JP2013255308A - 半導体電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高調波を小さく抑えることができ、低コストかつ小型の半導体電力装置を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る半導体電力変換装置は、2つの相補的に動作する半導体スイッチング素子が直列接続され直流電圧が供給される直列回路と、前記スイッチング素子の相互接続点に接続されたリアクトル及びコンデンサの直列回路を含む降圧チョッパ回路INVBUCKと、半導体スイッチング素子がそれぞれ直列接続された2つの直列回路を含み、該2つの直列回路が互いに並列に接続され、前記降圧チョッパ回路INVBUCKにより降圧された電圧が供給される第1のHブリッジ回路INVと、前記第1のHブリッジ回路とそれぞれ同一構成を有し、それぞれ直流電圧が供給される複数のHブリッジ回路INVU1〜U3を含む第2のHブリッジ回路INVU1〜U3とを具備し、第1及び第2のHブリッジ回路INV、INVU1〜U3の各Hブリッジ回路の出力端が互いに直列に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電力を交流電力に変換する半導体電力変換装置に関する。
大電力を出力する半導体電力変換装置は高電圧を変換するため、耐電圧の高いスイッチング素子を用いるか、又は素子を直列に接続して耐圧を確保する必要がある。あるいは、トランスを用いて半導体電力変換装置を多重化し、出力電圧を高電圧化する。多重化することにより正弦波に近い階段状の電圧波形を生成することができ、高調波を低減する効果も得られる。
従来の三相多重インバータは、三相ハーフブリッジ回路を直列接続した構成が一般的である。このような三相多重インバータは、各インバータが共通の直流電源を使用するために各インバータ出力を互いに絶縁する必要があり、トランスを介して直列接続をする。あるいは単相フルブリッジインバータを直列接続した回路を3つ用意し、三相負荷の入力にそれぞれ接続して三相としたものもある。このようなインバータにおいては各単相インバータユニットの直流電源が互いに絶縁されているため出力にトランスを必要とせず、装置が小型化できる。
従来の三相多重インバータでは、各インバータの出力電圧をパルス幅変調(PWM)し、パルスの位相を均等にずらすことによって出力電圧の高調波を低減する手法がとられることが多い。
「パワーエレクトロニクス回路」第1版、オーム社、2000年11月30日、p.153、pp.161〜171 吉井 剣, 井上 重徳, 赤木 泰文: "6.6kV トランスレス・カスケードPWM STATCOM", 電学論D, Vol. 127, No. 8, pp.781-788 (2007)
図7は単相インバータINVを3段構成としたときの半導体電力変換装置である。図7の3段の単相インバータINVの三角波キャリア変調波位相を互いに60°(=180°÷3段)ずらすことによって、出力電圧のスイッチング周波数を等価的に6倍(=3段×2)にすることができる。
この構成の半導体電力変換装置を、例えば6.6kV系統に直接接続する場合、各単相インバータINVの直流電圧は少なくとも1.8kVは必要となり、使用するスイッチング素子の耐圧は3.3kVのものを使用する。現状、3.3kV Si−IGBTはスイッチング周波数1kHz程度が限界であり、等価スイッチング周波数は6kHzになるが、系統ガイドラインを満足できず、フィルタを設置することが多い。フィルタはリアクトルL、L、LとコンデンサC、C、Cで構成され、特にコンデンサは電圧が高くなるにつれて体積が大きくなり、6.6kVなどの高電圧においては全装置体積の半分以上を占めることもある。
段数を6段程度に増やすと1.7kV Si−IGBTも使用できるが、スイッチング素子、直流電源の数が多くなってしまい、故障率、コストが高くなる可能性がある。また、スイッチング周波数が高い条件でも使用できるSiC−MOSFETを適用できるが、Si−IGBTに比べてコストが高い問題がある。
本発明の実施形態は、高調波を小さく抑えることができ、低コストかつ小型の半導体電力装置を提供する。
実施形態によれば、双方向降圧チョッパ回路出力にHブリッジ回路を接続した半導体電力変換装置INVと、n(nは自然数)個の互いに絶縁されたHブリッジ回路で構成する半導体電力変換装置INV1〜nとを有する。そして、半導体電力変換装置INVと半導体電力変換装置INV1〜nとを直列接続し、交流電圧を出力する。
すなわち、一実施形態に係る半導体電力変換装置は、2つの相補的に動作する半導体スイッチング素子が直列接続され直流電圧が供給される直列回路と、前記スイッチング素子の相互接続点に接続されたリアクトル及びコンデンサの直列回路を含む双方向降圧チョッパ回路INVBUCKと、半導体スイッチング素子がそれぞれ直列接続された2つの直列回路を含み、該2つの直列回路が互いに並列に接続され、前記降圧チョッパ回路INVBUCKにより降圧された電圧が供給される第1のHブリッジ回路INVと、前記第1のHブリッジ回路とそれぞれ同一構成を有し、それぞれ直流電圧が供給される複数のHブリッジ回路を含む第2のHブリッジ回路INVU1〜U3とを具備し、前記第1及び第2のHブリッジ回路INV、INVUU1〜U3の各Hブリッジ回路の出力端が互いに直列に接続されている。
実施形態に係る半導体電力変換装置を、三相交流電圧を出力する無効電力補償装置として構成した図である。 図1の高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3、INVV1〜3、INVW1〜3それぞれを構成するHブリッジ回路を示す回路構成図である。 図1の低電圧半導体電力変換装置INVU0、INVV0、INVW0の回路構成図である。 U相電圧指令値V*に対する半導体電力変換装置INVU0〜3の出力電圧VU0〜3、及びINVU0の降圧チョッパ出力電圧VU0ABSの波形図である。 図3のスイッチング素子SC1、SC2をキャリア三角波を使用して変調する場合のタイミングチャートである。 実施形態に係る半導体電力変換装置の出力電圧V、出力電流I、INVU0の出力電圧VU0、コンデンサCU0の充放電電荷量QU0を示す波形である。 従来の三相電力変換装置の構成例を示す図である。
以下、実施形態に係る半導体電力変換装置について、図面を参照して説明する。
[実施形態1]
図1は実施形態に係る半導体電力変換装置を、三相交流電圧を出力する無効電力補償装置として構成した図である。系統三相交流U、V、Wに対応して、単相の半導体電力変換装置INV、INV、INVがそれぞれ設けられている。
U相の半導体電力変換装置INVは、1個の低電圧半導体電力変換装置INVU0と3個の高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3から成る。高電圧半導体電力変換装置は3個に限定されるものではなく、出力交流電圧に応じてその数を1〜n個とすることができる。最上段の半導体電力変換装置INVU0は直流電圧VDCU0を入力とし、INVU1〜3は直流電圧VDCU1〜3を入力とする。直流電圧VDCU1〜3は全て同一電圧とし、直流電圧VDCU0は直流電圧VDCU1〜3より小さい電圧とする。半導体電力変換装置INVU1〜3とINVU0とは出力を従属接続すなわち直列接続する。交流端子T〜Tは、リアクトル(図示されず)を介して例えば6.6kV系統に接続される。制御部1は、U、V、W相電圧指令値V*、V*、V*に基づいて、半導体電力変換装置INVU、V、Wを構成する半導体スイッチング素子のゲートにゲート指令を出力する。コンデンサCU0〜3は系統電圧により充電され、直流電圧VDCU0〜3を生成する。
図1では半導体電力変換装置INVU3を最下段とし、半導体電力変換装置INVU0を最上段として従属接続している場合を示しているが、接続の順番はこれに限るものではなく、構成のし易さに応じて自由に変えてよい。この構成により、直流電圧VDCU0〜3がスイッチング制御を介して、それぞれ電圧VU0〜3に変換され、U相の半導体電力変換装置INVは、各電力変換装置INVU0〜3の電圧を加算した交流電圧Vを出力する。
また、直流電圧VDCU0〜3の直流電圧源はコンデンサとしており、無効電力の入出力によって系統電圧の値をある範囲内に収める補償動作を行う(力率を常に0とする)ことができる。
V相の半導体電力変換装置INV、W相の半導体電力変換装置INVもそれぞれ低電圧半導体電力変換装置INVV0と高電圧半導体電力変換装置INVV1〜3、及び低電圧半導体電力変換装置INVW0と高電圧半導体電力変換装置INVW1〜3とを含み、U相と同じようにそれぞれ従属接続して構成する。この構成により、V相では直流電圧VDCV0〜3がそれぞれ電圧VV0〜3に変換され、V相の半導体電力変換装置INVは各電力変換装置INVV0〜V3の電圧を加算した交流電圧Vを出力する。W相では直流電圧VDCW0〜3がそれぞれ電圧VW0〜3に変換され、W相の半導体電力変換装置INVは各電力変換装置INVW0〜W3の電圧を加算した交流電圧Vを出力する。
図2は、本実施形態に係る高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3、INVV1〜3、INVW1〜3それぞれを構成するHブリッジ回路を示す回路構成図である。各Hブリッジ回路(半導体電力変換装置)は、4つのスイッチング素子S、S、S、Sと全スイッチング素子にそれぞれ逆並列される還流ダイオードD、D、D、Dとを含み、スイッチング素子Sとスイッチング素子Sとを従属接続したレグと、スイッチング素子Sとスイッチング素子Sを従属接続したレグとの2つのレグで構成される。スイッチング素子S、Sで構成したレグの出力端子は上段の半導体電力変換装置の出力端子に接続され、スイッチング素子S、Sで構成したレグの出力端子は下段の半導体電力変換装置の出力端子に接続される。
高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3、INVV1〜3、INVW1〜3を構成する4つのスイッチング素子S、S、S、Sはシリコンを用いた半導体デバイスを用い、直流電圧や負荷電流に応じてIGBTやMOS−FETなどを用いる。4つの還流ダイオードD、D、D、Dもシリコンを用いた半導体デバイスとする。また、スイッチング素子S1〜4にMOS−FETを用いた場合は、還流ダイオードD1〜4をMOS−FETの寄生ダイオードで代用してもよい。つまり、還流ダイオードD1〜4を省略できる。
図3は、本実施形態に係る低電圧半導体電力変換装置INVU0、INVV0、INVW0の回路構成図である。UVW相各々の低電圧半導体電力変換装置は、降圧チョッパ回路INVBUCKとHブリッジ回路INVで構成される。この降圧チョッパ回路INVBUCKは、電流を流入する方向と流出する方向の両方に流すことができるので、双方向降圧チョッパ回路といえる。双方向降圧チョッパ回路INVBUCKは2つのスイッチング素子SC1、SC2と該スイッチング素子にそれぞれ並列される還流ダイオードDC1、DC2、リアクトルLBUCKとコンデンサCBUCKで構成されるLCフィルタから成る。Hブリッジ回路INVは上記高電圧半導体電力変換装置INVU1〜n、INVV1〜n、INVW1〜nと同様の構成であり、スイッチング素子SH1、SH2、SH3、SH4と、それぞれに逆並列される還流ダイオードDH1、DH2、DH3、DH4からなる。
低電圧半導体電力変換装置INVU0、INVV0、INVW0を構成するスイッチング素子SC1、SC2はSiC(シリコンカーバイド)又はGaN(ガリウムナイトライド)を用いた半導体デバイスであり、直流電圧や負荷電流に応じてIGBTやMOS−FETなどを用いる。2つの還流ダイオードDC1、DC2もシリコンカーバイド又はガリウムナイトライドを用いた半導体デバイスである。また、スイッチング素子SC1、SC2にMOS−FETを用いた場合は、還流ダイオードDC1、DC2をMOS−FETの寄生ダイオードで代用してもよい。Hブリッジ回路の4つのスイッチング素子SH1〜4はシリコンを用いた半導体デバイスであり、直流電圧や負荷電流に応じてIGBTやMOS−FETなどを用いる。4つの還流ダイオードDH1〜4もシリコンを用いた半導体デバイスである。また、スイッチング素子SH1〜4にMOS−FETを用いた場合は、還流ダイオードDH1〜4をMOS−FETの寄生ダイオードで代用してもよい。
次に、このように構成された実施形態1の作用を半導体電力変換装置INVを例として説明する。このときの直流電圧は、高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3の直流電圧VDCU1〜3を互いに等しい直流電圧VDCとし、低電圧半導体電力変換装置INVU0の直流電圧をVDCU0とする。
高電圧半導体電力変換装置INVU1〜3は3レベルの電圧−VDC、0、+VDCを出力する。いま図2を例として、半導体電力変換装置INVU1〜3を構成するスイッチング素子S1〜4の駆動方法を述べる。
半導体電力変換装置INVU1は、スイッチング素子S1〜4のON/OFFによって3レベルの電圧−VDC、0、+VDCを出力する。表1に半導体電力変換装置INVU1のスイッチングパターンの一例を示す。
Figure 2013255308
表1は出力電圧を0→+VDC→0→−VDC→0と遷移させるときのスイッチング素子のON/OFF状態(ゲート指令)を示している。例えば、スイッチング素子Sとスイッチング素子SがONで、スイッチング素子Sとスイッチング素子SがOFFであれば、+VDCの電圧を出力する。また、スイッチング素子SがONのときスイッチング素子SはOFF、スイッチング素子SがONのときスイッチング素子SはOFFのように、必ず相補的に動作する。また、出力電圧を変化させるときに4つのスイッチング素子が同時にスイッチングすることはなく、上下アームペアS1及びS2と、S3及びS4のうち一方のペアのみがスイッチングする。つまり、上下アームペアS1及びS2又は上下アームペアS3及びS4が一度にスイッチングする。
次に、半導体電力変換装置INVU0も含めてU相の半導体電力変換装置全体の動作を説明する。
図4は本実施形態に係るU相の半導体電力変換装置のU相電圧指令値V*に対する半導体電力変換装置INVU0〜3の出力電圧VU0〜3、及びINVU0の降圧チョッパ出力電圧VU0ABSの波形図である。制御部1はU相電圧指令値V*を入力し、図4に示す各種波形に対応する電圧指令を演算し、各スイッチング素子を制御する。その結果、各部の電圧が実質的に図4に示すように生成される。V相、W相についても同様である。
半導体電力変換装置INVU1〜3は1周期に1パルス電圧(正の1パルス及び負の1パルス)を出力する。U相電圧指令値V*(実質的に図6のU相出力電圧Vに等しい)と半導体電力変換装置INVU1〜3の出力電圧合計値(=VU1+VU2+VU3)との差を、次式のように半導体電力変換装置INVU0の電圧指令値VU0*とする。
U0*=V*−(VU1+VU2+VU3
制御部1は、半導体電力変換装置INVU0の出力電圧VU0が電圧指令値VU0*に一致するように半導体電力変換装置INVの各スイッチング素子を制御するので、電力変換装置INVは、U相電圧指令値V*に精度良く一致する電圧を出力できる。半導体電力変換装置INVU0の出力電圧VU0は、図4に示すように連続したアナログ電圧波形である。
次に、U相半導体電力変換装置INVにおける低電圧電力変換装置INVU0の出力電圧制御法を詳細に説明する。制御部1は、INVU0の降圧チョッパ出力電圧VU0ABSが、電圧指令値VU0*の絶対値VU0ABS*に一致するように、降圧チョッパのスイッチング素子SC1、SC2を制御する。
図5は、実施形態1に係るスイッチング素子SC1、SC2をキャリア三角波を使用してPWM制御する場合のタイミングチャートである。図5において、各スイッチング素子SC1、SC2の動作状態は、信号波形がHighのときはON状態、LowのときはOFF状態を表している。電圧指令値VU0ABS*は図4に示すような波形となるが、電圧指令値VU0ABS*の変化量はキャリア1周期において僅かであるから、図5では説明を簡単にするため直線で示している。
あるキャリア周波数で生成される三角波carと電圧指令値VU0ABS*とが比較され、電圧指令値VU0ABS*が三角波carより大きいときはスイッチング素子SC1がONし、スイッチング素子SC2がOFFする。電圧指令値VU0ABS*が三角波carより小さいときはスイッチング素子SC1がOFFし、スイッチング素子SC2がONする。
このようにして生成されたLCフィルタ出力電圧VU0ABSに対し、Hブリッジ回路を構成するスイッチング素子SH1〜4を制御することによって、半導体電力変換装置INVU0は電圧指令値VU0*に対応する電圧VU0を出力する。スイッチング素子SH1〜4は図2のHブリッジ回路同様、ON/OFF制御によって−VU0ABS、0、+VU0ABSの電圧を出力できるが、本実施形態においては−VU0ABS又は+VU0ABSのみの電圧を出力する。スイッチング素子SH1とスイッチング素子SH4がONで、スイッチング素子SH2とスイッチング素子SH3がOFFであれば、電力変換装置INVU0は+VU0ABSの電圧を出力する。これとは逆に、スイッチング素子SH1とスイッチング素子SH4がOFFで、スイッチング素子SH2とスイッチング素子SH3がONであれば、電力変換装置INVU0は−VU0ABSの電圧を出力する。
電圧指令値VU0*の極性に従ってスイッチング素子SH1〜4を制御することにより、半導体電力変換装置INVU0の出力電圧VU0を電圧指令値VU0*に一致させることができる。
半導体電力変換装置INVU1〜3が正又は負の電圧を出力するタイミングは、U相電圧指令値V*が直流電圧VDC×k(kは−3〜+2の整数)+VDC/2に一致したときである。半導体電力変換装置INVU0はLCフィルタ(LBUCK、CBACK)を通過したアナログ連続波形を出力するため、急峻に電圧を変化させることができない。つまり、電圧指令値VU0*の極性が反転するときに、電圧指令値VU0ABS*が急峻に変化しないようにする必要がある。
上述のタイミングで半導体電力変換装置INVU1〜3が1パルス電圧を出力すれば、電圧指令値VU0*の極性が反転するとき(垂直に変化するとき)に電圧指令値VU0ABS*はVDC/2で固定されており、全体の出力電圧Vの歪みを回避できる。すなわち、電力変換装置INVU1〜3のコンデンサ電圧VDCU1−U3は装置の電源投入時、VDCに初期充電される。出力電圧指令値Vが、電圧指令値VU1+VU2+VU3の立ち上がり又は立下りを横切るとき、電圧VU0は低電圧Hブリッジのスイッチングにより極性が反転する。このときの電圧指令値VU0ABS*は上記したように、VDC/2に制御される。従って、全体の出力電圧Vの歪みが回避される。尚、図4において、電圧VU0ABSの例えば領域aは低電圧Hブリッジのスイッチングにより極性が反転して電圧VU0の領域bとなり、この領域bの電圧が領域cのように電圧VU1+VU2+VU3に加算(図では減算)され、出力電圧Vが生成される。
ここで、直流電圧VDCU0〜3の電圧源はコンデンサであるので、その電圧をバランス(充電及び放電の電荷量を一致)させる必要がある。以下、コンデンサの電圧をバランスさせる方法について説明する。
出力電圧VU0〜VU3と出力電流Iの向きによってコンデンサ電荷の充電、放電が決まる。出力電圧と出力電流を乗算した結果の極性が正であるときは、コンデンサ電荷が放電され、コンデンサ電圧が低下する。出力電圧と出力電流を乗算した結果の極性が負であるときは、コンデンサ電荷が充電され、コンデンサ電圧が上昇する。
本実施形態における半導体電力変換装置は無効電力補償を行う(負荷の力率を常に0に制御する)ので、電流位相が系統電圧位相に対して90°遅れている場合を例とする。このとき、半導体電力変換装置INVU1〜3の出力電圧位相は電流位相に対して90°進んでいるので、コンデンサCU1〜3の充放電電荷は出力電圧周波数1周期あたりゼロとなる。つまり、コンデンサCU1〜3の電圧バランスは原則的に保たれる。
これに対し、コンデンサCU0の電圧をバランスさせる方法について以下説明する。
図6は本実施形態に係る半導体電力変換装置の出力電圧V、出力電流I、INVU0の出力電圧VU0、コンデンサCU0の充放電電荷量QU0の波形である。波形QU0において、ゼロより大きい正の領域が放電電荷量であり、ゼロより小さい負の領域が充電電荷量である。電圧をバランスさせるためには、充電電荷量と放電電荷量を一致させる必要がある。
充放電電荷量は出力電圧VU0と出力電流Iの積で決まる。出力電圧VU0は出力電圧指令VU0*に従う値であり、出力電圧指令VU0*は出力電圧指令V*と半導体電力変換装置INVU1〜3の電圧合計値VU1+VU2+VU3との差で決定される。ここで、電圧合計値VU1+VU2+VU3は直流電圧VDCに依存する。従って、直流電圧VDCをダイナミックに変化させることによって、コンデンサCU0の充放電電荷量QU0を調整することができる。
つまり、直流電圧VDCU0を検出し、これを一定の目標値に保つように直流電圧VDCを操作するフィードバック制御を行い、直流電圧VDCU0を一定に保つ。直流電圧VDCを操作するにはINVU1〜INVU3への有効電力の入出力を操作すればよいので、1パルス電圧の位相を変化させる。
以上、U相の半導体電力変換装置INVを例として動作方法を述べたが、V相、W相の半導体電力変換装置INV、INVもそれぞれの電圧指令値V*、V*に従ってU相インバータと同様に電圧を出力する。
このように、半導体電力変換装置INVの各半導体電力変換装置INVU0〜3の動作により、出力電圧が歪みの少ない正弦波となり、高調波を低減することができる。
さらに、電圧の高い半導体電力変換装置INVU1〜INVU3は出力電圧が1周期のうちに1パルスの電圧を出力するため、スイッチング回数が最小限で済み、スイッチングに伴う損失を抑制できる。このため、高耐圧素子を使用することができる。
直流電圧がVDCに対し低い半導体電力変換装置INVU0は、耐圧の低いスイッチング素子で構成できる。このため、降圧チョッパを構成するスイッチング素子SC1、SC2は高い周波数でスイッチングすることができ、歪みの少ない連続した電圧VU0ABSを生成することができる。
さらに、スイッチング素子SC1、SC2にSiCやGaNなどのワイドギャップ半導体を適用すれば、高周波スイッチングしても電力損失を小さくすることができる。Hブリッジ回路を構成するSH1〜4のスイッチング回数は1周期あたり3回に限られるので、シリコンを用いても電力損失は小さい。
つまり、本実施形態においては1相あたり2個のワイドギャップ半導体を用いれば、損失、高調波が小さい半導体電力変換装置が得られる。非特許文献2の構成においては、ワイドギャップ半導体の個数が1相あたり12個あり、本実施形態と比較してコストが高くなる。
また、非特許文献2の構成において全素子をSiで構成した場合、図7のようにフィルタ(C1〜3、L1〜3)を必要とするが、本実施形態においてのフィルタは図3のように降圧チョッパの出力部分(CBUCK、LBUCK)のみとなり、耐電圧が小さく、フィルタが小型化する。
低電圧インバータINVU0をPWM制御などで高周波のスイッチングを行ったとしても、半導体電力変換装置全体と比較してその損失は小さい。このように、複数の高電圧インバータVDCU1〜VDCUNと1つの低電圧インバータINVU0とを組み合わせることによって、高調波が小さくかつ損失の小さい半導体電力変換装置が得られる。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2に係る半導体電力変換装置について説明する。実施形態2は、高電圧の半導体電力変換装置INVU1〜3の直流電圧VDCU1〜3が互いに異なることを特徴とし、それ以外は実施形態1と同一である。直流電圧VDCU1〜3に自由度を持たせることにより、直流電圧VDCU0が一定に保たれる条件が緩和され、直流電圧VDCU0をより小さくすることが可能となる。
本構成により、降圧チョッパを構成するスイッチング素子SC1、SC2として、より耐圧の低いスイッチング素子を適用できる。このため、より高い周波数でスイッチングすることができ、さらに歪みの少ない連続した電圧VU0ABSを生成することができる。また、スイッチング素子SC1、SC2、SH1〜4はより耐圧の低いスイッチング素子で構成できるので、装置コストが低減する。また、降圧チョッパの出力フィルタに必要な耐電圧が小さくなり、フィルタが小型化するメリットが生ずる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
INVU,V,W、…単相の半導体電力変換装置、INVU0、INVV0、INVW0…低電圧半導体電力変換装置、NVU1〜U3、INVV1〜V3、INVW1〜W3…高電圧半導体電力変換装置(Hブリッジ回路)、S1〜4、SC1,C2、SH1〜H4…半導体スイッチン素子、D1〜4、DC1,C2、DH1〜H4…ダイオード。

Claims (9)

  1. 2つの相補的に動作する半導体スイッチング素子が直列接続され直流電圧が供給される直列回路と、前記スイッチング素子の相互接続点に接続されたリアクトル及びコンデンサの直列回路を含む双方向降圧チョッパ回路と、
    半導体スイッチング素子がそれぞれ直列接続された2つの直列回路を含み、該2つの直列回路が互いに並列に接続され、前記降圧チョッパ回路により降圧された電圧が供給される第1のHブリッジ回路と、
    前記第1のHブリッジ回路とそれぞれ同一構成を有し、それぞれ直流電圧が供給される複数のHブリッジ回路を含む第2のHブリッジ回路とを具備し、
    第1及び第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路の出力端が互いに直列に接続されていることを特徴とする半導体電力変換装置。
  2. 前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路は、前記半導体電力変換装置の出力電圧指令の1周期に正の1パルス及び負の1パルスを出力し、
    前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路の出力電圧加算値と前記出力電圧指令との差分を、前記第1のHブリッジ回路が連続したアナログ波形電圧として出力することを特徴とする請求項1記載の半導体電力変換装置。
  3. 上記降圧チョッパ回路を構成するスイッチング素子は高速スイッチング素子で構成され、前記第1及び第2のHブリッジ回路を構成するスイッチング素子は、前記降圧チョッパ回路より低速なスイッチング素子で構成されることを特徴とする請求項2記載の半導体電力変換装置。
  4. 前記降圧チョッパ回路に供給される直流電圧は、前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路に供給される直流電圧より小さいことを特徴とする請求項3記載の半導体電力変換装置。
  5. 前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路に供給される直流電圧の電圧値が互いに異なることを特徴とする請求項4記載の半導体電力変換装置。
  6. 前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路及び前記降圧チョッパ回路には、それぞれ前記直流電圧を供給するためのコンデンサがそれぞれ並列に接続され、前記半導体電力変換装置は、無効電力を補償することを特徴とする請求項5記載の半導体電力変換装置。
  7. 前記第2のHブリッジ回路の各Hブリッジ回路及び前記降圧チョッパ回路にそれぞれ並列に接続された前記コンデンサにより、前記半導体電力変換装置は、無効電力を出力することを特徴とする請求項6記載の半導体電力変換装置。
  8. 前記降圧チョッパ回路に接続された前記コンデンサの充放電電荷量は、前記第2のHブリッジ回路に接続された各コンデンサの直流電圧を操作することによりバランスされることを特徴とする請求項7記載の半導体電力変換装置。
  9. 請求項1記載の半導体電力変換装置を3回路含み、三相交流電圧を出力することを特徴とする半導体電力変換装置。
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