JP3834090B2

JP3834090B2 - Elastic Banso

Info

Publication number: JP3834090B2
Application number: JP34564495A
Authority: JP
Inventors: 義勝水上; 勉手島; 洋子福本; 豊田中
Original assignee: KB Seiren Ltd
Current assignee: KB Seiren Ltd
Priority date: 1995-12-07
Filing date: 1995-12-07
Publication date: 2006-10-18
Anticipated expiration: 2015-12-07
Also published as: JPH09154871A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は救急バンソウコウおよびサージカルバンド等のバンソウコウ類に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の救急バンソウコウは基布に塩ビのフィルムを使用した物が多い。塩ビのフィルムは伸縮性に乏しく、通気性も悪い。伸縮性に乏しいため、指等の関節部に使用すると突っ張り、指が曲げ難くなる欠点があった。また、通気性が悪いためにムレ易く、バンソウコウを剥がした時に肌が白くなっている。通気性を改良する目的でフィルムに穴を開けている例もあるが、効果は殆どない。
【０００３】
このような用途に、伸縮性の不織布を基布に使う事も既に提案されている。特開平７−５２３２６号公報にはこの伸縮性の不織布を基布に使用した例が記載されている。伸縮性の不織布は鐘紡（株）から商標名「エスパンシオーネ」が市販されている。これはポリウレタンのメルトブロー不織布であり、縦横共に３００％以上の伸度があり、５０％伸長回復率は８５％以上ある。この不織布は伸縮性も大きく、通気性も大きいので、この基布自体は上記の欠点は解消されている。
【０００４】
しかし、基布の上に置く布の伸縮性が不足すると全体としてその部分の伸縮性が著しく阻害される。さらには、不織布の上のカバーの伸縮性が不足しても同様なことが発生してしまう。上記の提案では基布の上に不織布を置く記載はなく、編み地が伸縮性があり、適当だと記載されている。しかし編地にくらべて不織布は密度が小さいため上記目的には不織布が好ましい。けれども不織布はルーズな組織であり、伸縮性に富んでいるように見られ勝ちであるが、一般的には編み地より伸縮性に劣っている。そのため不織布を上記目的に使用するのは困難であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は全体として伸縮性が大きく、指関節部分等に使用しても突っ張り感の少ない伸縮性バンソウコウを安価に提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは課題を解決するため、積層する不織布２およびカバー３について研究を行い、本発明の完成に至った。本発明の伸縮性バンソウコウは伸縮性基布１と高巻縮綿からなる不織布２と伸縮性のカバー３からなることを特徴とする伸縮性バンソウコウである。
【０００７】
本発明に用いる伸縮性基布１としては伸縮性の不織布および編物があり、その目付けは大き過ぎると経済的に好ましくない。また、小さすぎると必要な伸長応力が得られない。用途により異なるが適宜選択する必要がある。この伸縮性基布の１例としてポリウレタン不織布がある。このポリウレタン不織布としては例えば鐘紡（株）製の商標名「エスパンシオーネ」がある。この不織布は主として伸長応力の向上のため用いられ，目付けが１５ｇ／ｍ²以上あれば５０％伸長応力を２５ｇ／cm以上にすることができ、目的を達する。破断強力から２０ｇ／ｍ²以上がより好ましい。
【０００８】
ポリウレタン不織布の替わりに他のエラストマー、例えばポリブチレンテレフタレートとポリブタンジオールのブロックコポリマーおよびこの変性物、からなる不織布を基布として用いることもできる。この場合、目付けが２０ｇ／ｍ²以上あれば５０％伸長応力を２５ｇ／cm以上にすることができる。
【０００９】
この様に、伸縮性基布に用いる不織布、及び編織物の材料は例えばジフェニルメタン・ジイソシアネートやトリレン・ジイソシアネートのジイソシアネートとエステル、エーテル、カーボネート系ポリオールとブタンジオール等の鎖伸長剤からなるポリウレタンや、ポリエチレンオキサイドとポリエチレンテレフタレートのブロック共重合体等のエステル系エラストマーや、天然ゴム等のゴム類が選択できる。しかし、伸縮回復性の点ではポリウレタンがよい。現在では、上記ポリウレタン不織布「エスパンシオーネ」が安定して工業生産されているため、入手し易い。
【００１０】
不織布２の原綿に捲縮性の高い綿を用いると伸縮性が増大するので好ましい。巻縮性の高い綿はサイドバイサイド型の複合繊維等があり、ポリエステル繊維ではポリエチレンテレフタレートとそのイソフタレート変成物との複合繊維、メタソウヂウムスルホン酸フタレート変成物との複合繊維等がある。例えば鐘紡（株）製の「エスパンディ」等がある。
【００１１】
この繊維の巻縮数は沸騰水で発現させると４０個／２．５４ｃｍ（４０個／インチ）以上になる。しかし、実際には不織布にすると発現数は抑制される。この発現数は繊維の相互の絡みとも大きく関連する。絡みが多くなり、拘束力が大きくなると減少する。
【００１２】
この不織布の製法は一般的なニードルパンチング法で製造することが出来る。クロスレイでもパラレルウエッブでも良いが、目付の均一な、大きい不織布にはクロスレイが適している。この不織布の目付けは２０ｇ／ｍ²以上あれば支障なく使用できる。ウエッブは熱処理により巻縮が発現される。この発現は綿をフリーな状態で発現させた場合より、巻縮数は少なくなる。巻縮数が少なくなると、不織布の伸縮性は低下する。これは繊維間の拘束により発現が抑制されるためである。
【００１３】
本発明に使用する不織布２は不織布の状態で巻縮数が１０個／２．５４ｃｍ（１０個／インチ）以上である。巻縮数が不足すると伸縮性が不足する。巻縮数の測定は不織布状態のままでＳＥＭにより写真撮影を行い、巻縮数を測定し、求めた。
【００１４】
伸縮性基布１には粘着剤が塗布される。塗布する方法は特に限定しないが、フィルムを形成する方法は通気性を阻害するので好ましくない。スプレー法、ナイフコーティング法等があるがこれらのみに限定する物ではない。
【００１５】
粘着剤はアクリル樹脂系の接着剤が一般に多く使用される。例えばアクリル酸２ーエチルヘキシルとアクリル酸ブチルの共重合物が多い。その比率は２０：８０〜４０：６０が重量比で多く使用される。粘着剤はポリシロキサン系の物もあるが、粘着力が劣るため、アクリル系の接着剤と併用することが好ましい。塗布量は５〜４０ミクロンの厚さに塗布されることが多い。
【００１６】
また、伸縮性基布１は撥水剤により撥水性を付与されることがある。撥水剤としてはフッ素系の撥水剤があり、例えば旭硝子（株）製のアサヒガードＡＧ７３０、大日本インキ化学工業（株）製のディックガードＸー１０（商品名）がある。撥水剤の付着量は０．５〜１０ｇ／ｍ²程度が好ましい。
【００１７】
上記の本発明の伸縮性基布１は染色することも可能であり、一般的な浸染、プリントができる。また、原着伸縮性基布１を用いることもできる。さらには、抗菌剤を混合した伸縮性基布や編物を用いることにより、抗菌性能を付与することもできる。
【００１８】
カバーに使用する素材は伸縮性のある織り編み物が良い。中では織物は伸縮性を付与するため、スパンデックス等の伸縮性のある素材を使用し、変わり織りをする必要がある。従って、経済的には不利である。一方、編み物は一般的な物で十分な伸縮性を編み組織のゆとりとして保持している。従って、経済的には有利である。一般的には縦編み、例えばトリコット等、は伸縮性が１方向に限定されるように思われるが、仕上げで幅入れ、オーバーフィードを十分に行えば２方向に伸縮性を保持させることができる。もちろん、丸編み等の横編みは編み組織として２方向に伸縮性を保持している。
【００１９】
カバーの素材はニットであれば特に限定する必要はなく、合成繊維、再生繊維、天然繊維、及びこれらの混紡品、混繊品、交編品を使用することができる。一般的にはコットンが好ましい。伸縮性のある不織布、例えば「エスパンシオーネ」等もカバーに使用できるが、経済的に比較検討する必要がある。
【００２０】
【発明の効果】
本発明の伸縮性救急バンソウコウはガーゼ部分（不織布２）の伸縮性が優れているため、救急バンソウコウ全体の伸縮性に優れている。従って、指の関節部分等に使用しても突っ張らず曲げ伸ばしが自由に抵抗なく行える。また、伸縮性基布が不織布からなる場合には通気性に優れ、ムレることがない。
【００２１】
【実施例】
さらに詳細は実施例にて説明する。伸縮性バンソウコウや不織布等の伸縮性等の測定はＪＩＳの編物、芯地の不織布の規格に準じて測定した。
【００２２】
実施例１
鐘紡（株）製サイドバイサイド型高巻縮ポリエステル綿「エスパンディ」ＳＤ２ｄ、５１mmをカードに掛け、クロスレイウエッブを作成し、軽くニードルパンチングし、１５０℃の熱風乾燥機でフリーで収縮させ、巻縮を発現させ目付け２５ｇ／ｍ^２の不織布２を製造した。この不織布の綿をＳＥＭで巻縮数を測定した結果、巻縮数は２１．３個／２．５４ｃｍ（２１．３個／インチ）であった。この不織布の５０％伸長回復率は８３％であった。
【００２３】
鐘紡（株）製ポリウレタンメルトブロー不織布「エスパンシオーネ」目付け７５ｇ／ｍ²を伸縮性基布１として使用し、アクリル系の接着剤を４０ミクロン厚さに塗布した。この引っ張り伸度は縦、横ともに４００％以上、５０％伸縮回復率は８９％であった。
【００２４】
次に縦に６６％、横に１２３％伸びがある目付４０ｇ／ｍ²のナイロントリコットをカバー３に使用し、図１の通りこれらと離形紙を積層し、本発明の伸縮性バンソウコウを製造した。
【００２５】
この伸縮性バンソウコウは５０％伸長によっても均一に伸長され、不織布２の部分が伸び難いことはなかった。また、５０％伸縮回復率は８９％と不織布２の影響は認められなかった。
【００２６】
着用試験を人指し指の第２関節で行ったが、指の曲げ伸ばしに対する違和感が殆ど感じなかった。また、８時間着用した後、ムレの有無を確認したが、全く何ら変化はなく、通気性が優れていることが分かった。
【００２７】
実施例２
実施例１と同様にして熱風乾燥機の熱処理温度のみを変化させ、不織布２の巻縮発現数を変化させ、伸縮性バンソウコウを製造し、その伸縮性を伸縮回復率と着用性で比較した。結果を表１に示した。
【００２８】
【表１】

【００２９】
実施例３
実施例１と同様にして伸縮性基布１を４０ミクロン厚さの透湿性ポリウレタンフィルムにのみ変更し、本発明の伸縮性バンソウコウを製造した。この救急バンソウコウは５０％伸長によっても均一に伸長され、不織布２の部分が伸び難いことはなかった。また、５０％伸縮回復率は９２％と不織布２の影響は認められなかった。
【００３０】
着用試験を人指し指の第２関節で行ったが、指の曲げ伸ばしに対する違和感が殆ど感じなかった。また、８時間着用した後、ムレの有無を確認したが、透湿性フィルムにも拘わらず、皮膚が少し白くなり、ムレが発生していた。
【図面の簡単な説明】
【図１】伸縮性バンソウコウの断面図の一例
【図２】離形紙を剥がした状態を示す平面図
【符号の説明】
１伸縮性基布
２不織布
３カバー
４離形紙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an emergency banso and a surgical band such as a surgical band.
[0002]
[Prior art]
Many of the conventional emergency bankoukou use PVC film as the base fabric. PVC film has poor stretchability and poor air permeability. Since it has poor stretchability, it has a drawback that it is difficult to bend when it is applied to a joint such as a finger. In addition, the air permeability is poor, so it is easy to get wet, and the skin is white when you peel it off. There is an example in which a hole is made in the film for the purpose of improving the air permeability, but there is almost no effect.
[0003]
For such applications, it has already been proposed to use a stretchable nonwoven fabric as a base fabric. Japanese Patent Laid-Open No. 7-52326 describes an example in which this stretchable nonwoven fabric is used as a base fabric. An elastic nonwoven fabric is commercially available from Kanebo Co., Ltd. under the trade name “Espancione”. This is a polyurethane melt blown non-woven fabric having an elongation of 300% or more in both length and width and a 50% elongation recovery rate of 85% or more. Since this nonwoven fabric has high stretchability and high air permeability, this base fabric itself has solved the above drawbacks.
[0004]
However, when the stretchability of the cloth placed on the base fabric is insufficient, the stretchability of the portion as a whole is significantly hindered. Furthermore, the same thing occurs even if the stretchability of the cover on the nonwoven fabric is insufficient. In the above proposal, there is no description of placing a non-woven fabric on the base fabric, and it is described that the knitted fabric is elastic and suitable. However, since the density of the nonwoven fabric is smaller than that of the knitted fabric, the nonwoven fabric is preferable for the above purpose. However, non-woven fabrics have a loose structure and tend to be seen as being rich in elasticity, but are generally inferior in elasticity to knitted fabrics. Therefore, it was difficult to use a nonwoven fabric for the above purpose.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a low-cost stretchable bamboo grass which has a large stretchability as a whole and has little feeling of tension even when used for a finger joint portion or the like.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the problem, the present inventors have studied the nonwoven fabric 2 and the cover 3 to be laminated, and have completed the present invention. The stretchable bamboo grass of the present invention is a stretchable bamboo grass characterized by comprising a stretchable base fabric 1, a non-woven fabric 2 made of high-winding compressed cotton, and a stretchable cover 3.
[0007]
Examples of the stretchable base fabric 1 used in the present invention include stretchable nonwoven fabrics and knitted fabrics. If it is too small, the necessary elongation stress cannot be obtained. Depending on the application, it is necessary to select appropriately. One example of this stretchable base fabric is a polyurethane nonwoven fabric. As this polyurethane nonwoven fabric, for example, there is a trade name “Espancione” manufactured by Kanebo Co., Ltd. This nonwoven fabric is mainly used for improving the elongation stress. If the basis weight is 15 g / m ² or more, the 50% elongation stress can be made 25 g / cm or more, and the purpose is achieved. From the breaking strength, 20 g / m ² or more is more preferable.
[0008]
Instead of the polyurethane nonwoven fabric, other elastomers such as a nonwoven fabric composed of a block copolymer of polybutylene terephthalate and polybutanediol and a modified product thereof can be used as the base fabric. In this case, if the basis weight is 20 g / m ² or more, the 50% elongation stress can be 25 g / cm or more.
[0009]
Thus, the nonwoven fabric used for the stretchable base fabric and the material of the knitted fabric are, for example, polyurethanes composed of chain extenders such as diisocyanate and esters of diphenylmethane diisocyanate and tolylene diisocyanate, ethers, carbonate polyols and butanediol, polyethylene Ester elastomers such as block copolymers of oxide and polyethylene terephthalate, and rubbers such as natural rubber can be selected. However, polyurethane is preferable in terms of stretch recovery. At present, the polyurethane nonwoven fabric “Espancione” has been stably industrially produced, and is easily available.
[0010]
It is preferable to use a highly crimpable cotton for the raw cotton of the nonwoven fabric 2 because the stretchability is increased. Cotton having a high crimpability includes side-by-side type composite fibers and the like, and polyester fibers include a composite fiber of polyethylene terephthalate and its isophthalate modified product, and a composite fiber of metasodium sulfonic acid phthalate modified product. For example, there is "Espandy" manufactured by Kanebo Co., Ltd.
[0011]
The number of crimps of this fiber becomes 40 / 2.54 cm (40 / inch) or more when expressed in boiling water. However, the number of expression is actually suppressed when the nonwoven fabric is used. This number of manifestations is strongly related to the mutual entanglement of the fibers. The entanglement increases and decreases as the binding force increases.
[0012]
The nonwoven fabric can be produced by a general needle punching method. A cross lay or a parallel web may be used, but a cross lay is suitable for a large nonwoven fabric having a uniform basis weight. If the basis weight of this nonwoven fabric is 20 g / m ² or more, it can be used without any problem. The web is crimped by heat treatment. This expression is less in the number of crimps than when cotton is expressed in a free state. When the number of windings decreases, the stretchability of the nonwoven fabric decreases. This is because the expression is suppressed by restraint between fibers.
[0013]
The nonwoven fabric 2 used in the present invention has a number of crimps of 10 / 2.54 cm (10 / inch) or more in a nonwoven fabric state. If the number of windings is insufficient, the stretchability is insufficient. The measurement of the number of crimps was obtained by taking a photograph with an SEM in the nonwoven fabric state and measuring the number of crimps.
[0014]
An adhesive is applied to the stretchable base fabric 1. The method of coating is not particularly limited, but the method of forming a film is not preferable because it impairs air permeability. There are spray methods, knife coating methods, and the like, but not limited thereto.
[0015]
As the pressure-sensitive adhesive, an acrylic resin adhesive is generally used in many cases. For example, there are many copolymers of 2-ethylhexyl acrylate and butyl acrylate. The ratio of 20:80 to 40:60 is often used by weight. Although there are polysiloxane-based pressure-sensitive adhesives, they are preferably used in combination with acrylic adhesives because of their poor adhesive strength. The coating amount is often applied to a thickness of 5 to 40 microns.
[0016]
In addition, the stretchable base fabric 1 may be provided with water repellency by a water repellent. As the water repellent, there is a fluorine-based water repellent, for example, Asahi Guard AG730 manufactured by Asahi Glass Co., Ltd. and Dick Guard X-10 (trade name) manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc. Adhesion amount of the water-repellent agent is preferably about 0.5 to 10 g / m ^2.
[0017]
The stretchable base fabric 1 of the present invention can be dyed and can be used for general dyeing and printing. Moreover, the original stretchable base fabric 1 can also be used. Furthermore, antibacterial performance can be imparted by using a stretchable base fabric or knitted fabric mixed with an antibacterial agent.
[0018]
The material used for the cover should be stretch woven or knitted. Among them, since the woven fabric imparts stretchability, it is necessary to use a stretchable material such as spandex and weave it. Therefore, it is economically disadvantageous. On the other hand, the knitted fabric is a general knitted fabric and has sufficient stretchability as a space for the knitted fabric. Therefore, it is economically advantageous. In general, warp knitting, such as tricot, seems to have limited stretchability in one direction, but it is possible to maintain stretchability in two directions by adding width in the finish and sufficient overfeed. . Of course, weft knitting such as circular knitting retains elasticity in two directions as a knitted structure.
[0019]
The cover material is not particularly limited as long as it is knit, and synthetic fibers, regenerated fibers, natural fibers, and blended products, blended products, and knitted products thereof can be used. In general, cotton is preferred. Elastic nonwoven fabrics such as “Espancione” can also be used for the cover, but it is necessary to make economical comparisons.
[0020]
【The invention's effect】
Since the stretchable emergency bankou of the present invention has excellent stretchability of the gauze portion (nonwoven fabric 2), it is excellent in stretchability of the entire emergency shoot. Therefore, even if it is used for a finger joint, etc., it can be bent and stretched freely without resistance. Further, when the stretchable base fabric is made of a non-woven fabric, it has excellent breathability and does not become stuffy.
[0021]
【Example】
Further details will be described in Examples. Measurements of stretchability of stretchable bamboo grass and non-woven fabrics were made according to the standards of JIS knitted fabrics and non-woven fabrics of interlining.
[0022]
Example 1
Kanebo Co., Ltd. side-by-side type high-winding crimped polyester cotton “Espandy” SD2d, 51mm is hung on a card to create a cross lay web, lightly needle punched, and shrunk freely with a hot air dryer at 150 ° C. expressed to produce a non-woven fabric 2 of basis weight 25 g / ^{m 2.} As a result of measuring the number of crimps of this non-woven cotton by SEM, the number of crimps was 21.3 / 2.54 cm (21.3 / inch) . The 50% elongation recovery rate of this nonwoven fabric was 83%.
[0023]
A polyurethane melt blown nonwoven fabric “Espancione” weight of 75 g / m ² manufactured by Kanebo Co., Ltd. was used as the stretchable base fabric 1, and an acrylic adhesive was applied to a thickness of 40 microns. The tensile elongation was 400% or more in both length and width, and the 50% stretch recovery rate was 89%.
[0024]
Next, using a nylon tricot with a basis weight of 40 g / m ² having an elongation of 66% vertically and 123% horizontally, the cover 3 is laminated with release paper as shown in FIG. 1 to produce the stretchable bamboo grass of the present invention. did.
[0025]
This stretchable bumper was stretched uniformly even by 50% elongation, and the nonwoven fabric 2 portion was not easily stretched. Further, the 50% stretch recovery rate was 89%, and the influence of the nonwoven fabric 2 was not recognized.
[0026]
Although the wearing test was performed at the second joint of the index finger, there was almost no sense of incongruity with respect to bending and stretching of the finger. Moreover, after wearing for 8 hours, the presence or absence of stuffiness was confirmed, but it was found that there was no change at all and the air permeability was excellent.
[0027]
Example 2
In the same manner as in Example 1, only the heat treatment temperature of the hot air dryer was changed, and the number of crimps of the nonwoven fabric 2 was changed to produce stretchable bamboo grass, and the stretchability was compared by the stretch recovery rate and the wearability. The results are shown in Table 1.
[0028]
[Table 1]

[0029]
Example 3
In the same manner as in Example 1, the stretchable base fabric 1 was changed only to a moisture-permeable polyurethane film having a thickness of 40 microns to produce a stretchable bankou of the present invention. This emergency bankou was evenly stretched by 50% elongation, and the nonwoven fabric 2 portion was not easily stretched. Further, the 50% stretch recovery rate was 92%, and the influence of the nonwoven fabric 2 was not recognized.
[0030]
Although the wearing test was performed at the second joint of the index finger, there was almost no sense of incongruity with respect to bending and stretching of the finger. Moreover, after wearing for 8 hours, the presence or absence of stuffiness was confirmed, but the skin became a little white and stuffiness occurred despite the moisture-permeable film.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] An example of a cross-sectional view of a stretchable bankou [Fig. 2] Plan view showing a state where a release paper is peeled [Explanation of symbols]
1 Stretchable base fabric 2 Nonwoven fabric 3 Cover 4 Release paper

Claims

It consists stretch base fabric 1 and the winding contraction speed is a Komakichijimiwata 10 or /2.54cm(10 cells / inch) or more in a state of nonwoven nonwoven fabric 2 and the stretchable cover 3, stretchable base fabric stretch bandage for 1 nonwoven 2 cover 3 is characterized that you have been laminated in this order.

The stretchable bamboo grass according to claim 1, wherein the stretchable base fabric is an elastomer nonwoven fabric.