JPH09102723A - ラインフィルター - Google Patents
ラインフィルターInfo
- Publication number
- JPH09102723A JPH09102723A JP29464895A JP29464895A JPH09102723A JP H09102723 A JPH09102723 A JP H09102723A JP 29464895 A JP29464895 A JP 29464895A JP 29464895 A JP29464895 A JP 29464895A JP H09102723 A JPH09102723 A JP H09102723A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- load
- power
- waveform
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、交流電源と負荷との間に、電源電
圧と逆位相となるように直列変圧器を入れることによっ
て、比較的小容量または高性能のフィルター回路が電力
用として活用できるラインフィルターに関する。 【構成】 図１に示すように、交流電源１と負荷Ｌとの
間に、電源波形を整形する手段として直列変圧器ＴＲの
２次巻線を電源電圧との位相差が１８０゜となるように
直列に接続し、フィルター回路２の入力側を交流電源１
に接続し、フィルター回路２の出力側を直列変圧器ＴＲ
の１次巻線に接続して成る。
圧と逆位相となるように直列変圧器を入れることによっ
て、比較的小容量または高性能のフィルター回路が電力
用として活用できるラインフィルターに関する。 【構成】 図１に示すように、交流電源１と負荷Ｌとの
間に、電源波形を整形する手段として直列変圧器ＴＲの
２次巻線を電源電圧との位相差が１８０゜となるように
直列に接続し、フィルター回路２の入力側を交流電源１
に接続し、フィルター回路２の出力側を直列変圧器ＴＲ
の１次巻線に接続して成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル機器の増大
により昨今問題となっている電源高調波及び電源ライン
や信号ラインなどから侵入する電磁ノイズを除去するた
めのラインフィルターまたはインバータ出力などの波形
整形用のラインフィルターに関する。
により昨今問題となっている電源高調波及び電源ライン
や信号ラインなどから侵入する電磁ノイズを除去するた
めのラインフィルターまたはインバータ出力などの波形
整形用のラインフィルターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のラインフィルターは主にリアクト
ル、コンデンサ、抵抗を組み合わせたものがほとんどで
ある。
ル、コンデンサ、抵抗を組み合わせたものがほとんどで
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラインフィルターにおいては大電力になるほど電源高調
波や電磁ノイズの除去及びインバータ出力などの波形整
形が非常に困難になっている。そこで本発明の目的は以
上のような問題を解消して、電源高調波及び電源ライン
や信号ラインなどから侵入する電磁ノイズの除去及びイ
ンバータ出力などの波形整形を比較的簡単な方式で行う
とともに、従来のラインフィルターの寸法、重量、変換
効率、信頼性、製造コスト等を改良し、より多方面に経
済的効果をもたらすことを目的とする。
ラインフィルターにおいては大電力になるほど電源高調
波や電磁ノイズの除去及びインバータ出力などの波形整
形が非常に困難になっている。そこで本発明の目的は以
上のような問題を解消して、電源高調波及び電源ライン
や信号ラインなどから侵入する電磁ノイズの除去及びイ
ンバータ出力などの波形整形を比較的簡単な方式で行う
とともに、従来のラインフィルターの寸法、重量、変換
効率、信頼性、製造コスト等を改良し、より多方面に経
済的効果をもたらすことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のラインフィルタ
ーは、交流電源と負荷との間に、電源波形を整形する手
段として直列変圧器の２次巻線を電源と逆極性に直列に
接続し、フィルター回路の入力側を前記交流電源に接続
し、前記フィルター回路の出力側を前記直列変圧器の１
次巻線に接続して成るものである。
ーは、交流電源と負荷との間に、電源波形を整形する手
段として直列変圧器の２次巻線を電源と逆極性に直列に
接続し、フィルター回路の入力側を前記交流電源に接続
し、前記フィルター回路の出力側を前記直列変圧器の１
次巻線に接続して成るものである。
【０００５】
【作用】上記構成より成る本発明のラインフィルター
は、交流電源と負荷との間に、電源電圧と逆位相となる
ように直列変圧器を入れることによつて、電源電圧のフ
ィルター回路を通り抜けた電源高調波や電磁ノイズ成分
が直列変圧器を通して電源から差し引かれるので負荷に
はクリーンな正弦波電圧のみが印加される。
は、交流電源と負荷との間に、電源電圧と逆位相となる
ように直列変圧器を入れることによつて、電源電圧のフ
ィルター回路を通り抜けた電源高調波や電磁ノイズ成分
が直列変圧器を通して電源から差し引かれるので負荷に
はクリーンな正弦波電圧のみが印加される。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００７】（実施例）実施例のラインフィルターは、
図１に示すように、交流電源１と負荷Ｌとの間に、電源
波形を整形する手段として直列変圧器ＴＲの２次巻線を
電源電圧との位相差が１８０゜となるように直列に接続
し、フィルター回路２の入力側を交流電源１に接続し、
フィルター回路２の出力側を直列変圧器ＴＲの１次巻線
に接続して成るものである。
図１に示すように、交流電源１と負荷Ｌとの間に、電源
波形を整形する手段として直列変圧器ＴＲの２次巻線を
電源電圧との位相差が１８０゜となるように直列に接続
し、フィルター回路２の入力側を交流電源１に接続し、
フィルター回路２の出力側を直列変圧器ＴＲの１次巻線
に接続して成るものである。
【０００８】図２−（ａ）を電源電圧Ｅ１の波形、図２
−（ｂ）をフィルター回路２の出力電圧Ｅ３の波形とす
ると負荷電圧Ｅ４は次式で与えられる。 Ｅ４＝Ｅ１−Ｅ２ この式からわかるように電源電圧Ｅ１からノイズ成分Ｅ
２のみを除去した電圧が負荷電圧となっている。フィル
ター回路２は単なるリアクトル、コンデンサ、抵抗を組
み合わせた回路または演算増幅器を使ったアクティブフ
ィルター回路などである。交流電源としては、正弦波で
なくインバータ出力の方形波や三角波、その他の歪んだ
波形であってもノイズ除去された正弦波にすることがで
きる。以上の実施例は単相三線式電源、三相電源、三相
四線式電源に当てはめても同様の効果が得られる。また
信号ラインでも同様のノイズ除去効果が得られる。
−（ｂ）をフィルター回路２の出力電圧Ｅ３の波形とす
ると負荷電圧Ｅ４は次式で与えられる。 Ｅ４＝Ｅ１−Ｅ２ この式からわかるように電源電圧Ｅ１からノイズ成分Ｅ
２のみを除去した電圧が負荷電圧となっている。フィル
ター回路２は単なるリアクトル、コンデンサ、抵抗を組
み合わせた回路または演算増幅器を使ったアクティブフ
ィルター回路などである。交流電源としては、正弦波で
なくインバータ出力の方形波や三角波、その他の歪んだ
波形であってもノイズ除去された正弦波にすることがで
きる。以上の実施例は単相三線式電源、三相電源、三相
四線式電源に当てはめても同様の効果が得られる。また
信号ラインでも同様のノイズ除去効果が得られる。
【０００９】
【発明の効果】上記作用を奏する本発明は交流電源と負
荷との間に、電源電圧と逆位相となるように直列変圧器
を入れることによって、フィルター回路の容量は小さく
なる。また電子回路などで使用される高性能なアクティ
ブフィルターを電力用としても活用することができるの
で今後、ラインフィルターの高性能・小型軽量・高効率
・低コスト化を大幅に行うことができる。
荷との間に、電源電圧と逆位相となるように直列変圧器
を入れることによって、フィルター回路の容量は小さく
なる。また電子回路などで使用される高性能なアクティ
ブフィルターを電力用としても活用することができるの
で今後、ラインフィルターの高性能・小型軽量・高効率
・低コスト化を大幅に行うことができる。
【図１】本発明の実施例の全体を示す電気回路ブロック
図である。
図である。
【図２】本発明の実施例の電圧波形を表す図である。
１は交流電源 ２はフィルター回路 ＴＲは直列変圧器 Ｌは負荷
Claims (1)
- 【請求項１】 交流電源と負荷との間に、電源波形を整
形する手段として直列変圧器の２次巻線を直列に接続
し、 フィルター回路の入力側を前記交流電源に接続し、 前記フィルター回路の出力側を前記直列変圧器の１次巻
線に接続して、成ることを特徴とするラインフィルター
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29464895A JPH09102723A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | ラインフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29464895A JPH09102723A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | ラインフィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09102723A true JPH09102723A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17810492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29464895A Pending JPH09102723A (ja) | 1995-10-04 | 1995-10-04 | ラインフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09102723A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002037674A1 (fr) * | 2000-10-31 | 2002-05-10 | Tdk Corporation | Filtre antiparasite pour ligne a haute tension |
| WO2004017515A1 (ja) * | 2002-08-19 | 2004-02-26 | Tdk Corporation | コモンモード信号抑制回路およびノーマルモード信号抑制回路 |
| WO2004079902A1 (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Tdk Corporation | ノイズ抑制回路 |
| US7459995B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-12-02 | Tdk Corporation | Noise suppression circuit |
-
1995
- 1995-10-04 JP JP29464895A patent/JPH09102723A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002037674A1 (fr) * | 2000-10-31 | 2002-05-10 | Tdk Corporation | Filtre antiparasite pour ligne a haute tension |
| US6667685B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-12-23 | Tdk Corporation | Power line noise filter |
| WO2004017515A1 (ja) * | 2002-08-19 | 2004-02-26 | Tdk Corporation | コモンモード信号抑制回路およびノーマルモード信号抑制回路 |
| US7256662B2 (en) | 2002-08-19 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Common mode signal suppressing circuit and normal mode signal suppressing circuit |
| WO2004079902A1 (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Tdk Corporation | ノイズ抑制回路 |
| US7423520B2 (en) | 2003-03-05 | 2008-09-09 | Tdk Corporation | Noise suppressing circuit |
| US7459995B2 (en) | 2004-03-31 | 2008-12-02 | Tdk Corporation | Noise suppression circuit |
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