JP3716152B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速スイッチングを行う3相のインバータ/コンバータを含む電力変換装置に関するもので、特に、コモンモードノイズを低減するようにした電力変改装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図19に示す「特開平9−266677号公報」に記されたノイズ低減回路では、電力ラインの漏れ電流(零相電流)を電流検出器7で検出し、ノイズ低減回路6により、電動機5からの漏れ電流を低減するものである。
【0003】
また、例えば「特開平10−94244号公報」に記されたノイズ低減回路では、インバータの3相出力をコンデンサで分圧してコモンモードの電圧を検出し、検出したコモンモードの電圧を用いてノイズを低減するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のノイズ低減回路には電力ラインの漏れ電流(零相電流)を検出する手段、もしくは3相出力のコモンモード電圧を検出する手段を含んでいた。
漏れ電流やコモンモード電圧を検出する検出器が存在すると、回路構成が複雑になり、装置の大型化も招くほか、配線を含む検出器の部分にノイズが重畳するとノイズ低減回路としてうまく動作しない場合も考えられる。
【0005】
また、高速にスイッチングするIGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)素子等を用いたインバータ/コンバータシステムでは、発生するコモンモードノイズも高速(高周波)となるため、制御遅れ等の問題から検出部分にフィルターを追加することは困難である。
また、漏れ電流やコモンモード電圧を検出する検出器も高速応答の高精度ものが要求されるため高価となる。
【0006】
そこで、本発明では電力ラインの漏れ電流(零相電流)、もしくはコモンモード電圧等を検出する手段を付加することなくノイズ低減を行い、低コスト、小型化及び高性能化を図った電力変換装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明に係る電力変換装置によれば、主回路にスイッチング手段を備えた3相インバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の出力に含まれるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたものである。
【0008】
請求項2に記載の発明に係る電力変換器によれば、主回路にスイッチング手段を備えた3相インバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の負荷に流れるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたものである。
【0009】
請求項3に記載の発明に係る電力変換器によれば、主回路にスイッチング手段を備えた3相コンバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の出力に含まれるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたものである。
【0010】
請求項4に記載の発明に係る電力変換器によれば、主回路にスイッチング手段を備えた3相コンバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記コンバータの入力側に接続された変圧器に流れるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたものである。
【0011】
請求項5に記載の発明に係る電力変換器によれば、前記制御信号は、前記3相の中性点電位の時間変化が正のときには正のパルスであり、前記時間変化が負のときには負のパルスであり、且つこれらのパルスの波高値は、前記中性点電位の大きさに応じた値であることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1、図2、図3及び図4を用いて実施の形態1を説明する。
図1に示す電力変換装置は、交流電源1(単相でも3相でも可)に接続された交流を直流に変換する整流回路2と、整流回路の出力である直流母線P、Nの両端に接続された平滑用コンデンサ3と、直流母線P、Nに接続された3相の2レベルインバータ4aと、ノイズ低減手段としてのノイズ低減回路6 a と、2レベルインバータ4a内に設けられ、ノイズ低減回路6aを制御する制御信号を発生する制御手段としての制御回路41とを含み、この2レベルインバータ4aの出力側に負荷としての3相の交流電動機5が接続されている。
【0013】
3相の2レベルインバータ4aの内部回路図を図2に示す。3相の2レベルインバータ4aは、主回路に6個のスイッチング手段としてのスイッチング素子US1、US2、VS1、VS2、WS1、WS2を備えて構成され、任意の3相交流出力を得るためにPWM制御が行われる。
図2において、直流母線P、Nの中間電位を仮想中性点としてレベル0とし、P電位を+Ed、N電位を−Ed(マイナスEd)とすると、2レベルインバータ4aの各相出力は下記となる。
【0014】
U相:(US1、US2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(US1、US2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
V相:(VS1、VS2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(VS1、VS2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
W相:(WS1、WS2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(WS1、WS2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
【0015】
ここで、OutU、V、Wの出力電圧をVu、Vv、Vwとすると、3相PWMインバータの特徴として(Vu、Vv、Vw)=(+Ed、+Ed、−Ed)のように3相出力の合計が0にならないため、3相出力の中性点電位=(Vu+Vv+Vw)/3はコモンモード電圧として、電動機ステータコイルの中性点を変動させる。
【0016】
図3にPWM制御時のU、V、W相のパルスパターン(出力電圧)例、及びその時のU−V線間電圧波形と3相出力の中性点電圧波形を示す。
ここで、Vu=U(R)相電圧
Vv=V(S)相電圧
Vw=W(T)相電圧
とする。
図3から、3相出力の中性点電位(V0 =(Vu+Vv+Vw)/3)はほぼ下記パターンのように「2/3Ed」の電位変化を繰り返していることがわかる。
「−Ed」→「−1/3・Ed」→「+1/3・Ed」→「+Ed」→ 「+1/3・Ed」→「−1/3・Ed」→「−Ed」
【0017】
上記のように中性点電位V0 は常に変化しながら電動機ステータコイルの中性点を変動させるため、電動機ステータコイルの中性点とフレーム(アース電位)間の静電容量(図1のC2)を充放電し、漏れ電流I0=C2・dV0/dt=C2・(2/3・Ed)/dtが流れる。
漏れ電流I0はアースE2→E1→電源とアース系統を含めた電力ラインを環流し、コモンモードノイズを発生させる。
【0018】
図4に中性点電位V0=(Vu+Vv+Vw)/3、漏れ電流I0の波形を示す。
中性点電位V0の時間変化dV0/dtが正の時には漏れ電流I0も正、V0の時間変化dV0/dtが負の時には漏れ電流I0も負になることがわかる。
図1の2レベルインバータ4a内の制御回路1では、3相のパルスパターンから
V0*=(Vu*+Vv*+Vw*)/3
を演算し(*印は指令値)、V0*の時間変化dV0*/dtが正の時には図1のノイズ低減回路6aのTp1をdt間オン(Vp1出力)、V0の時間変化dV0/dtが負の時にはTn1をdt間オン(Vn1出力)して、漏れ電流I0を打ち消すようにキャンセル電流Icを出力する。
【0019】
キャンセル電流IcはTp1をオンした時には、「P→Tp1→C2→電動機ステータコイルの中性点→インバータ主回路→N」の経路で流れ、Tn1をオンした時には、「P→インバータ主回路→電動機ステータコイルの中性点→C2→Tn1→N」の経路で流れる。
【0020】
また、電動機ステータコイルの中性点とフレーム間の静電容量C2と中性点電位V0の時間変化dV0/dtの値より漏れ電流I0の値は推定可能であるため、I0=Icとなるようにノイズ低減回路6aのR1を選定すれば、漏れ電流I0は打ち消され、アース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
なお、抵抗R1の代わりにコンデンサ(浮遊容量C2より容量の大きい)を用いてもよい。
【0021】
以上のようにこの実施の形態によれば、3相のインバータ/コンバータが発生するコモンモードノイズを低減することが可能なので、アース系を含めた電力ライン全体のノイズを低減することができる。
【0022】
また、コモンモードノイズが電動機や電動機に接続された機械の軸受け部分の静電容量に印加されることによって発生する「軸受電食」の現象を防止する効果もある。
【0023】
なお、ここで先行技術文献である特開平9−37593号公報と本発明との違いは、公報が主回路U、V、Wの出力を直接使ってコモンモードノイズを低減する方式に対し、本発明は主回路出力より前段階の制御回路のスイッチングパルスを発生する段階でコモンモードノイズを低減するように動作する。
つまり、両者には以下の差異がある。
【0024】
(1)本発明は、高周波で変化するコモンモードノイズに対して、主回路出力より前段階の制御回路で制御するため、制御遅れが発生することなくコモンモードノイズを低減できる。
(2)上記公報では、高圧のインバータになると主回路の出力を直接制御に用いることが困難になり、絶縁対策等の技術的・コスト的な問題が発生する。これに対し本発明では低電圧の制御回路内で処理するため、インバータが高圧であっても絶縁対策等は不要となる。
【0025】
実施の形態2.
図5、図6、図7及び図8を用いて実施の形態2を説明する。
図5に示す電力変換装置は、交流電源1(単相でも3相でも可)に接続された交流を直流に変換する整流回路2と、整流回路の出力である直流母線P、Nの両端に接続された平滑用コンデンサ3と、直流母線P、Nに接続された3相の3レベルインバータ4bと、ノイズ低減手段としてのノイズ低減回路6aと、3レベルインバータ4b内に設けられ、ノイズ低減回路6aを制御する制御信号を発生する制御手段としての制御回路42とを含み、3レベルインバータ4bの出力側に負荷としての3相の交流電動機5が接続されている。
【0026】
3相の3レベルインバータ4bの内部回路図を図6に示す。3相の3レベルインバータ4bは、主回路に12個のスイッチング手段としてのスイッチング素子US1、US2、 US3、US4、VS1、VS2、VS3、VS4、及びWS1、WS2、WS3、WS4、及びダイオードUDP、UDN、VDP、VDN、WDP、WDNを備えて構成され、任意の3相交流出力を得るためにPWM制御が行われる。
図6において、直流母線P、Nの中間電位を仮想中性点としてレベル0とし、P電位を+Ed、N電位を−Ed(マイナスEd)とすると、3レベルインバータの各相出力は下記となる。
【0027】
U相:(US1、US2、US3、US4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
U相:(US1、US2、US3、US4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
U相:(US1、US2、US3、US4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0028】
V相:(VS1、VS2、VS3、VS4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
V相:(VS1、VS2、VS3、VS4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
V相:(VS1、VS2、VS3、VS4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0029】
W相:(WS1、WS2、WS3、WS4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
W相:(WS1、WS2、WS3、WS4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
W相:(WS1、WS2、WS3、WS4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0030】
3相PWMインバータの特徴として(Vu、Vv、Vw)=(+Ed、+Ed、−Ed)のように3相出力の合計が0にならないため、3相出力の中性点電位=(Vu+Vv+Vw)/3はコモンモード電圧として、電動機ステータコイルの中性点を変動させる。
【0031】
図7にPWM制御時のU、V、W相のパルスパターン(出力電圧)例、及びその時のU−V線間電圧波形と3相出力の中性点電圧波形を示す。
図7から、3相出力の中性点電位(V0=(Vu+Vv+Vw)/3)はほぼ下記パターンのように「1/3・Ed」の電位変化を繰り返していることがわかる。
「−Ed」→「−2/3・Ed」→「−1/3・Ed」→「0」→「+1/3・Ed」→「+2/3・Ed」→「+Ed」→「+2/3・Ed」→「+1/3・Ed」→「0」→「−1/3・Ed」→「−2/3・Ed」→「−Ed」
【0032】
上記のように中性点電位V0は常に変化しながら電動機ステータコイルの中性点を変動させるため、電動機ステータコイルの中性点とフレーム(アース電位)間の静電容量(図5のC2)を充放電し、漏れ電流I0=C2・dV0/dt=C2・(1/3・Ed)/dtが流れる。漏れ電流I0はアースE2→E1→電源とアース系統を含めた電力ラインを環流し、コモンモードノイズを発生させる。
【0033】
図8に中性点電位V0=(Vu+Vv+Vw)/3、漏れ電流I0の波形を示す。
中性点電位V0の時間変化dV0/dtが正の時には漏れ電流I0も正、V0の時間変化dV0/dtが負の時には漏れ電流I0も負になることがわかる。
【0034】
図5のインバータ4b内の制御回路2では、3相のパルスパターンから
V0*=(Vu*+Vv*+Vw*)/3
を演算し、V0*の時間変化dV0*/dtが正の時には図5のノイズ低減回路6aのTp1をdt間オン(Vp1出力)、V0の時間変化dV0/dtが負の時にはTn1をdt間オン(Vn1出力)して、漏れ電流I0を打ち消すようにキャンセル電流Icを出力する。
【0035】
キャンセル電流IcはTp1をオンした時には、「P→Tp1→C2→電動機ステータコイルの中性点→インバータ主回路→N」の経路で流れ、Tn1をオンした時には、「P→インバータ主回路→電動機ステータコイルの中性点→C2→Tn1→N」の経路で流れる。
【0036】
また、電動機ステータコイルの中性点とフレーム間の静電容量C2と中性点電位V0の時間変化dV0/dtの値より漏れ電流I0 の値は推定可能であるため、I0=Icとなるようにノイズ低減回路6aのR1を選定すれば、漏れ電流I0は打ち消され、アース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0037】
実施の形態3.
図9、図10、図4及び図3を用いて実施の形態3を説明する。
図9に示す電力変換装置は、3相の交流電源1に接続されたトランス8と、トランス8の2次側に接続された交流を直流に変換する3相の2レベルコンバータ2aと、この2レベルコンバータの出力である直流母線P、Nの両端に接続された平滑用コンデンサ3と、直流母線P、Nに接続されたインバータ4(単相でも3相でも可)と、ノイズ低減回路6aと、2レベルコンバータ2 a 内に設けられノイズ低減回路6aを制御する制御信号を発生する制御手段としての制御回路41とを含み、インバータ4の出力側に負荷としての交流電動機5が接続されている。
【0038】
3相の2レベルコンバータ2aの内部回路図を図10に示す。3相の2レベルコンバータ2aは、主回路に6個のスイッチング手段としてのスイッチング素子RS1、RS2、SS1、SS2、TS1、TS2を備えて構成され、任意の3相交流入力を得るためにPWM制御が行われる。
図10において、直流母線P、Nの中間電位を仮想中性点としてレベル0とし、P電位を+Ed、N電位を−Ed(マイナスEd)とすると、2レベルコンバータの各相入力は下記となる。
【0039】
R相:(RS1、RS2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(RS1、RS2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
S相:(SS1、SS2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(SS1、SS2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
T相:(TS1、TS2)=(ON、OFF)の時「+Ed」
(TS1、TS2)=(OFF、ON)の時「−Ed」
【0040】
3相PWMコンバータの特徴として(Vr、Vs、Vt)=(+Ed、+Ed、−Ed)のように3相入力の合計が0にならないため、3相入力の中性点電位=(Vr+Vs+Vt)/3はコモンモード電圧として、トランス巻線の中性点を変動させる。
【0041】
図3にPWM制御時のR、R、T相のパルスパターン(入力電圧)例、及びその時のR−S線間電圧波形と3相出力の中性点電圧波形を示す。
図3から、3相入力の中性点電位(V0 =(Vr+Vs+Vt)/3)はほぼ下記パターンのように「2/3・Ed」の電位変化を繰り返していることがわかる。
「−Ed」→「−1/3・Ed」→「+1/3・Ed」→「+Ed」→「+1/3・Ed」→「−1/3・Ed」→「−Ed」
【0042】
上記のように中性点電位V0 は常に変化しながらトランス巻線の中性点を変動させるため、トランス巻線の中性点とフレーム( アース電位)間の静電容量(図9のC2)を充放電し、漏れ電流I0=C2・dV0 /dt=C2・(2/3・Ed)/dtが流れる。漏れ電流I0はアースE2→E1→電源とアース系統を含めた電力ラインを環流し、コモンモードノイズを発生させる。
【0043】
図4に中性点電位V0=(Vr+Vs+Vt)/3、漏れ電流I0の波形を示す。
中性点電位V0 の時間変化dV0/dtが正の時には漏れ電流I0も正、V0の時間変化dV0/dtが負の時には漏れ電流I0も負になることがわかる。
【0044】
図9のコンバータ2a内の制御回路1では、3相のパルスパターンから
V0*=(Vr*+Vs*+Vt*)/3
を演算し、V0*の時間変化dV0*/dtが正の時には図1のノイズ低減回路6aのTp1をdt間オン(Vp1出力)、V0の時間変化dV0/dtが負の時にはTn1をdt間オン(Vn1出力)して、漏れ電流I0を打ち消すようにキャンセル電流Icを出力する。
【0045】
キャンセル電流IcはTp1をオンした時には、「P→Tp1→C2→トランス巻線の中性点→コンバータ主回路→N」の経路で流れ、Tn1をオンした時には、「P→コンバータ主回路→トランス巻線の中性点→C2→Tn1→N」の経路で流れる。
【0046】
また、トランス巻線の中性点とフレーム間の静電容量C2と中性点電位V0の時間変化dV0/dtの値より漏れ電流I0 の値は推定可能であるため、I0=Icとなるようにノイズ低減回路6aのR1を選定すれば、漏れ電流I0は打ち消され、アース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0047】
実施の形態4.
図11、図12、図7及び図8を用いて実施の形態4を説明する。
図11に示す電力変換装置は、3相の交流電源1に接続されたトランス8と、トランス2次側に接続された交流を直流に変換する3相の3レベルコンバータ2bと、3レベルコンバータの出力である直流母線P、Nの両端に接続された平滑用コンデンサ3と、直流母線P、Nに接続されたインバータ4(単相でも3相でも可)と、ノイズ低減回路6aと、3レベルコンバータ2b内に設けられノイズ低減回路6aを制御する制御信号を発生する制御手段としての制御回路41とを含み、インバータ4の出力側に負荷としての交流電動機5が接続されている。
【0048】
3相の3レベルコンバータ2bの内部回路図を図12に示す。3相の3レベルコンバータ2bは、主回路に12個のスイッチング手段としてのスイッチング素子RS1、RS2RS3、RS4、SS1、SS2、SS3、SS4、TS1、TS2、TS3、TS4、及びダイオードRDP、RDN、SDP、SDN、TDP、TDNを備えて構成され、任意の3相交流入力を得るためにPWM制御が行われる。
図12において、直流母線P、Nの中間電位を仮想中性点としてレベル0とし、P電位を+Ed、N電位を−Ed(マイナスEd)とすると、3レベルコンバータの各相入力は下記となる。
【0049】
R相:(RS1、RS2、RS3、RS4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
R相:(RS1、RS2、RS3、RS4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
R相:(RS1、RS2、RS3、RS4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0050】
S相:(SS1、SS2、SS3、SS4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
S相:(SS1、SS2、SS3、SS4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
S相:(SS1、SS2、SS3、SS4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0051】
T相:(TS1、TS2、TS3、TS4)=(ON、ON、OFF、OFF)の時「+Ed」
T相:(TS1、TS2、TS3、TS4)=(OFF、ON、ON、OFF)の時「0」
T相:(TS1、TS2、TS3、TS4)=(OFF、OFF、ON、ON)の時「−Ed」
【0052】
3相PWMコンバータの特徴として(Vr、Vs、Vt)=(+Ed、+Ed、−Ed)のように3相入力の合計が0にならないため、3相入力の中性点電位=(Vr+Vs+Vt)/3はコモンモード電圧として、トランス巻線の中性点を変動させる。
【0053】
図7にPWM制御時のR、S、T相のパルスパターン(出力電圧)例、及びその時のR−S線間電圧波形と3相入力の中性点電圧波形を示す。
図7から、3相入力の中性点電位(V0=(Vr+Vs+Vt)/3)はほぼ下記パターンのように「1/3・Ed」の電位変化を繰り返していることがわかる。
「−Ed」→「−2/3・Ed」→「−1/3・Ed」→「0」→「+1/3・Ed」→「+2/3・Ed」→「+Ed」→「+2/3・Ed」→「+1/3・Ed」→「0」→「−1/3・Ed」→「−2/3・Ed」→「−Ed」…
【0054】
上記のように中性点電位V0 は常に変化しながらトランス巻線の中性点を変動させるため、トランス巻線の中性点とフレーム(アース電位)間の静電容量(図11のC2)を充放電し、漏れ電流I0=C2・dV0/dt=C2・(1/3・Ed)/dtが流れる。漏れ電流I0はアースE2→E1→電源とアース系統を含めた電力ラインを環流し、コモンモードノイズを発生させる。
【0055】
図8に中性点電位V0=(Vr+Vs+Vt)/3、漏れ電流I0の波形を示す。
中性点電位V0の時間変化dV0/dtが正の時には漏れ電流I0も正、V0の時間変化dV0/dtが負の時には漏れ電流I0も負になることがわかる。
【0056】
図11のコンバータ2b内の制御回路2では、3相のパルスパターンから
V0*=(Vr*+Vs*+Vt*)/3
を演算し、V0*の時間変化dV0*/dtが正の時には図11のノイズ低減回路6aのTp1をdt間オン(Vp1出力)、V0の時間変化dV0/dtが負の時にはTn1をdt間オン(Vn1出力)して、漏れ電流I0を打ち消すようにキャンセル電流Icを出力する。
【0057】
キャンセル電流IcはTp1をオンした時には、「P→Tp1→C2→トランス巻線の中性点→コンバータ主回路→N」の経路で流れ、Tn1をオンした時には、「P→コンバータ主回路→トランス巻線の中性点→C2→Tn1→N」の経路で流れる。
【0058】
また、トランス巻線の中性点とフレーム間の静電容量C2と中性点電位V0の時間変化dV0/dtの値より漏れ電流I0の値は推定可能であるため、I0=Icとなるようにノイズ低減回路6aのR1を選定すれば、漏れ電流I0は打ち消され、アース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0059】
実施の形態5.
図13、図2、図14及び図3を用いて第5の実施の形態5を説明する。
図2と図3に関しては、実施の形態1と同じ動作なので説明を省略する。図13に示す電力変換装置は、図1に示す電力変換装置とほぼ同じであるが、ノイズ低減回路6bが2段構成となっている。
【0060】
これは図3のパルスパターンにおいて、中性点電位(V0 )はほぼ「2/3・Ed」の電位変化を繰り返すと記したが、過渡制御時やパルスの非同期性により、図14に示すようにまれに「4/3・Ed」の電位変化をする場合もある。
【0061】
この時の漏れ電流は、I0=C2・dV0/dtより「2/3・Ed」の時の電位変化時よりも大きな値となるため、図13の6bのようにノイズ低減回路のR2の抵抗値をR1より小さな値にすることによってキャンセル電流Icのレベルも2段階出力が可能なようにする。そうすることによって、常にアース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0062】
実施の形態6.
図15、図6、図16及び図7を用いて実施の形態6を説明する。
図6と図7に関しては、実施の形態2と同じ動作なので説明を省略する。
図15に示す電力変換装置は、図5に示す電力変換装置とほぼ同じであるが、ノイズ低減回路6bが2段構成となっている。
【0063】
これは図7のパルスパターンにおいて、中性点電位(V0)はほぼ「1/3・Ed」の電位変化を繰り返すと記したが、過渡制御時やパルスの非同期性により、図16に示すようにまれに「2/3・Ed」の電位変化をする場合もある。
【0064】
この時の漏れ電流は、I0=C2・dV0 /dtより「1/3・Ed」の時の電位変化時よりも大きな値となるため、図15の6bのようにノイズ低減回路のR2の抵抗値をR1より小さな値にすることによってキャンセル電流Icのレベルも2段階出力が可能なようにする。そうすることによって、常にアース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0065】
実施の形態7.
図17、図10、図14及び図3を用いて実施の形態7を説明する。
図10と図3に関しては、実施の形態3と同じ動作なので説明を省略する。
図17に示す電力変換装置は、図9に示す電力変換装置とほぼ同じであるが、ノイズ低減回路6bが2段構成となっている。
【0066】
これは図3のパルスパターンにおいて、中性点電位(V0)はほぼ「2/3・Ed」の電位変化を繰り返すと記したが、過渡制御時やパルスの非同期性により、図14に示すようにまれに「4/3・Ed」の電位変化をする場合もある。
【0067】
この時の漏れ電流は、I0=C2・dV0/dtより「2/3・Ed」の時の電位変化時よりも大きな値となるため、図13の6bのようにノイズ低減回路のR2の抵抗値をR1より小さな値にすることによってキャンセル電流Icのレベルも2段階出力が可能なようにする。そうすることによって、常にアース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0068】
実施の形態8.
図18、図12、図16及び図7を用いて実施の形態8を説明する。
図12と図7に関しては、実施の形態4と同じ動作なので説明を省略する。
図18に示す電力変換装置は、図11に示す電力変換装置とほぼ同じであるが、ノイズ低減回路6bが2段構成となっている。
【0069】
これは図7のパルスパターンにおいて、中性点電位(V0)はほぼ「1/3・Ed」の電位変化を繰り返すと記したが、過渡制御時やパルスの非同期性により、図16に示すようにまれに「2/3・Ed」の電位変化をする場合もある。
【0070】
この時の漏れ電流は、I0=C2・dV0/dtより「1/3・Ed」の時の電位変化時よりも大きな値となるため、図15の6bのようにノイズ低減回路のR2の抵抗値をR1より小さな値にすることによってキャンセル電流Icのレベルも2段階出力が可能なようにする。そうすることによって、常にアース電流Ieはほぼ0となりコモンモードノイズもほぼ0となる。
【0071】
実施の形態9.
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、例えば次の変形が可能である。
(1)実施の形態5及び実施の形態7の図14において「4/3・Ed」の電位変動の例を示したが、場合によっては「2Ed」の電位変動もあり得る。その場合は、図13、図17のノイズ低減回路を3段構成にすることによってコモンモードノイズをほぼ0にすることができる。
【0072】
(2)実施の形態6及び実施の形態8の図16において「2/3・Ed」の電位変動の例を示したが、場合によっては「Ed」「4/3・Ed」「5/3・Ed」「2Ed」の電位変動もあり得る。その場合は、図15、図18のノイズ低減回路をそれぞれ3、4、5、6段構成にすることによってコモンモードノイズをほぼ0にすることができる。
【0073】
実施の形態10.
上記実施の形態ではインバータの負荷は電動機で「Y結線」になっているが、「△結線」でもよく、この場合も電動機のステータとフレーム間の静電容量を介してフレームからアースに流れる電流を低減する。
また、負荷は電動機以外のその他の負荷にも適用でき、その負荷の通電部分とケース等の間に生じる静電容量を介して流れる電流を低減する。
【0074】
実施の形態11.
実施の形態3では、トランス8がΔY結線であるが、YY結線でも、Δ△結線でも、YΔ結線でも本発明が適用できる。要するにトランス8の漏洩電流を導出して低減するようにすればよい。これらトランスの結線は実施の形態3のみでなく実施の形態4、7、8についても適用できる。
【0075】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、3相のインバータ/コンバータを制御するスイッチングパターンからコモンモードノイズを演算し、その演算結果に応じてコモンモードノイズを低減するようにしたので、漏れ電流(零相電流)やコモンモード電圧等を検出する手段を付加することなく、また、主回路電圧との絶縁対策を必要としない、低コスト、小型化、及び即応性のある電力変換装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による電力変換装置のブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1、5による2レベルインバータの主回路構成図である。
【図3】この発明の実施の形態1、3、5、7による2レベルインバータ/コンバータのスイッチング例を示す波形図である。
【図4】この発明の実施の形態1、3による制御回路のスイッチングパターンを示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2による電力変換装置のブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態2、6による3レベルインバータの主回路構成図である。
【図7】この発明の実施の形態2、4、6、8による3レベルインバータ/コンバータのスイッチング例を示す波形図である。
【図8】この発明の実施の形態2、4による制御回路のスイッチングパターンを示す図である。
【図9】この発明の実施の形態3による電力変換装置のブロック図である。
【図10】この発明の実施の形態3、7による2レベルコンバータの主回路構成図である。
【図11】この発明の実施の形態4による電力変換装置のブロック図である。
【図12】この発明の実施の形態4、8による3レベルインバータの主回路構成図である。
【図13】この発明の実施の形態5による電力変換装置のブロック図である。
【図14】この発明の実施の形態5、7による制御回路のスイッチングパターンを示す図である。
【図15】この発明の実施の形態6による電力変換装置のブロック図である。
【図16】この発明の実施の形態6、8による制御回路のスイッチングパターンを示す図である。
【図17】この発明の実施の形態7による電力変換装置のブロック図である。
【図18】この発明の実施の形態8による電力変換装置のブロック図である。
【図19】従来のコモンモードノイズ低減回路を有する電力変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流回路
2a 2レベルコンバータ 2b 3レベルコンバータ
3 平滑用コンデンサ 4a 2レベルインバータ
4b 3レベルインバータ 5 電動機
6a、6b ノイズ低減回路 8 トランス
41、42、43、44 制御回路 P、N 直流母線
U、V、W 交流出力ライン R、S、T 交流入力ライン

Claims (5)

  1. 主回路にスイッチング手段を備えた3相インバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の出力に含まれるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 主回路にスイッチング手段を備えた3相インバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の負荷に流れるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  3. 主回路にスイッチング手段を備えた3相コンバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記電力変換装置の出力に含まれるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 主回路にスイッチング手段を備えた3相コンバータを含む電力変換装置に於いて、前記スイッチング手段を制御する3相のスイッチングパターンに基づいて前記3相の中性点電位を演算し該中性点電位の時間変化の極性に応じた制御信号を発生する制御手段と、前記制御信号により制御され前記コンバータの入力側に接続された変圧器に流れるコモンモードノイズを低減するノイズ低減手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置。
  5. 前記制御信号は、前記3相の中性点電位の時間変化が正のときには正のパルスであり、前記時間変化が負のときには負のパルスであり、且つこれらのパルスの波高値は、前記中性点電位の大きさに応じた値であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電力変換装置。
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