JP6426798B1 - 端子台を備えたリアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】最小限のスペースでサージ保護機能を提供する。【解決手段】リアクトルは、コア本体の一方の端部に締結されていて複数の端子71a〜73aを備えた端子台を含む。端子台の内側においては、複数のサージ保護素子81a〜83a、85a〜87aが複数の端子71a〜73aに接続されている。コイルから延びる入力側延長部分51a〜53aおよび出力側延長部分は端子台の複数の端子71a〜73aのそれぞれに接続されており、複数のサージ保護素子81a〜83a、85a〜87aのそれぞれは入力側延長部分および出力側延長部分に接続されている。【選択図】図3C

Description

本発明は、端子台を備えたリアクトルに関する。
リアクトルは複数の鉄心コイルを含んでおり、各鉄心コイルは鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとを含んでいる。そして、複数の鉄心の間には所定のギャップが形成されている。例えば特許文献1および特許文献2を参照されたい。また、環状の外周部鉄心の内側に複数の鉄心コイルが配置されているリアクトルも存在している。
特開2000−77242号公報 特開2008−210998号公報
そのようなリアクトルはモータ駆動装置に接続される。そして、誘導雷などのサージからモータ駆動装置を保護するために、サージ保護機器がリアクトルと電源との間に配置される場合がある。しかしながら、サージ保護機器を設置するためのスペースが必要とされることに加え、その取付作業も煩雑であるという問題があった。
それゆえ、最小限のスペースでサージ保護機能を有する、端子台を備えたリアクトルが望まれている。
本開示の1番目の態様によれば、コア本体を具備し、該コア本体は、外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも3つの鉄心と、該鉄心に巻回されたコイルとを含んでおり、前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されており、さらに、前記コア本体の一方の端部に締結されていて複数の端子を備えた端子台と、該端子台の内側において前記複数の端子に接続された複数のサージ保護素子と、を具備し、前記コイルから延びる入力側延長部分および出力側延長部分は前記端子台の前記複数の端子のそれぞれに接続されており、前記複数のサージ保護素子のそれぞれは前記入力側延長部分および出力側延長部分に接続されている、リアクトルが提供される。
1番目の態様においては、端子台の内側において複数のサージ保護素子が配置されているので、リアクトルは最小限のスペースでサージ保護機能を有することができる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
第一の実施形態に基づくリアクトルの部分分解斜視図である。 図1Aに示されるリアクトルの斜視図である。 図1に示されるリアクトルの断面図である。 端子台の一方の半型部分の第一の斜視図である。 端子台の一方の半型部分の第二の斜視図である。 端子台の一方の半型部分の第三の斜視図である。 半型部分の頂部の壁部の一部を示す拡大斜視図である。 従来技術におけるリアクトルを含む回路図である。 第一の実施形態に基づくリアクトルを含む回路図である。 第二の実施形態におけるリアクトルの断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
以下の記載では、三相リアクトルを例として説明するが、本開示の適用は、三相リアクトルに限定されず、各相で一定のインダクタンスが求められる多相リアクトルに対して幅広く適用可能である。また、本開示に係るリアクトルは、産業用ロボットや工作機械におけるインバータの一次側および二次側に設けるものに限定されず、様々な機器に対して適用することができる。
図1Aは第一の実施形態におけるリアクトルの分解斜視図であり、図1Bは図1Aに示されるリアクトルの斜視図である。図1Aおよび図1Bに示されるように、リアクトル6は、コア本体5と、コア本体5の一端に取付けられる台座60と、コア本体5の他端に取付けられる端子台65とを主に備えている。言い換えれば、コア本体5は、軸方向両端部において台座60と端子台65とによって挟まれている。
台座60には、コア本体5の端面に対応した外形を有する環状の突出部61が設けられている。突出部61の高さは、コア本体5の端部から突出するコイル51〜53の突出高さよりもわずかながら長いものとする。
端子台65は複数、例えば六つの端子71a〜73bを含んでいる。これら複数の端子71a〜73bのそれぞれは、コイル51〜53から延びる複数の延長部分(リード)51a〜53bに接続されている。また、端子台65は半型部分65a、65bから構成されている。一方の半型部分65aの端子71a〜73aには入力側延長部分51a、52a、53aがそれぞれ接続される。同様に、他方の半型部分65bの端子71b〜73bには出力側延長部分51b、52b、53bがそれぞれ接続される。
図2は第一の実施形態におけるリアクトルのコア本体の断面図である。図2に示されるように、リアクトル6のコア本体5は、環状の外周部鉄心20と、外周部鉄心20の内側に配置された三つの鉄心コイル31〜33とを含んでいる。図1においては、略六角形の外周部鉄心20の内側に鉄心コイル31〜33が配置されている。これら鉄心コイル31〜33はコア本体5の周方向に等間隔で配置されている。
なお、外周部鉄心20が他の回転対称形状、例えば円形であってもよい。そのような場合には、外周部鉄心20は、端子台65および台座60に対応した形状であるものとする。また、鉄心コイルの数は3の倍数であればよく、その場合には、リアクトル6を三相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、それぞれの鉄心コイル31〜33は、外周部鉄心20の半径方向に延びる鉄心41〜43と、該鉄心に巻回されたコイル51〜53とを含んでいる。
外周部鉄心20は周方向に分割された複数、例えば三つの外周部鉄心部分24〜26より構成されている。外周部鉄心部分24〜26は、それぞれ鉄心41〜43に一体的に構成されている。外周部鉄心部分24〜26および鉄心41〜43は、複数の鉄板、炭素鋼板、電磁鋼板を積層するか、または圧粉鉄心から形成される。このように外周部鉄心20が複数の外周部鉄心部分24〜26から構成される場合には、外周部鉄心20が大型である場合であっても、そのような外周部鉄心20を容易に製造できる。なお、鉄心41〜43の数と、外周部鉄心部分24〜26の数とが必ずしも一致していなくてもよい。また、外周部鉄心部分24〜26には、貫通孔29a〜29cが形成されており、コア本体5が台座60および端子台65に取付けられる際に使用される。
さらに、鉄心41〜43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図面においては鉄心41〜43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約120度である。そして、鉄心41〜43の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜103を介して互いに離間している。
言い換えれば、鉄心41の半径方向内側端部は、隣接する二つの鉄心42、43のそれぞれの半径方向内側端部とギャップ101、102を介して互いに離間している。他の鉄心42、43についても同様である。なお、ギャップ101〜103の寸法は互いに等しいものとする。
このように、図1に示される構成では、コア本体5の中心部に位置する中心部鉄心が不要であるので、コア本体5を軽量かつ簡易に構成することができる。さらに、三つの鉄心コイル31〜33が外周部鉄心20により取囲まれているので、コイル51〜53から発生した磁場が外周部鉄心20の外部に漏洩することもない。また、ギャップ101〜103を任意の厚さで低コストで設けることができるので、従来構造のリアクトルと比べて設計上有利である。
さらに、本開示のコア本体5においては、従来構造のリアクトルに比較して、相間の磁路長の差が少なくなる。このため、本開示においては、磁路長の差に起因するインダクタンスのアンバランスを軽減することもできる。
図3A〜図3Cは端子台の一方の半型部分の斜視図である。以下、一方の半型部分65aについて説明するが、他方の半型部分65bについても同様の構成であるので、半型部分65bの説明を省略する。
図3Aおよび図1Aに示されるように、三対の貫通孔90aが半型部分65aの頂部に形成されている。これら三対の貫通孔90aは、半型部分65aと半型部分65bとの間の境界線に沿って一列に形成されている。さらに、他の三対の貫通孔90bが端子71a〜73aと三対の貫通孔90aとの間に同様に形成されている。
図3Aには、三つの第一サージ保護素子81a〜83a、例えばバリスタが示されている。そして、三つの第一サージ保護素子81a〜83aの脚部が三対の貫通孔90aにそれぞれ挿入されて、後述するように電気的に固定、例えば半田付けされる。
ここで、図4は半型部分の頂部の壁部の一部を示す拡大斜視図である。図4に示される矩形部材Aは図3Aに示される半型部分65aの頂部の壁部の一部分Aである。矩形部材Aは半型部分65aの内面を形成する内側壁部66と、半型部分65aの外面を形成する外側壁部67とを含む。内側壁部66および外側壁部67は非磁性材料、例えば樹脂材料から形成されている。これら内側壁部66および外側壁部67には前述した一対の貫通孔90aおよび一対の貫通孔90bが形成されている。
ここで、外側壁部67は、その一面に回路Cが形成された樹脂成形回路基板67である。回路Cは導体からなる二つのショートバーC1、C2を含んでいる。これらショートバーC1、C2の一端は対応する端子73aに電気的に接続されているものとする。ショートバーC1、C2の他端は、対応する端子73aの領域において平行に延びて終端している。図4から分かるように、ショートバーC1、C2には一対の貫通孔90aおよび一対の貫通孔90bのそれぞれが位置している。なお、内側壁部66の一面にも、対応した形状のショートバーC1、C2が形成されていてもよく、そのようなショートバーC1、C2が形成されていなくてもよい。
図4に示されるように、第一サージ保護素子83aの二つの脚部は内側壁部66および外側壁部67の一対の貫通孔90aに挿入され、外側壁部67の外面で電気的に固定、例えば半田付けされる。これにより、第一サージ保護素子83aが二つのショートバーC1、C2に跨がるようにしてショートバーC1、C2に電気的に接続される。他の第一サージ保護素子81a、82aも同様にして、対応する端子71a、72aの領域に在る他のショートバーC1、C2に電気的に接続される。
次いで、図3Bには、三つの第二サージ保護素子85a〜87a、例えばキャパシターやサージアブソーバが示されている。図3Bに示されるように、第二サージ保護素子85a〜87aの脚部を三対の貫通孔90bのそれぞれに挿入し、図4を参照して説明したのと同様に、第二サージ保護素子85a〜87aはショートバーC1、C2に電気的に接続される。
なお、異なる種類の第一サージ保護素子81a〜83aおよび第二サージ保護素子85a〜87aを使用する理由は、多様な環境下において静電気放電抑制効果を高めるためである。しかしながら、いずれか一方のサージ保護素子のみを使用するようにしてもよい。次いで、半型部分65aを図3Cには示さないコア本体5に接近させて組付け、それにより、コイル51〜53の入力側延長部分51a〜53aを半型部分65aの端子71a〜73aに接続する。
図3A〜図3Cより分かるように、第一サージ保護素子81a〜83aおよび第二サージ保護素子85a〜87aは半型部分65aの内壁に配置されることになる。図1Aに示されるように、半型部分65aは水平部分と鉛直部分とを含んでおり、半型部分65aの鉛直方向断面は略L字形状である。第一サージ保護素子81a〜83aおよび第二サージ保護素子85a〜87aは水平部分と鉛直部分との間の領域近傍に配置されており、この領域は半型部分65aの内側に相当する。さらに、半型部分65aの外側壁部67はショートバーC1、C2を備えた樹脂成形回路基板である。
ここで、図5は従来技術におけるリアクトルを含む回路図である。図5に示されるように従来技術においては、サージ保護機器はリアクトル6および端子台65の外部に配置されている。言い換えれば、従来技術においては、サージ保護機器のための追加のスペースが必要であった。
これに対し、図6は第一の実施形態に基づくリアクトルを含む回路図である。前述したような構成であるので、第一サージ保護素子81a〜83aおよび第二サージ保護素子85a〜87aはリアクトル6の端子台65内に配置されることになる。従って、第一の実施形態においては、最小限のスペースで第一サージ保護素子81a〜83aおよび第二サージ保護素子85a〜87aを端子台65に取付けることができる。
さらに、図7は第二の実施形態におけるリアクトルの断面図である。図7に示されるリアクトル6のコア本体5は、複数の外周部鉄心部分24〜27より構成される略八角形状の外周部鉄心20と、外周部鉄心20の内面に接するか、または該内面に結合された、前述したのと同様な四つの鉄心コイル31〜34とを含んでいる。これら鉄心コイル31〜34はリアクトル6の周方向におおよそ等間隔で配置されている。また、鉄心の数は4以上の偶数であるのが好ましく、それにより、リアクトル6を単相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、それぞれの鉄心コイル31〜34は、半径方向に延びる鉄心41〜44と該鉄心に巻回されたコイル51〜54とを含んでいる。鉄心41〜44のそれぞれの半径方向外側端部は、外周部鉄心20に接するか、もしくは 外周部鉄心20と一体的に形成されている。
さらに、鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図7においては鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約90度である。そして、鉄心41〜44の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜104を介して互いに離間している。
このようなリアクトル6に対しては、八つの端子71a〜74bを備えた前述したのと同様な端子台(図示しない)が準備される。そして、コイル51〜54の入力側延長部分51a〜54aおよび出力側延長部分51b〜54bが第一サージ保護素子81a〜84aおよび第二サージ保護素子85a〜88aを介して八つの端子71a〜74bに前述したのと同様に接続される。従って、前述したのと同様な効果が得られるのが分かるであろう。
本開示の態様
1番目の態様によれば、コア本体(5)を具備し、該コア本体は、外周部鉄心(20)と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも3つの鉄心(41〜44)と、該鉄心に巻回されたコイル(51〜54)とを含んでおり、前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップ(101〜104)が形成されており、さらに、前記コア本体の一方の端部に締結されていて複数の端子(71a〜74b)を備えた端子台(65)と、該端子台の内側において前記複数の端子に接続された複数のサージ保護素子(81a〜84a、85a〜88a)と、を具備し、前記コイルから延びる入力側延長部分(51a〜54a)および出力側延長部分(51b〜54b)は前記端子台の前記複数の端子のそれぞれに接続されており、前記複数のサージ保護素子のそれぞれは前記入力側延長部分および出力側延長部分に接続されている、リアクトル(6)が提供される。
2番目の態様によれば、1番目の態様において、前記複数のサージ保護素子のそれぞれは、キャパシタ、バリスタおよびサージアブソーバのうちの少なくとも一方を含む。
3番目の態様によれば、1番目または2番目の態様において、前記複数のサージ保護素子のそれぞれは、前記端子台の壁部の一部をなす樹脂成形回路基板(67)を介して前記複数の端子に接続されている。
4番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である。
5番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である。
態様の効果
1番目の態様においては、端子台の内側において複数のサージ保護素子が配置されているので、リアクトルは最小限のスペースでサージ保護機能を有することができる。
2番目の態様においては、多様な環境下において静電気放電抑制効果を高められる。
3番目の態様においては、樹脂成形回路基板を用いているので、サージ保護素子の設置に必要とされるスペースをさらに小さくできる。
4番目の態様においては、リアクトルを三相リアクトルとして使用できる。
5番目の態様においては、リアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
5 コア本体
6 リアクトル
20 外周部鉄心
24〜27 外周部鉄心部分
29a〜29c 貫通孔
31〜34 鉄心コイル
41〜44 鉄心
51〜54 コイル
51a〜54a 入力側延長部分
51b〜54b 出力側延長部分
60 台座
61 突出部
65 端子台
65a、65b 半型部分
66 内側壁部
67 外側壁部(樹脂成形回路基板)
71a〜74b 端子
81a〜84a 第一サージ保護素子
85a〜88a 第二サージ保護素子
90a 貫通孔
90b 貫通孔
101〜104 ギャップ

Claims (5)

  1. コア本体を具備し、
    該コア本体は、外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも3つの鉄心と、該鉄心に巻回されたコイルとを含んでおり、
    前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されており、
    さらに、
    前記コア本体の一方の端部に締結されていて複数の端子を備えた端子台と、
    該端子台の内側において前記複数の端子に接続された複数のサージ保護素子と、を具備し、
    前記コイルから延びる入力側延長部分および出力側延長部分は前記端子台の前記複数の端子のそれぞれに接続されており、
    前記複数のサージ保護素子のそれぞれは前記入力側延長部分および出力側延長部分に接続されている、リアクトル。
  2. 前記複数のサージ保護素子のそれぞれは、キャパシタ、バリスタおよびサージアブソーバのうちの少なくとも一方を含む請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記複数のサージ保護素子のそれぞれは、前記端子台の壁部の一部をなす樹脂成形回路基板を介して前記複数の端子に接続されている請求項1または2に記載のリアクトル。
  4. 前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である、請求項1から3のいずれか一項に記載のリアクトル。
  5. 前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である、請求項1から3のいずれか一項に記載のリアクトル。
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