JP5012102B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、缶飲料など商品を冷却または加温して販売する自動販売機の加温制御を行う自動販売機の制御装置に関するものである。
近年、自動販売機に対する消費電力量削減の要求が高まってきており、消費電力量削減手段として、冷却によって生じる廃熱や大気の熱を利用するヒートポンプシステムを用いて缶飲料などの商品を加温するものが提案されている。
また、ヒートポンプシステムは特に低外気温時の起動特性に劣ることから、低外気温時あるいは起動時に圧縮機の回転数を上げて加温能力を高めるとともに、補助ヒータを用いて加温能力を補完する自動販売機も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の自動販売機を説明する。
図12は従来の自動販売機の冷媒回路図である。
図12に示すように、従来の自動販売機は、ホット/コールド切替室1、コールド専用室2、第二コールド専用室3からなる貯蔵室を備え、ホット/コールド切替室1内に設置された室内熱交換器30、コールド専用室2内に設置された蒸発器5、第二コールド専用室2内に設置された第二蒸発器6、貯蔵室の外に設置されコールド専用室の冷却するための室外凝縮器7、コールド専用室を冷却するための圧縮機8、貯蔵室の外に設置されホット/コールド切替室を冷却/加温するための室外熱交換器31、ホット/コールド切替室1を冷却/加温するための冷却加温用圧縮機34で構成されたヒートポンプシステムを有する。ここで、冷却加温用圧縮機34は各貯蔵室の室温変化に対応して、回転数を変化させてその能力を制御するものである。
また、膨張弁10、膨張弁11はそれぞれ通過する冷媒の圧力を低下するとともに閉塞機能を有したものでありそれぞれ冷媒の流れの有無を制御し、四方切換弁32は冷媒の流れの方向を制御するものである。
また、ヒートポンプシステムの加温能力を補完するために、ヒートポンプシステムの加温能力のほぼ半分の加温能力を有する電気ヒータからなる補助ヒータ16が室内熱交換器30の風上側に設置されている。
以上のように構成された従来の自動販売機について、以下その動作を説明する。
ホット/コールド切替室1を冷却する場合、四方切換弁32を冷却側に切換、冷却加温用圧縮機34を駆動する。冷却加温用圧縮機34から吐出された冷媒は、室外熱交換器31で凝縮された後、室内熱交換器30で蒸発した冷媒が冷却加温用圧縮機34へ還流する。
このとき、ホット/コールド切替室1が所定の温度に達した場合は、冷却加温用圧縮機34の運転を停止する。
次に、ホット/コールド切替室1を加温する場合、四方切換弁32を加温側に切換、冷却加温用圧縮機34を駆動する。冷却加温用圧縮機34から吐出された冷媒は、室内熱交換器30で凝縮し、室外熱交換器31で蒸発した冷媒が冷却加温用圧縮機34へ還流する。
また、ホット/コールド切替室1が所定の温度に達した場合は、冷却加温用圧縮機34の運転を停止する。
ここで、コールド専用室2および第二コールド専用室3を冷却する際に生じる冷媒の凝縮廃熱を用いて、ホット/コールド切替室1を効率よく加温することができるので、電気ヒータなどの別の加熱手段を用いてホット/コールド切替室1を加温する場合に比べて、消費電力量を削減することができる。
特開2002−288726号公報
しかしながら、上記従来の構成では、冷却/加温設定切換において、システム内圧力のバランスが安定していない状態でヒートポンプシステムの冷温切換弁の切換動作をした場合、正常に冷温切換動作ができず、ヒートポンプシステムは設定と異なった運転をしてしまう恐れがあるという課題を有していた。
本発明は従来の課題を解決するもので、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかったことを判定するための基準温度を設けることで、冷温切換が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を行うことで、異常運転を防止することのできる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室を有する自動販売機において、圧縮機と室外熱交換器と冷温切換弁と室内熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温または冷却するヒートポンプシステムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源としてのヒータと、室内の温度を検知する室内温度センサーと、外気温度を検知する外気温度センサーとを備え、冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記ヒートポンプシステムや前記ヒータを停止し、システム内圧力がバランスするまで所定時間待った後、前記冷温切換弁の切換動作をさせる自動販売機において、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返し行うことを特徴としたものである。
これによって、冷温切換が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで冷温切換弁の切換動作を行うことで、異常運転を防止することが可能となる。
本発明の自動販売機の制御装置は、冷温切換が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで冷温切換弁の切換動作を行うことで、異常運転を防止することが可能となり、冷却設定時の場合、商品が加温されることによる加温劣化を低減でき、加温設定の場合、ヒートポンプシステムの冷却運転とヒータの加温運転による電力の消費を低減することができる。
請求項1に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室を有する自動販売機において、圧縮機と室外熱交換器と冷温切換弁と室内熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温または冷却するヒートポンプシステムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源としてのヒータと、室内の温度を検知する室内温度センサーと、外気温度を検知する外気温度センサーとを備え、冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記ヒートポンプシステムや前記ヒータを停止し、システム内圧力がバランスするまで所定時間待った後、前記冷温切換弁の切換動作をさせる自動販売機において、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返し行うことにより、冷温切換が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで冷温切換弁の切換動作を行うことで、異常運転を防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに、前記システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返す回数を予め設定するための回数設定手段を備え、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、予め設定された回数だけ、前記冷温切換弁の動作を行うことにより、システム内圧力のバランスにより冷温切換が正常に行われなかった場合の異常運転を防止することができるとともに、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に、さらに、時間を計数するタイマー手段を備え、前記冷温切換弁の動作を設定回数行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことにより、システム内圧力のバランスにより冷温切換が正常に行われなかった場合の異常運転を防止することができるとともに、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に、さらに、電源投入時であることを検知するための電源投入検知手段を備え、電源投入時点に冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記冷温切換弁の動作を1回のみ行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことにより、電源投入時のようなシステム内圧力のバランスを取る必要がない場合、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作を短時間で実行することが可能となる。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明に、さらに、前記ヒートポンプシステムの停止時間を記憶するための停止時間記憶手段を備え、電源投入時の場合には、前記停止時間記憶手段により記憶された所定停止時間が経過したかどうかを判断し、所定停止時間を経過している場合は、冷温切換弁を動作させ、所定時間を経過していない場合は、処理を終了することによって、電源投入時であっても停止直後の再投入などの場合には、停止時間記憶手段による所定停止時間により冷温切換弁の動作を判断し異常運転を防止することが可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷媒回路図である。
図2は、同実施の形態の自動販売機の機能ブロック図である。図3は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図1、図2において、ホット/コールド切換室1と、コールド専用室2と、第二コールド専用室3からなる貯蔵室と、冷却加温用圧縮機34と、ホット/コールド切換室1内に設置された室内熱交換器30と、貯蔵室の外に設置された室外熱交換器31と、冷温切換弁32からなり、ホット/コールド切換室1の加温を専用に行うヒートポンプシステムと、ヒートポンプシステムの加温能力を補完するために、室内熱交換器30の風下側に設置され、ヒートポンプシステムの最大加温能力とほぼ同等の加温能力を有する電気ヒータからなる補助ヒータ16と、室内熱交換器30および補助ヒータ16で暖められた空気を送風してホット/コールド切換室1の室内を循環する加温用ファン35と、ホット/コールド切換室1の室内温度を計測する室内温度センサー36と、冷却/加温の運転を切換えるための冷温切換手段101と、補助ヒータ16と冷温切換弁32と冷却加温用圧縮機34と加温用ファン35と室内温度センサー36と冷温切換手段101とに接続された演算制御部100aによって制御される。
以上のように構成された自動販売機について、以下その演算制御部100aの動作、作用を図3のフローチャートをもとにして説明する。
まず、冷温切換手段101により冷却/加温の設定切換が行われたかの確認を行う(STEP1)。冷却/加温の設定切換がなかった場合は、処理を終了する。冷却/加温の設定切換があった場合は、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP2)。システム内圧がバランスするために必要となる時間が経過したかの確認を行う(STEP3)。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過していない場合は、処理を終了する。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過している場合は、冷温切換弁32を動作させて冷却/加温の運転を切換えた(STEP4)後、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を動作させる(STEP5)。冷却/加温の運転により所定時間経過したかの確認を行う(STEP6)。
所定時間経過していなかった場合は、処理を終了する。所定時間経過した場合は、所定の温度に到達しているかの確認を行う(STEP7)。所定の温度に到達している場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させ(STEP8)、冷却/加温の設定切換を完了する(STEP9)。所定の温度に到達していない場合には、STEP2から再動作を行う。
以上のように、本実施の形態においては商品を収納するホット/コールド切換室を有する自動販売機において、圧縮機と室外熱交換器と冷温切換弁と室内熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温または冷却するヒートポンプシステムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源としてのヒータと、室内の温度を検知する室内温度センサーと、外気温度を検知する外気温度センサーとを備え、冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記ヒートポンプシステムや前記ヒータを停止し、システム内圧力がバランスするまで所定時間待った後、前記冷温切換弁の切換動作をさせる自動販売機において、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返し行うことにより、冷温切換が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで冷温切換弁の切換動作を行うことで、異常運転を防止することが可能となる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における自動販売機の機能ブロック図である。図5は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図4において、回数設定手段102は、演算制御部100bに接続し、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返す回数を予め設定するためのものである。
本実施の形態は、実施の形態1による自動販売機に、さらに、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返す回数を予め設定するための回数設定手段102を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その演算制御部100bの動作、作用を図5のフローチャートをもとにして説明する。
まず、冷温切換手段101により冷却/加温の設定切換が行われたかの確認を行う(STEP1)。冷却/加温の設定切換がなかった場合は、処理を終了する。冷却/加温の設定切換があった場合は、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP2)。システム内圧がバランスするために必要となる時間が経過したかの確認を行う(STEP3)。
システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過していない場合は、処理を終了する。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過している場合は、冷温切換弁32を動作させて冷却/加温の運転を切換えた(STEP4)後、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を動作させる(STEP5)。冷却/加温の運転により所定時間経過したかの確認を行う(STEP6)。所定時間経過していなかった場合は、処理を終了する。所定時間経過した場合は、所定の温度に到達しているかの確認を行う(STEP7)。
所定の温度に到達している場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させ(STEP8)、冷却/加温の設定切換を完了する(STEP9)。所定の温度に到達していない場合には、回数設定手段102により設定された所定の回数以下かの確認を行う(STEP10)。所定の回数以下の場合には、STEP2から再動作を行う。所定の回数より多い場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP11)。STEP11の完了後、冷温切換弁異常として冷却/加温の設定切換を完了する(STEP12)。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態1に記載の発明に、さらに、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返す回数を予め設定するための回数設定手段を備え、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、予め設定された回数だけ、前記冷温切換弁の動作を行うことにより、システム内圧力のバランスにより冷温切換が正常に行われなかった場合の異常運転を防止することができるとともに、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作が可能となる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における自動販売機の機能ブロック図である。図7は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図6において、タイマー手段103は、演算制御部100cに接続し、時間を計数し、演算制御部100cに出力するためのものである。
本実施の形態は、実施の形態2による自動販売機に、さらに、時間を計数し、前記演算制御部に出力するタイマー手段103を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その演算制御部100cの動作、作用を図7のフローチャートをもとにして説明する。
まず、冷温切換手段101により冷却/加温の設定切換が行われたかの確認を行う(STEP1)。冷却/加温の設定切換がなかった場合は、処理を終了する。冷却/加温の設定切換があった場合は、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP2)。システム内圧がバランスするために必要となる時間が経過したかの確認を行う(STEP3)。
システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過していない場合は、処理を終了する。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過している場合は、冷温切換弁32を動作させて冷却/加温の運転を切換えた(STEP4)後、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を動作させる(STEP5)。冷却/加温の運転により所定時間経過したかの確認を行う(STEP6)。所定時間経過していなかった場合は、処理を終了する。所定時間経過した場合は、所定の温度に到達しているかの確認を行う(STEP7)。
所定の温度に到達している場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させ(STEP8)、冷却/加温の設定切換を完了する(STEP9)。所定の温度に到達していない場合には、回数設定手段102により設定された所定の回数未満かの確認を行う(STEP13)。所定の回数未満の場合には、STEP2から再動作を行う。所定の回数以上の場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させた(STEP14)後、ヒートポンプシステムの動作を行う(STEP15)。
ヒートポンプシステムの動作後、タイマー手段103により計数された時間が所定時間を経過したかの確認を行う(STEP16)。所定時間を経過していなかった場合には、処理を終了する。所定時間を経過している場合には、予め予測される所定温度に到達したかの確認を行う(STEP17)。所定温度に到達した場合には、回数設定手段102により設定された所定回数以下かの確認を行う(STEP18)。所定回数以下の場合には、STEP2から再動作を行う。STEP17で所定温度に到達しなかった場合またはSTEP18で所定回数よりオーバーしている場合には、ヒートポンプシステムの停止や補助ヒータ16の動作を行う(STEP19)。STEP19完了後、冷温切換弁異常として冷却/加温の設定切換を完了する(STEP12)。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態2に記載の発明に、さらに、時間を計数するタイマー手段を備え、前記冷温切換弁の動作を設定回数行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことにより、システム内圧力のバランスにより冷温切換が正常に行われなかった場合の異常運転を防止することができるとともに、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作が可能となる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4における自動販売機の機能ブロック図である。図9は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図8において、電源投入検知手段104は、演算制御部100dに接続し、電源投入時であることを検知するためのものである。
本実施の形態は、実施の形態3による自動販売機に、さらに、電源投入時であることを検知するための電源投入検知手段104を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その演算制御部100dの動作、作用を図9のフローチャートをもとにして説明する。
まず、電源投入検知手段104により、電源投入時であるかの確認を行う(STEP20)。電源投入時の場合には、STEP4の動作を行う。電源投入時でない場合には、冷温切換手段101により冷却/加温の設定切換が行われたかの確認を行う(STEP1)。冷却/加温の設定切換がなかった場合は、処理を終了する。
冷却/加温の設定切換があった場合は、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP2)。システム内圧がバランスするために必要となる時間が経過したかの確認を行う(STEP3)。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過していない場合は、処理を終了する。
システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過している場合は、冷温切換弁32を動作させて冷却/加温の運転を切換えた(STEP4)後、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を動作させる(STEP5)。冷却/加温の運転により所定時間経過したかの確認を行う(STEP6)。所定時間経過していなかった場合は、処理を終了する。
所定時間経過した場合は、所定の温度に到達しているかの確認を行う(STEP7)。所定の温度に到達している場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させ(STEP8)、冷却/加温の設定切換を完了する(STEP9)。所定の温度に到達していない場合には、電源投入時であるかの確認を行う(STEP21)。電源投入時の場合には、STEP19の動作を行う。電源投入時でない場合には、回数設定手段102により設定された所定の回数未満かの確認を行う(STEP13)。
所定の回数未満の場合には、STEP2から再動作を行う。所定の回数以上の場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させた(STEP14)後、ヒートポンプシステムの動作を行う(STEP15)。ヒートポンプシステムの動作後、タイマー手段103により計数された時間が所定時間を経過したかの確認を行う(STEP16)。所定時間を経過していなかった場合には、処理を終了する。
所定時間を経過している場合には、予め予測される所定温度に到達したかの確認を行う(STEP17)。所定温度に到達した場合には、回数設定手段102により設定された所定回数以下かの確認を行う(STEP18)。所定回数以下の場合には、STEP2から再動作を行う。STEP17で所定温度に到達しなかった場合またはSTEP18で所定回数よりオーバーしている場合には、ヒートポンプシステムの停止や補助ヒータ16の動作を行う(STEP19)。STEP19完了後、冷温切換弁異常として冷却/加温の設定切換を完了する(STEP12)。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態3に記載の発明に、さらに、電源投入時であることを検知するための電源投入検知手段を備え、電源投入時点に冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記冷温切換弁の動作を1回のみ行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことにより、電源投入時のようなシステム内圧力のバランスを取る必要がない場合、冷温切換弁の異常により冷温切換が行われなかった場合の運転保護動作を短時間で実行することが可能となる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5における自動販売機の機能ブロック図である。図11は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図10において、停止時間記憶手段105は、演算制御部100eに接続し、ヒートポンプシステムの停止時間を記憶するためのものである。
本実施の形態は、実施の形態4による自動販売機に、さらに、ヒートポンプシステムの停止時間を記憶するための停止時間記憶手段105を設けたものである。
以上のように構成された自動販売機について、以下その演算制御部100eの動作、作用を図11のフローチャートをもとにして説明する。
まず、電源投入検知手段104により、電源投入時であるかの確認を行う(STEP20)。電源投入時の場合には、停止時間記憶手段105により記憶された所定停止時間を経過したか確認を行う(STEP22)。所定停止時間を経過している場合には、STEP4の動作を行う。電源投入時でない場合または所定停止時間を経過していない場合には、冷温切換手段101により冷却/加温の設定切換が行われたかの確認を行う(STEP1)。冷却/加温の設定切換がなかった場合は、処理を終了する。冷却/加温の設定切換があった場合は、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止する(STEP2)。システム内圧がバランスするために必要となる時間が経過したかの確認を行う(STEP3)。
システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過していない場合は、処理を終了する。システム内圧がバランスするために必要となる所定の時間が経過している場合は、冷温切換弁32を動作させて冷却/加温の運転を切換えた(STEP4)後、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を動作させる(STEP5)。冷却/加温の運転により所定時間経過したかの確認を行う(STEP6)。
所定時間経過していなかった場合は、処理を終了する。所定時間経過した場合は、所定の温度に到達しているかの確認を行う(STEP7)。所定の温度に到達している場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させ(STEP8)、冷却/加温の設定切換を完了する(STEP9)。所定の温度に到達していない場合には、電源投入時であるかの確認を行う(STEP21)。電源投入時の場合には、STEP19の動作を行う。
電源投入時でない場合には、回数設定手段102により設定された所定の回数未満かの確認を行う(STEP13)。所定の回数未満の場合には、STEP2から再動作を行う。所定の回数以上の場合には、ヒートポンプシステムや補助ヒータ16を停止させた(STEP14)後、ヒートポンプシステムの動作を行う(STEP15)。ヒートポンプシステムの動作後、タイマー手段103により計数された時間が所定時間を経過したかの確認を行う(STEP16)。
所定時間を経過していなかった場合には、処理を終了する。所定時間を経過している場合には、予め予測される所定温度に到達したかの確認を行う(STEP17)。所定温度に到達した場合には、回数設定手段102により設定された所定回数以下かの確認を行う(STEP18)。所定回数以下の場合には、STEP2から再動作を行う。STEP17で所定温度に到達しなかった場合またはSTEP18で所定回数よりオーバーしている場合には、ヒートポンプシステムの停止や補助ヒータ16の動作を行う(STEP19)。STEP19完了後、冷温切換弁異常として冷却/加温の設定切換を完了する(STEP12)。
以上のように、本実施の形態においては実施の形態4に記載の発明に、さらに、ヒートポンプシステムの停止時間を記憶するための停止時間記憶手段を備え、電源投入時の場合には、前記停止時間記憶手段により記憶された所定停止時間が経過したかどうかを判断し、所定停止時間を経過している場合は、冷温切換弁を動作させ、所定時間を経過していない場合は、処理を終了することより、電源投入時であっても停止直後の再投入などの場合には、停止時間記憶手段による所定停止時間により冷温切換弁の動作を判断し異常運転を防止することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機のヒートポンプシステムは、ヒートポンプシステムと同等以上の加温能力を有するヒータを備えて、安定時の負荷を大きく越えないようにヒートポンプシステムの加温能力の調整を行うことで、凝縮器温度の過昇温に伴う室温の変動を抑制することができるので、ホット飲料とコールド飲料を同時に保存するショーケースや少量の給湯を行うカップ自販機など小能力の加温エネルギーの省力化が要求される用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自働販売機の冷却回路図 同実施の形態の自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機の冷却回路図
符号の説明
1 ホット/コールド切換室
16 補助ヒータ
30 室内熱交換器
31 室外熱交換器
32 冷温切換弁
34 冷却加温用圧縮機
35 加温用ファン
36 室内温度センサー
100a,100b,100c,100d,100e 演算制御部
101 冷温切換手段
102 回数設定手段
103 タイマー手段
104 電源投入検知手段
105 停止時間記憶手段

Claims (5)

  1. 商品を収納するホット/コールド切換室を有する自動販売機において、圧縮機と室外熱交換器と冷温切換弁と室内熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温または冷却するヒートポンプシステムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源としてのヒータと、室内の温度を検知する室内温度センサーと、外気温度を検知する外気温度センサーとを備え、冷却/加温の設定切換が行われた場合、前記ヒートポンプシステムや前記ヒータを停止し、システム内圧力がバランスするまで所定時間待った後、前記冷温切換弁の切換動作をさせる自動販売機において、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返し行うことを特徴とした自動販売機の制御装置。
  2. 前記システム内圧力がバランスするまで前記冷温切換弁の切換動作を繰り返す回数を予め設定するための回数設定手段を備え、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、予め設定された回数だけ、前記冷温切換弁の動作を行うことを特徴とした請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 時間を計数するタイマー手段を備え、前記冷温切換弁の動作を設定回数行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことを特徴とした請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 電源投入時であることを検知するための電源投入検知手段を備え、電源投入時点に冷却/加温の設定切換が行われた場合、バランスするまでの所定時間を待つことなく、前記冷温切換弁の動作を1回のみ行った後、前記タイマー手段により計数された時間が所定時間を経過しても、前記冷温切換弁の動作が正常に行われなかった場合、冷却設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、加温設定の場合は、ヒートポンプシステムを停止し、ヒータのみで加温を行うことを特徴とした請求項3に記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記ヒートポンプシステムの停止時間を記憶するための停止時間記憶手段を備え、電源投入時の場合には、前記停止時間記憶手段により記憶された所定停止時間が経過したかどうかを判断し、所定停止時間を経過している場合は、冷温切換弁を動作させ、所定時間を経過していない場合は、処理を終了することを特徴とした請求項4に記載の自動販売機の制御装置。
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