第1および第2の巻線、ならびに第3の巻線が、分割されたコアのそれぞれにまたがるようにして巻かれていることが好ましい。
ここで、第1の導電線とアース間において第1の巻線側にコモンモードの電圧Viが印加されると、第2の導電線とアース間にも第4の巻線側に同位相のコモンモードの電圧Viが印加される。第1の導電線とアース間に印加された電圧Viは、第1のインダクタと第1の直列回路の主に第3のインダクタとによって分圧され、第1のインダクタの両端間と第1の直列回路の両端間とにそれぞれ同一向きの所定の電圧が発生する。第1のインダクタと第2のインダクタは共通の同じコアで形成され互いに磁気的に結合されているので、第1のインダクタの両端間に発生した所定の電圧に応じて、第2のインダクタの両端間にも所定の電圧が発生する。第1の直列回路の一端は第1の巻線と第2の巻線との間に接続されていることから、第2のインダクタの両端間に発生する電圧の向きは、第1の直列回路の両端間に発生する電圧の向きとは逆方向となり、それらの電圧が互いに相殺される。その結果、第1の導電線とアース間における第2の巻線側での電圧Voは、第1の巻線側に印加された電圧Viよりも小さくなる。逆に、第2の巻線側にコモンモードの電圧Voが印加された場合も、上記の説明と同様にして、第1の導電線とアース間における第1の巻線側での電圧Viは、第2の巻線側に印加された電圧Voよりも小さくなる。
同様に、第2の導電線とアース間において第4の巻線側に印加された電圧Viは、第4のインダクタと第2の直列回路の主に第6のインダクタとによって分圧され、第4のインダクタの両端間と第2の直列回路の両端間とにそれぞれ同一向きの所定の電圧が発生する。第4のインダクタと第5のインダクタは共通の同じコアで形成され互いに磁気的に結合されているので、第4のインダクタの両端間に発生した所定の電圧に応じて、第5のインダクタの両端間にも所定の電圧が発生する。第2の直列回路の一端は第4の巻線と第5の巻線との間に接続されていることから、第5のインダクタの両端間に発生する電圧の向きは、第2の直列回路の両端間に発生する電圧の向きとは逆方向となり、それらの電圧が互いに相殺される。その結果、第2の導電線とアース間における第5の巻線側での電圧Voは、第4の巻線側に印加された電圧Viよりも小さくなる。逆に、第5の巻線側にコモンモードの電圧Voが印加された場合も、上記の説明と同様にして、第2の導電線とアース間における第4の巻線側での電圧Viは、第5の巻線側に印加された電圧Voよりも小さくなる。
このように各インダクタで発生する電圧を利用することで広い周波数範囲に亘ってノイズが良好に抑制される。さらに、このノイズ抑制回路では、各インダクタが共通の同じコアで形成されていることから、例えばコアを別々にして各インダクタを独立、分離した構成にした場合に比べて、小型化しやすく、かつ製造段階における特性値のばらつきを抑えやすくなる。その結果、ノイズ抑制効果のばらつきを抑えて良好なノイズ抑制効果が得られる。
この場合さらに、結合係数k2,k3の値が互いに同じ値になっており、かつ、結合係数k5,k6の値が互いに同じ値になっていると、所望のノイズ抑制効果が得られるように各回路素子の特性値の調整を行いやすくなるので、より好ましい。
L3≧M1+M2−M3
同様に、第6の巻線の自己インダクタンスをL6とし、第4の巻線と第5の巻線との間の相互インダクタンスをM4、第4の巻線と第6の巻線との間の相互インダクタンスをM5、第5の巻線と第6の巻線との間の相互インダクタンスをM6としたとき、以下の条件を満足することが好ましい。
L6≧M4+M5−M6
また特に、コアが複数に分割されている場合には、第1および第2の巻線、ならびに第3の巻線と第4および第5の巻線、ならびに第6の巻線とが、分割されたコアのそれぞれにまたがるようにして巻かれていることが好ましい。
まず、本発明の第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路について説明する。本実施の形態に係るノイズ抑制回路は、2本の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路である。
L3≧M1+M2−M3
なお、これらが好ましい条件であることの根拠は後述する。
このようにして、各インダクタで発生する電圧を利用することで、端子1A,1B間にノーマルモードノイズが印加された場合と、端子2A,2B間にノーマルモードノイズが印加された場合のいずれの場合にも、広い周波数範囲に亘ってノーマルモードノイズを良好に抑制することができる。
L1’=L1+M1−M2−M3
L2’=L2+M1+M2+M3
L3’=L3−M1−M2+M3
ここで、L3’=L3−M1−M2+M3であるから、性能的に好ましい条件は、
L3≧M1+M2−M3
となる。
0.5≧k2,k3
となる。
[第2の実施の形態]
このノイズ抑制回路はまた、第2の導電線4側に第1の導電線3側と同様の回路成分を備えている。すなわち、第2の導電線4に互いに直列的に挿入された第4および第5の巻線14,15と、一端が第4の巻線14と第5の巻線15との間に接続された第2の直列回路6とを備えている。第2の直列回路6は、互いに直列に接続された第6の巻線16と第2のキャパシタC2とを含んで構成されている。第2の直列回路6の他端は接地されている。
これに加えて同様の理由で、第4の巻線14と第6の巻線16との結合係数をk5、第5の巻線15と第6の巻線16との結合係数をk6としたとき、結合係数k5,k6の値がそれぞれ0.5以下となっていることが好ましい。また、結合係数k5,k6の値が互いに同じ値になっていると、より好ましい。一方、第4の巻線14と第5の巻線15との結合係数k4は、k5,k6に比べて大きい値に設定されていることが好ましい。
L3≧M1+M2−M3
これに加えて同様の理由で、第6の巻線16の単独での自己インダクタンスをL6とし、第4の巻線14と第5の巻線15との間の相互インダクタンスをM4、第4の巻線14と第6の巻線16との間の相互インダクタンスをM5、第5の巻線15と第6の巻線16との間の相互インダクタンスをM6としたとき、以下の条件を満足することが好ましい。
L6≧M4+M5−M6
また、コモンモードノイズを良好に抑制するために、第1の導電線3側の巻線11,12,13と、第2の導電線4側の巻線14,15,16とが、互いに対称的な位置に巻かれていることが好ましい。第1および第2の巻線11,12と第4および第5の巻線14,15は、共通のコア10に巻かれることにより、協働してコモンモードノイズを抑制するように互いに磁気的に結合している。すなわち、それらの巻線は、それらにノーマルモードの電流が流れたときに各巻線を流れる電流によってコア10に誘起される磁束が互いに相殺されるような向きにコア10に巻かれていることが好ましい。それらの巻線とコア10は、コモンモードノイズを抑制し、ノーマルモード信号を通過させるコモンモードチョークコイルを構成していることが好ましい。各インダクタL21,L22,L24,L25同士は、互いに同一の極性を有していれば良く、すべてのインダクタの極性方向が図示したものとは逆となっていても良い。
始めに、端子1A,1Bにコモンモードの電圧Viが印加された場合について説明する。この場合、第1の導電線3とアース間において第1の巻線11側にコモンモードの電圧Viが印加されると、第2の導電線4とアース間にも第4の巻線14側に同位相のコモンモードの電圧Viが印加される。第1の導電線3とアース間に印加された電圧Viは、第1のインダクタL1と第1の直列回路5の主に第3のインダクタL3とによって分圧され、第1のインダクタL1の両端間と第1の直列回路5の両端間とにそれぞれ同一向きの所定の電圧V1,V3が発生する。なお、図中の矢印は、その先の方が高い電位であることを表している。第1のインダクタL1と第2のインダクタL2は共通の同じコア10で形成され互いに磁気的に結合されているので、第1のインダクタL1の両端間に発生した所定の電圧V1に応じて、第2のインダクタL2の両端間にも電圧V1と同一の電圧V2が発生する。第1の直列回路5の一端は第1の巻線11と第2の巻線12との間に接続されていることから、第2のインダクタL2の両端間に発生する電圧V2の向きは、第1の直列回路5の両端間に発生する電圧V3の向きとは逆方向となり、それらの電圧が互いに相殺される。その結果、第1の導電線3とアース間における第2の巻線12側での電圧Voは、第1の巻線11側に印加された電圧Viよりも小さくなる。
L1’=L1+M1−M2−M3
L2’=L2+M1+M2+M3
L3’=L3−M1−M2+M3
L4’=L4+M4−M5−M6
L5’=L5+M4+M5+M6
L6’=L6−M4−M5+M6
L3≧M1+M2−M3
L6≧M4+M5−M6
<第2の実施の形態の変形例>
Claims (13)
- 第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
前記第1の導電線に互いに直列的に挿入された第1および第2の巻線と、
直列に接続された第3の巻線とキャパシタとを含み、一端が前記第1の巻線と前記第2の巻線との間に接続され、他端が前記第2の導電線に接続された直列回路と、
前記第1および第2の巻線、ならびに前記第3の巻線が巻かれた共通のコアと
を備えたことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk2、前記第2の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk3としたとき、
前記結合係数k2,k3の値がそれぞれ0.5以下となっている
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑制回路。 - 前記結合係数k2,k3の値が互いに同じ値になっている
ことを特徴とする請求項2に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線の自己インダクタンスをL3とし、
前記第1の巻線と前記第2の巻線との間の相互インダクタンスをM1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との間の相互インダクタンスをM2、前記第2の巻線と前記第3の巻線との間の相互インダクタンスをM3としたとき、以下の条件を満足する
L3≧M1+M2−M3
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記コアにおいて、前記第3の巻線が前記第1および第2の巻線とは異なる位置に巻かれ、かつ、それぞれの巻き位置において前記第3の巻線によって発生した磁束が前記第1および第2の巻線によって発生した磁束に対し逆向きとなるようにして巻かれている
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記コアは、複数の分割されたコアで構成されるものであり、
前記第1および第2の巻線、ならびに前記第3の巻線は、前記分割されたコアのそれぞれにまたがるようにして巻かれている
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 第1および第2の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制する回路であって、
前記第1の導電線に互いに直列的に挿入された第1および第2の巻線と、
直列に接続された第3の巻線と第1のキャパシタとを含み、一端が前記第1の巻線と前記第2の巻線との間に接続され、他端が接地された第1の直列回路と、
前記第2の導電線に互いに直列的に挿入された第4および第5の巻線と、
直列に接続された第6の巻線と第2のキャパシタとを含み、一端が前記第4の巻線と前記第5の巻線との間に接続され、他端が接地された第2の直列回路と、
前記第1および第2の巻線、ならびに前記第3の巻線と前記第4および第5の巻線、ならびに前記第6の巻線とが巻かれた共通のコアと
を備えたことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk2、前記第2の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk3としたとき、
前記結合係数k2,k3の値がそれぞれ0.5以下となっており、かつ
前記第4の巻線と前記第6の巻線との結合係数をk5、前記第5の巻線と前記第6の巻線との結合係数をk6としたとき、
前記結合係数k5,k6の値がそれぞれ0.5以下となっている
ことを特徴とする請求項7に記載のノイズ抑制回路。 - 前記結合係数k2,k3の値が互いに同じ値になっており、かつ、
前記結合係数k5,k6の値が互いに同じ値になっている
ことを特徴とする請求項8に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線の自己インダクタンスをL3とし、
前記第1の巻線と前記第2の巻線との間の相互インダクタンスをM1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との間の相互インダクタンスをM2、前記第2の巻線と前記第3の巻線との間の相互インダクタンスをM3としたとき、
L3≧M1+M2−M3
の条件を満足し、
かつ、前記第6の巻線の自己インダクタンスをL6とし、
前記第4の巻線と前記第5の巻線との間の相互インダクタンスをM4、前記第4の巻線と前記第6の巻線との間の相互インダクタンスをM5、前記第5の巻線と前記第6の巻線との間の相互インダクタンスをM6としたとき、以下の条件を満足する
L6≧M4+M5−M6
ことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記コアにおいて、前記第3の巻線が前記第1および第2の巻線とは異なる位置に巻かれると共に、それぞれの巻き位置において前記第3の巻線によって発生した磁束が前記第1および第2の巻線によって発生した磁束に対し逆向きとなるようにして巻かれ、
かつ、前記第6の巻線が前記第4および第5の巻線とは異なる位置に巻かれると共に、それぞれの巻き位置において前記第6の巻線によって発生した磁束が前記第4および第5の巻線によって発生した磁束に対し逆向きとなるようにして巻かれている
ことを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記コアは、複数の分割されたコアで構成されるものであり、
前記第1および第2の巻線、ならびに前記第3の巻線と前記第4および第5の巻線、ならびに前記第6の巻線とが、前記分割されたコアのそれぞれにまたがるようにして巻かれている
ことを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の直列回路の第1のキャパシタの一端が前記第1の巻線と前記第2の巻線との間に接続されると共に、前記第2の直列回路の第2のキャパシタの一端が前記第4の巻線と前記第5の巻線との間に接続され、
かつ、前記第1の直列回路の前記第3の巻線と前記第2の直列回路の前記第6の巻線とが共通化され、その共通化された巻線の一端が、前記第1および第2の直列回路の各キャパシタの他端に接続されると共に、他端が接地され、
その共通化された巻線が、前記第1および第2の巻線と前記第4および第5の巻線と共に、前記共通のコアに巻かれている
ことを特徴とする請求項7に記載のノイズ抑制回路。
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