JPH1119145A - 圧縮空気分配弁及び分配装置 - Google Patents

圧縮空気分配弁及び分配装置

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JPH1119145A
JPH1119145A JP9188967A JP18896797A JPH1119145A JP H1119145 A JPH1119145 A JP H1119145A JP 9188967 A JP9188967 A JP 9188967A JP 18896797 A JP18896797 A JP 18896797A JP H1119145 A JPH1119145 A JP H1119145A
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JP
Japan
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compressed air
port
distribution
supply
valve
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JP9188967A
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Haruki Nakao
春樹 中尾
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Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H9/00Pneumatic or hydraulic massage
    • A61H9/005Pneumatic massage
    • A61H9/0078Pneumatic massage with intermittent or alternately inflated bladders or cuffs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H2201/00Characteristics of apparatus not provided for in the preceding codes
    • A61H2201/50Control means thereof
    • A61H2201/5007Control means thereof computer controlled
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H2205/00Devices for specific parts of the body
    • A61H2205/10Leg

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな容量の圧縮空気を供給・排気すること
ができる耐久性に優れた安価な圧縮空気分配弁、およ
び、圧縮空気を供給・排気する気密室を選択的に切り換
えたり、複数の気密室に同時に圧縮空気の供給・排気を
行なうことができ、しかも、効率よく圧縮空気を供給・
排気することができる安価な圧縮空気分配装置を提供す
る。 【解決手段】 圧縮空気を分配する分配弁2の内部に、
球形の弁体22を設け、この分配弁22に、圧縮空気供
給源6の供給路に連通した供給口21aと、分配口21
bと、排気口23bの三方口を設けると共に、ソレノイ
ド部3に揺動自在に設けた作動軸31を排気口23bよ
り突出させて作動軸31の先端を弁体22に取り付け、
作動軸31の移動で、弁体22により供給口21aを開
に、排気口23bを閉にして、圧縮空気を供給口21a
から分配口21bに供給し、かつ、供給口21aを閉
に、排気口23bを開にして、圧縮空気を分配口21a
から排気口23bに排気させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空圧式マッサージ
器のマッサージ体に設けた複数個の気密室を選択的に膨
張・収縮させるために、圧縮空気を各気密室に選択的に
分配させる圧縮空気分配弁及び分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、健康の回復、維持、増進
などを目的として、腕又は脚に装着するマッサージ体に
設けた複数の気密室それぞれに、圧縮空気を順次供給・
排気して連続的にマッサージを行う空圧式マッサージ器
が存在している。
【0003】通常、これらのマッサージ器には、圧縮空
気供給源からの圧縮空気を各気密室に分配供給したり、
気密室内の圧縮空気を排気するための圧縮空気分配装置
が備えられている。一般的な圧縮空気分配装置として
は、圧縮空気供給源からの圧縮空気を取り入れる一系統
の供給路および複数の気密室とそれぞれ連通する複数の
分配路が設けられている固定弁体と、供給路と各分配路
とを連通させる連通溝および各分配路を排気可能状態に
する排気孔が設けられているロータリー弁とで構成さ
れ、固定弁体とロータリー弁とをスプリングで押圧して
互いに面接触させて、固定弁体の供給路と連通溝の一端
とを常に連通させ、電動モータでロータリー弁を回転さ
せることによって、連通溝の他端を各分配路に連通させ
て気密室に圧縮空気を供給して膨張させ、更に回転させ
ることによって、ロータリー弁の接触面で分配路を塞い
で気密室の膨張を維持し、また更に回転させることによ
って前記分配路と排気孔とを連通させて気密室の圧縮空
気を排気させて収縮させるものがある。そして、このロ
ータリー弁を同一方向に回転させ続けることによって、
気密室を繰り返し膨張・収縮させたり、また、ロータリ
ー弁を一定の回動角の範囲内において正逆回転させるこ
とによって、所定の気密室だけを膨張・収縮させること
ができる。また、市販の電磁弁を用いて機密室を繰り返
し膨張・収縮させることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の圧縮空気分配装
置は、ロータリー弁の回転を制御して、圧縮空気を供給
・排気する気密室を換えているが、分配弁に設けた分配
路とロータリー弁に設けた連通溝との連通順序によって
決まるため、分配路の配置により、供給・排気する気密
室の順序が自ずと決められてしまう問題があった。ま
た、複数個の気密室に順次、又は、一の気密室に対して
集中的に圧縮空気を供給・排気することはできるが、全
ての気密室に対して、圧縮空気の供給・排気を一気に行
なうことができない。さらに、固定弁体とロータリー弁
との接触面が摺動し摩耗するので、長期使用によりガタ
が生じて、圧縮空気の漏れが生じるおそれもあった。
【0005】また、ロータリー弁に設けた連通溝を介し
て圧縮空気を供給するので、供給流量を多くすることが
できず、気密室の容積にも所定の制限があった。
【0006】さらに、前記市販の電磁弁は、気密室を膨
張・収縮させることは可能であるが、流路が小さいため
に気密室への圧縮空気の供給・排気効率が悪く、大流量
に対応できない。しかも、コスト高である。
【0007】本発明は、上記従来の圧縮空気分配装置ま
たは市販品の電磁弁が有する問題点を解決すべく、鋭意
研究の結果成されたものであり、大きな容量の圧縮空気
を供給・排気することができる耐久性に優れた安価な圧
縮空気分配弁、および、圧縮空気を供給・排気する気密
室を選択的に切り換えたり、複数の気密室に同時に圧縮
空気の供給・排気を行なうことができ、しかも、効率よ
く圧縮空気を供給・排気することができる安価な圧縮空
気分配装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、圧縮空気を分配する分配弁の内部に、球
形の弁体を設け、この分配弁に、圧縮空気供給源の供給
路に連通した供給口と、分配口と、排気口の三方口を設
けると共に、ソレノイド部に揺動自在に設けた作動軸を
前記排気口より突出させて作動軸の先端を前記弁体に取
り付け、作動軸の移動で、前記弁体により供給口を開
に、排気口を閉にして、圧縮空気を供給口から分配口に
供給し、かつ、供給口を閉に、排気口を開にして、圧縮
空気を分配口から排気口に排気させるようにした。
【0009】上記のように構成した圧縮空気分配弁は、
ソレノイド部への通電切り換えによって、作動軸を往復
運動させて、弁体で供給口又は排気口を閉塞することに
より、分配口と排気口とを連通させて排気状態にした
り、供給口と分配口とを連通させて、圧縮空気供給源か
ら送り出された圧縮空気を分配口に供給したりする。
【0010】さらに、前記ソレノイド部にスプリングを
設け、電磁力又はスプリングの弾発力により弁体を移動
し、排気口又は供給口を閉塞するようにしたので、非通
電状態では、スプリングの弾発力によって、作動軸を一
方に移動させて分配弁の供給口又は排気口を閉塞させ、
供給口又は排気口を開くときにソレノイド部に通電し
て、スプリングの弾発力に抗して作動軸を他方に移動さ
せる。
【0011】また、圧縮空気を分配する複数個の分配弁
の内部に、球形の弁体をそれぞれ設け、それぞれの分配
弁に、圧縮空気供給源の供給路に連通した供給口と、分
配口と、排気口の三方口を設けると共に、ソレノイド部
に揺動自在に設けた作動軸を前記排気口より突出させて
作動軸の先端を前記弁体に取り付け、作動軸の移動で、
前記弁体により供給口を開に、排気口を閉にして、圧縮
空気を供給口から分配口に供給し、かつ、供給口を閉
に、排気口を開にして、圧縮空気を分配口から排気口に
排気させるようにした。
【0012】上記のように構成した圧縮空気分配装置
は、それぞれの分配弁に設けたソレノイド部への通電切
り換えによって、各ソレノイド部に設けた作動軸を往復
運動させ、各弁体で供給口又は排気口を閉塞することに
より、各分配弁の分配口と排気口とを連通させて各分配
弁を排気状態にしたり、供給口と分配口とを連通させ
て、圧縮空気供給源から送り出された圧縮空気を分配口
に供給したりする。
【0013】さらに、各供給口に連通するヘッダーを圧
縮空気供給源に接続し、この圧縮空気供給源からの圧縮
空気を各分配弁に分配するようにしたので、圧縮空気供
給源と各供給口とが連通され、弁体による供給口の開閉
で圧縮空気を分配弁内に流入させ、分配口へ供給するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の好ま
しい実施の形態について説明する。本発明の圧縮空気分
配装置は、コンプレッサなどの圧縮空気供給源6に接続
される筒状ヘッダー1と、ヘッダー1に沿って並設され
る複数個の分配弁2と、それぞれの分配弁2内に設けた
弁体22を作動させるソレノイド部3とで構成されてい
る。なお、分配弁2の数は、圧縮空気の供給流路数に応
じて決定され、図に示す圧縮空気分配装置の場合は、四
個の分配弁2が設けられている。
【0015】各分配弁2は、樹脂製のヘッダー1と一体
に形成される樹脂製の弁箱21と、弾性材(例えば、シ
リコンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴ
ム等)で球形に形成された弁体22と、各弁箱21の開
口端部に設けられる樹脂製の板状蓋部材23とで構成さ
れ、弁箱21は、ヘッダー1側端部に、ヘッダー1の流
路と連通する供給口21aを形成し、上部に、マッサー
ジ体10に設けた気密室11と適宜連通される分配口2
1bを形成し、さらに、供給口21aの縁部に、弁体2
2を当接する円錐面状若しくは球面状の弁座面21cを
形成している。また、供給口21aと対面する開口部に
取り付ける蓋部材23には、並列した弁箱21の開口部
と同間隔ごとに弁箱21と同数の弁座部23aを突設
し、各弁座部23aには排気口23bを形成すると共
に、排気口23bの縁部に弁体22を当接する円錐面状
若しくは球面状の弁座面23cを形成している。さら
に、弁体22には、予めソレノイド部3の作動軸31の
一端を取り付けている。そして、弁箱21内に弁体22
を配置し、弁箱21の開口部に蓋部材23を取り付ける
と共に、作動軸31の他端を蓋部材23に形成した排気
口23bより突出させてソレノイド部3に連結してい
る。なお、弁体22の周面のみを弾性材で形成してもよ
い。
【0016】ソレノイド部3は、弁体22に取り付けた
作動軸31と、各分配弁2の排気口23bから突出して
いる作動軸31の端部を連結する可動部32と、この可
動部32とコイルとを内蔵した電磁石ケース33と、可
動部32の先端部に取り付けられるフランジ部34と、
可動部32の先端部に作動軸31とフランジ部34の両
方を軸止する固定ピン35と、フランジ部34と電磁石
ケース33との間に介在されたスプリング36とで構成
され、一般に、ソレノイド部3のコイルは非通電状態
で、図に示すように、スプリング36の弾発力により、
可動部32が分配弁2側に移動させられ、この可動部3
2に連結した作動軸31の先端に取り付けた弁体22が
供給口21aの弁座面21cに当接して供給口21aを
閉塞すると共に、分配口21bと排気口23bとを連通
させている。一方、ソレノイド部3のコイルに通電した
場合、電磁力が発生し、スプリング36の弾発力に抗し
て、可動部32が電磁石ケース33内に引き込まれ、こ
の可動部32に連結した作動軸31先端に取り付けた弁
体22が、供給口21aの弁座面21cから離間して、
排気口23bの弁座面23cに当接して排気口23bを
閉塞すると共に、供給口21aと分配口21bとを連通
させる。
【0017】そして、上記圧縮空気分配装置は、図3に
示すように、コンプレッサなどの圧縮空気供給源6、圧
力調整機構7、本装置や圧縮空気供給源6などを制御す
る制御部8などと共にマッサージ器本体5内に内蔵さ
れ、圧縮空気供給源6とヘッダー1とを接続する供給管
に圧力調整機構7を接続し、各分配弁2の分配口21b
と、マッサージ器本体5の圧縮空気出入口とを接続し、
各分配弁2の排気口23bとマッサージ器本体5の外に
連通する排気管とを接続し、さらに、制御部8に、圧縮
空気供給源6とソレノイド部3を電気的に接続してい
る。
【0018】以下、本発明の圧縮空気分配弁及び分配装
置の作用を、図4に示す空圧式マッサージ器の一実施例
に基づいて説明する。この空圧式マッサージ器は、上記
したマッサージ器本体5に、各分配弁2の分配口21b
と、マッサージ体10,10の所定の気密室11,11
とを連通するためのアダプタ13を介して、エアホース
12,12の集束側端部を接続し、かつ、エアホース1
2,12の分割側端部を、各マッサージ体10の所定の
気密室11にそれぞれ接続している。なお、片脚のみマ
ッサージする場合は、エアホースの集束側端部を、直接
マッサージ器本体5に接続すれば良い。
【0019】そして、マッサージ体10,10を両脚に
それぞれ装着し、マッサージ器本体5の電源を投入した
後、マッサージ器本体5に設けたスイッチ機構をONに
してマッサージを開始する。
【0020】マッサージを開始すると、圧縮空気供給源
6が作動して、圧縮空気が送り出されると共に、制御部
8がソレノイド部3のON・OFFを開始する。制御部
8は、予め記憶しておいたパターンに従って各ソレノイ
ド部3のON・OFFを行う。以下に、ソレノイド部3
のON・OFFパターンを三例列挙するが、これに限定
されるものではなく、使用者の好みに対応すべく、様々
なパターンを記憶させておくと良い。
【0021】一は、最初に、全てのソレノイド部3をO
Nし、所定時間経過後に、全てのソレノイド部3をOF
Fする(全気密室11内を所定の圧力にするため)。次
に、脚先の気密室11に連通する分配弁2の弁体22を
作動させるソレノイド部3から順にONし、ONしてか
ら所定時間経過したソレノイド部3ごとにOFFする。
そして、設定した時間が経過するまで、前述した順序で
全てのソレノイド部3のON・OFFを繰り返し行うパ
ターンで、これは、各脚の先から大腿部まで部分的に加
圧するマッサージを繰り返し行うパターンである。
【0022】一は、上記同様、全てのソレノイド部3を
ONして、所定時間経過後、全てのソレノイド部3をO
FFする(全気密室11内を所定の圧力にするため)。
次に、脚先の気密室11に連通する分配弁2の弁体22
を作動させるソレノイド部3から順にONし、全てのソ
レノイド部3をONしてから所定時間経過後、全てのソ
レノイド部3を同時にOFFする。そして、設定した時
間が経過するまで、前述した順序で全てのソレノイド部
3のON・OFFを繰り返し行うパターンで、これは、
各脚の先から大腿部まで順番に加圧した後同時に除圧す
るマッサージを繰り返し行うパターンである。
【0023】一は、設定時間が経過するまで、全てのソ
レノイド部3を同時にON・OFFさせ、所定間隔毎繰
り返し行うパターンで、全体を加・除圧するマッサージ
を繰り返し行うパターンである。
【0024】ここで、制御部8がソレノイド部3をON
すると、電磁石ケース33内のコイルが通電されて電磁
力が発生し、スプリング36の弾発力に抗して、可動部
32が電磁石ケース33内に引き込まれ、この可動部3
2に連結した作動軸31先端に取り付けた弁体22が、
供給口21aの弁座面21cから離間して、排気口23
bの弁座面23cに当接し、排気口23bが閉塞される
と共に、供給口21aと分配口21bとが連通され、圧
縮空気供給源6から送り出された圧縮空気が、ヘッダー
1に連通した供給口21aから、供給口21aに連通す
る分配口21bに流入され、更に分配口21bから、エ
アホース12,12及びアダプタ13を介して、マッサ
ージ体10,10の所定の気密室11,11に供給され
て、当該気密室11,11が膨張する。このとき、圧縮
空気供給源6に接続した圧力調整機構7が、気密室1
1,11,・・内の過度の圧力上昇を防止すべく、圧縮空
気の一部を外部に放出する。
【0025】また、制御部8がソレノイド部3をOFF
すると、コイルへの通電が停止され、スプリング36の
弾発力により、可動部32が分配弁2側に移動させら
れ、この可動部32に連結した作動軸31の先端に取り
付けた弁体22が供給口21aの弁座面21cに当接
し、供給口21aが閉塞され、供給口21aから分配弁
2内への圧縮空気の流入が阻止され、かつ、分配口21
bと排気口23bとが連通されて、エアホース12,1
2やアダプタ13を介して分配口21bに連通された所
定の気密室11,11内の圧縮空気が排気口23bから
排気され、当該気密室11,11が収縮する。
【0026】上述したように、設定時間、ソレノイド部
3をON・OFFして気密室11の膨張・収縮を繰り返
した後、圧縮空気供給源6が停止すると共に、全てのソ
レノイド部3がOFFされて、全ての気密室11が収縮
し、マッサージが終了する。
【0027】なお、可動部32の先端部に軸支した作動
軸31は、固定ピン35を軸に揺動可能であると共に、
若干上下に移動することができるため、弁体22中心の
移動軌跡と、供給口21aと排気口23bの弁座面21
c,23c中心とが一致しなくても、弁体22の中心と
弁座面21c,23cの中心が自動的に調心されて確実
にシールされる。更に、弁体22を弾性材で形成したの
で、弁座面21c,23cに当接した際のシール性が良
く、圧縮空気の漏れを防止する。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明した本発明は、流路径
を大きく形成することができるので、圧縮空気の供給・
排気効率を高めることができ、かつ、ソレノイド部に揺
動自在に作動軸を設けているので、弁体と、供給口又は
排気口とがずれていても自動的に調心されて、弁体が供
給口又は排気口を確実に閉にすることができる。また、
複数の圧縮空気分配弁を個別に制御して、圧縮空気の供
給・排気を行うので、圧縮空気の供給・排気先を任意に
選択することができるうえに、複数の気密室に同時に圧
縮空気の供給・排気を行なうこともできる。さらに、安
価な圧縮空気分配弁及び分配装置の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮空気分配装置を示す平面図であ
る。
【図2】上記圧縮空気分配装置の断面図である。
【図3】上記圧縮空気分配装置を用いたマッサージ器本
体内の空気回路及び電気回路を示す概略回路図である。
【図4】上記圧縮空気分配装置を用いたマッサージ器を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッダー 2 分配弁 3 ソレノイド部 6 圧縮空気供給源 21a 供給口 21b 分配口 22 弁体 23b 排気口 31 作動軸 36 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を分配する分配弁の内部に、球
    形の弁体を設け、この分配弁に、圧縮空気供給源の供給
    路に連通した供給口と、分配口と、排気口の三方口を設
    けると共に、ソレノイド部に揺動自在に設けた作動軸を
    前記排気口より突出させて作動軸の先端を前記弁体に取
    り付け、作動軸の移動で、前記弁体により供給口を開
    に、排気口を閉にして、圧縮空気を供給口から分配口に
    供給し、かつ、供給口を閉に、排気口を開にして、圧縮
    空気を分配口から排気口に排気させるようにしたことを
    特徴とする圧縮空気分配弁。
  2. 【請求項2】 前記ソレノイド部にスプリングを設け、
    電磁力又はスプリングの弾発力により弁体を移動し、排
    気口又は供給口を閉塞するようにした請求項1記載の圧
    縮空気分配弁。
  3. 【請求項3】 圧縮空気を分配する複数個の分配弁の内
    部に、球形の弁体をそれぞれ設け、それぞれの分配弁
    に、圧縮空気供給源の供給路に連通した供給口と、分配
    口と、排気口の三方口を設けると共に、ソレノイド部に
    揺動自在に設けた作動軸を前記排気口より突出させて作
    動軸の先端を前記弁体に取り付け、作動軸の移動で、前
    記弁体により供給口を開に、排気口を閉にして、圧縮空
    気を供給口から分配口に供給し、かつ、供給口を閉に、
    排気口を開にして、圧縮空気を分配口から排気口に排気
    させるようにしたことを特徴とする圧縮空気分配装置。
  4. 【請求項4】 各供給口に連通するヘッダーを圧縮空気
    供給源に接続し、この圧縮空気供給源からの圧縮空気を
    各分配弁に分配するようにした請求項3記載の圧縮空気
    分配装置。
JP9188967A 1997-07-01 1997-07-01 圧縮空気分配弁及び分配装置 Pending JPH1119145A (ja)

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Cited By (7)

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