JP2015093167A - Biological sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、生体センサ、特に、生体に貼着することが可能な生体センサに関する。 The present invention relates to a biosensor, and more particularly to a biosensor that can be attached to a living body.
近年、例えば医療現場などにおいて、患者等の健康状態を的確に把握するために、体温、心電信号、血圧、呼吸数、発汗量等の生体データを検出する生体センサが用いられている。 2. Description of the Related Art In recent years, for example, in medical sites, biosensors that detect biometric data such as body temperature, electrocardiogram signals, blood pressure, respiratory rate, and sweating amount have been used in order to accurately grasp the health status of patients and the like.
このような生体センサは各種開発されており、例えば特許文献1に開示されているセンサが知られている。この生体センサは、人体の皮膚に貼り付けて使用されるものであり、図9に示すように、基体101と、当該基体101の一方面側に配置される電極102と、基体101の他方面側に配置されるデータ取得用モジュール103と、電極102及びデータ取得用モジュール103を接続する配線104とを備えるように構成されている。使用に際しては、電極102が配置される基体101の一方面側が皮膚に貼り付けられる。
Various types of such biosensors have been developed. For example, a sensor disclosed in
ここで、基体101は、ジメチルビニル末端ジメチルシロキサン(DSDT)と、テトラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサン(TTC)とを重合させることにより形成されるポリジメチルシロキサン(PDMS;所謂シリコンゴム)により構成されるものであり、人体への貼り付け機能を発揮させつつ、基体101の可撓性や、データ取得用モジュール103の保持性を発揮させるため、DSDTとTTCとの混合比率を異ならせた各種混合液を所定の鋳型内に異なるタイミングでそれぞれ流し込み、各混合液をそれぞれ重合させながら、DSDTとTTCとの混合比率が異なるPDMSを幾重にも積層して形成される。なお、基体101の一方面側には粘着性を付与するため、基体101の一方面側に配置されるPDMSの層は、DSDT:TTC=100:2となる混合液により形成される。
Here, the
上述した生体センサは、人体に貼り付けられる基体がPDMSにより構成されており、使用感においては比較的優れたものではあるが、当該基体は、上述のように、DSDTとTTCとの混合比率を異ならせた各種混合液を所定の鋳型内に順次流し込んで、DSDTとTTCとの混合比率が異なるPDMSの層を幾重にも積層して構成されるものであり、基体の厚みが比較的大きくなってしまい、使用時(人体への貼り付け時)に衣服や人体の一部等に引っ掛かり、剥がれやすいという問題があった。また、DSDTとTTCとの混合比率を異ならせた各種混合液を異なるタイミングで鋳型に流し込んで形成するため、製造上の作業性が悪く、また、製造コストが高いという問題もあった。 In the biosensor described above, the substrate to be attached to the human body is composed of PDMS, and the usability is relatively excellent. However, as described above, the substrate has a mixing ratio of DSDT and TTC. Various mixed liquids are sequentially poured into a predetermined mold and PDMS layers having different mixing ratios of DSDT and TTC are stacked in layers, so that the thickness of the substrate becomes relatively large. Therefore, there is a problem that it is easily pulled off by being caught on clothes or a part of the human body during use (at the time of application to the human body). In addition, since various liquid mixtures having different mixing ratios of DSDT and TTC are formed by pouring them into the mold at different timings, there are problems in that the workability in production is poor and the production cost is high.
本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであって、薄くて人体等の生体から剥がれにくく、簡便に製造することができる生体センサの提供を目的とする。 The present invention has been made to solve such problems, and an object of the present invention is to provide a biosensor that is thin and hardly peeled off from a living body such as a human body and can be easily manufactured.
本発明の上記目的は、生体に貼着され生体データを検出する生体センサであって、一方面が生体に貼着される両面粘着体と、前記両面粘着体の他方面上に配置され、生体データを検出する検出部と、前記両面粘着体の一方面側に配置され、前記検出部と電気的に接続する電極部と、前記両面粘着体の他方面上に配置され、前記検出部及び前記両面粘着体を覆う被覆体とを備える生体センサ。より達成される。 The above-mentioned object of the present invention is a biological sensor that is attached to a living body and detects biological data, and is disposed on the other surface of the double-sided adhesive body, one surface of which is attached to the biological body, A detection unit for detecting data; an electrode unit disposed on one side of the double-sided adhesive body; and electrically connected to the detection unit; and disposed on the other side of the double-sided adhesive body, the detection unit and the A biosensor comprising a covering covering a double-sided adhesive body. More achieved.
この生体センサにおいて、周縁部の肉厚は、中央部の肉厚よりも薄く形成されていることが好ましい。また、前記周縁部における前記被覆体の露出面形状は、前記中央部に向かうに従い傾斜する傾斜面であることが好ましい。前記傾斜面は、湾曲面であってもよく、或いは、前記傾斜面が、複数の平面により形成されてもよい。 In this biosensor, it is preferable that the peripheral portion is formed thinner than the central portion. Moreover, it is preferable that the exposed surface shape of the said covering in the said peripheral part is an inclined surface which inclines as it goes to the said center part. The inclined surface may be a curved surface, or the inclined surface may be formed by a plurality of flat surfaces.
また、この生体センサは、平面視において、周縁の少なくとも一部は、円弧状に形成されるように構成してもよい。また、前記被覆体の静摩擦係数試験法による静摩擦係数は、1.0以下であることが好ましい。また、前記被覆体は、伸縮性を備えるように構成してもよい。また、前記被覆体の露出面側と前記両面粘着体の一方面側とを連通する連通部を備えてもよい。この連通部は、前記被覆体及び前記両面粘着体をそれぞれ貫通する同軸の貫通孔として形成してもよい。また、前記検出部と前記電極部とを電気的に接続する伸縮性配線を備えるように生体センサを構成してもよい。 In addition, the biosensor may be configured such that at least a part of the periphery is formed in an arc shape in a plan view. Moreover, it is preferable that the static friction coefficient by the static friction coefficient test method of the said covering is 1.0 or less. Moreover, you may comprise the said covering body so that it may be provided with a stretching property. Moreover, you may provide the communication part which connects the exposed surface side of the said covering and the one surface side of the said double-sided adhesive body. The communication portion may be formed as a coaxial through hole that penetrates the covering body and the double-sided adhesive body. Moreover, you may comprise a biosensor so that the elastic wiring which electrically connects the said detection part and the said electrode part may be provided.
また、前記被覆体は、透湿性を有することが好ましい。また、前記被覆体は、透湿性材料から形成されるコア部と、前記コア部の表面をコーティングする機能性コーティング層とを備え、前記機能性コーティング層が、撥水性層、防水性層、抗菌性層及び防汚性層からなる群より選ばれる少なくとも1種であるように構成してもよい。 Moreover, it is preferable that the said covering body has moisture permeability. The covering includes a core portion formed of a moisture-permeable material and a functional coating layer that coats the surface of the core portion, and the functional coating layer includes a water repellent layer, a waterproof layer, and an antibacterial layer. You may comprise so that it may be at least 1 sort (s) chosen from the group which consists of a property layer and an antifouling layer.
また、前記両面粘着体は、透湿性を有することが好ましい。このような両面粘着体としては、多孔質の両面粘着体を例示できる。また、前記両面粘着体は、外部刺激により粘着力が低下する粘着剤組成物を含む材料から形成してもよい。 Moreover, it is preferable that the said double-sided adhesive body has moisture permeability. An example of such a double-sided pressure-sensitive adhesive body is a porous double-sided pressure-sensitive adhesive body. Moreover, you may form the said double-sided adhesive body from the material containing the adhesive composition from which adhesive force falls by external irritation | stimulation.
本発明によれば、薄くて人体等の生体から剥がれにくく、簡便に製造することができる生体センサを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a biosensor that is thin and hardly peeled off from a living body such as a human body and can be easily manufactured.
以下、本発明の実施形態にかかる生体センサ1について添付図面を参照して説明する。なお、各図は、構成の理解を容易ならしめるために部分的に拡大・縮小している。図1は、本発明の一実施形態に係る生体センサ1の概略構成断面図であり、図2は、生体センサ1の平面図である。本発明に係る生体センサ1は、脈拍数や血液中の酸素飽和度、体温、発汗量、血圧、心電信号等といった生体データを検出する機器であり、生体に貼着されて使用される。
Hereinafter, a
この生体センサ1は、図1に示すように、両面粘着体2と、検出部3と、電極部4と、被覆体5とを備えており、図2の平面図に示すように、本実施形態においては、平面視略矩形状に形成されている。また、生体センサ1の形状としては、平面視略矩形状に限定されるものではなく、平面視楕円形状、平面視円形状等種々の形状を有してよい。
As shown in FIG. 1, the
両面粘着体2は、その両面共に粘着性を有するシート状部材である。両面粘着体2の一方面は生体に貼着されるため、両面粘着体2を形成する材料としては、皮膚に対して、低刺激で、充分な感圧粘着性を有し、更に使用後には皮膚から容易に剥がすことができる粘着剤であれば特に制限はなく用いることができる。例えば、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤、スチレン−イソプレン−スチレン型ブロック共重合体系粘着剤等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。なかでもアクリル系粘着剤は、接着性が良好であるため好ましい。なお、粘度を調節するためのフィラーや顔料等を予め上述の粘着剤に混入して両面粘着体2を形成してもよい。ここで、両面粘着体2の粘着力(生体への貼着保持力)は、生体センサの利用時間に応じて適宜調整すればよい。例えば、1日で必要な生体信号を取得することができる場合には、保持力は3日間ももてば充分であり、1週間以上の保持力は不要である。また、両面粘着体2は生体表面に貼着される部材であることから、生体表面の形状に対する追随性の観点から伸縮性や柔軟性に優れる材料から形成することが好ましい。
The double-sided pressure-sensitive
検出部3は、電極部4を介して伝達される生体に関する信号を生体データとして取得する機器であり、両面粘着体2の他方面上の略中央部に配置されている。この検出部3は、両面粘着体2の他方面側における粘着機能によって両面粘着体2上に一体的に支持されている。生体に関する信号としては、例えば、脈拍数や血液中の酸素飽和度、体温、発汗量、血圧、心電信号等に関連する信号を例示することができる。検出部3は、取得される生体に関する信号の種類に応じたセンサを備えるように構成されている。例えば、脈拍検出を目的とする場合には脈拍センサを、或いは、体温検出を目的とする場合には温度センサを、発汗量検出を目的とする場合には発汗センサをというように適宜好ましいセンサを備えている。なお、検出部3が、複数種類の生体に関する信号(例えば、脈拍数、体温及び血圧等)を取得できるように、複数の各種センサを備えるように構成してもよい。また、検出部3は、取得した生体に関する信号を生体データとして記憶する記憶部や、当該生体データを外部機器に送受信可能に接続する送受信部を備えるように構成してもよい。
The
電極部4は、両面粘着体2の一方面側に配置され、両面粘着体2の他方面上に配置される検出部3と電気的に接続している。当該電極部4は、配線部材6を介して検出部3に電気的に接続されている。電極部4は、生体表面に接触し、生体から得られる生体に関する信号を検出部3に導く機能を有している。なお、配線部材6の一部は、両面粘着体2の内部に配置されており、他の一部は両面粘着体2と被覆体5との間に介在して配置されている。
The
被覆体5は、両面粘着体2の他方面上に配置され、検出部3及び両面粘着体2を覆うシート状の部材である。この被覆体5は、両面粘着体2の他方面側における粘着機能によって両面粘着体2上に一体的に支持されている。この被覆体5を形成する材料としては、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッソ含有共重合体樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂等の高分子材料を挙げることができる。また、被覆体5は、両面粘着体2の変形に対して追随することが好ましいため、伸縮性や柔軟性に優れる材料から形成することが好ましい。
The covering
このような構成の生体センサ1は、その伸長性が、例えば、破断伸度が120%以上であることが好ましい。このような伸長性を有する生体センサ1は、体に貼り付けた後の肉体の動きによって、生体センサ1自体が破断することを効果的に抑制することができる。なお、破断伸度が50%以下の場合、体に貼り付けた後の肉体の動きによって、生体センサ1自体が破断するおそれがある。
また、伸長性は等方性であることが好ましい。例えば、任意の一方向の破断伸度に対し、これに直交する方向の破断伸度の比が、1.0〜1.1であることが好ましい。破断伸度の比をこのような数値範囲に設定することにより、生体センサ1を体に貼り付けた後、応力によって剥がれてしまうことを効果的に防止することができる。なお、破断伸度の比が2.0を超えるような場合、体に貼り付けた後も応力によって剥がれやすくなるおそれがある。また、生体センサ1の収縮性は、収縮率が100%であることが理想であるが、例えば、任意の一方向へ50%伸長した時の回復率が、50%以上であることが好ましい。さらには70%以上であることがより好ましい。このような収縮性を有する生体センサ1は、皮膚に貼り付けた後の肉体の動きによって剥がれや浮きが発生することを極めて効果的に防止することができる。なお、回復率が30%未満の場合、皮膚に貼り付けた後の肉体の動きによって剥がれや浮きが発生しやすくなるおそれがある。また、収縮性は等方性であることが好ましい。例えば、任意の一方向の回復率に対し、これに直交する方向の回復率の比が、1.0〜1.1であることが好ましい。回復率の比をこのような数値範囲に設定することにより、生体センサ1を体に貼り付けた後、応力によって、剥がれてしまうことを効果的に防止することができる、なお、回復率の比が2.0を超えるような場合、体に貼り付けた後も応力によって剥がれやすくなるおそれがある。
The
Further, the extensibility is preferably isotropic. For example, it is preferable that the ratio of the breaking elongation in the direction orthogonal to the breaking elongation in any one direction is 1.0 to 1.1. By setting the ratio of elongation at break in such a numerical range, it is possible to effectively prevent the
また、生体センサ1の透湿度は、1800g/m2/day以上が好ましい。1000g/m2/day未満の場合、汗による蒸れでかぶれたり、両面粘着体2の粘着力が低下し剥がれやすくなる恐れがある。また、生体センサ1の通気性は、例えば、JIS P8117に規定されるガーレー式透気度測定(ガーレー試験機法)において、100mlの空気が15mmΦの面積を抜ける時間が80秒以下であることが好ましく、特に40秒以下であることが好ましい。このような通気性を有する生体センサ1は、汗による蒸れでかぶれたり、両面粘着体2の粘着力が低下して剥がれやすくなることを効果的に抑制できる。
The moisture permeability of the
本実施形態に係る生体センサ1は、図1の断面図に示すように、均一な厚み(図1における上下方向の寸法)となるように形成されているが、例えば、図3(a)の概略構成断面図及び図3(b)の平面図に示すように、生体センサ1の周縁部の肉厚(図3(a)における上下方向の寸法)が、周縁部によって取り囲まれる中央部の肉厚よりも薄くなるように形成してもよい。図3においては、生体センサ1の周縁部における被覆体5の露出面形状が、中央部に向かうに従い傾斜する傾斜面51となるように構成している。また、被覆体5の周縁部における傾斜面51は、図3に示すように複数の平面により形成してもよく、或いは、図4の概略構成断面図に示すように湾曲面状に形成してもよい。なお、図3及び図4に示す生体センサ1においては、被覆体5の中央部の露出面形状を平滑な平面となるように構成している。また、生体センサ1の周縁部の肉厚(図3(a)における上下方向の寸法)は、特に限定されるものではないが、20μm〜100μmの範囲に設定することがより好ましい。このような範囲に設定する場合、物理的に引っ掛かって生体センサ1が剥がれてしまうことを防止しつつ、皮膚への追随性を良好なものにすることができる。また、ハンドリング性に優れ、皮膚への貼付前に皺や折れが発生することを効果的に回避することができ、更には、貼付時や剥離時に生体センサ端部に割れ等が発生することを防止でき、センサ部の破損を抑制することができる。
The
本実施形態に係る生体センサ1は、上述のように、生体データを取得する検出部3が両面粘着体2と被覆体5との間に介在するという比較的簡便な構成を備えているため、その製造が容易で、製造コストを低く抑えることが可能となる。また、被覆体5は、検出部3が配置される両面粘着体2の他方面側全体を覆うように構成されているため、検出部3を効果的に保護することができる。
As described above, the
また、生体センサ1の構造として、その周縁部の肉厚が、当該周縁部によって取り囲まれる中央部の肉厚よりも薄くなるように形成する場合、生体センサ1の剥離の起点となる生体センサ1の周縁高さを低く構成できるため、当該生体センサ1に衣服や寝具等が擦れた場合や、睡眠時等において無意識に生体センサ1をひっかいてしまった場合に、衣服や指等が生体センサ1に引っ掛かりにくくなり、その結果、生体センサ1が剥離することを抑制することができる。
Moreover, when the thickness of the peripheral part is formed so as to be thinner than the thickness of the central part surrounded by the peripheral part as the structure of the
特に、図3や図4に示すように、周縁部における被覆体5の露出面形状が、中央部に向かうに従い傾斜する傾斜面51となるように構成する場合には、当該傾斜面51が、生体センサ1に接触した指や衣服等を生体センサ1から離れる方向へと導くガイド機能を発揮するため、指等との接触によって生体センサ1が剥離することを効果的に抑制することができる。また、図4に示すように、傾斜面51を湾曲面状に形成し、中央部の露出面と滑らかに接続するように被覆体5を構成した場合には、生体センサ1の表面上において指等が引っ掛かってしまう部位が形成されず、生体センサ1が剥離することをより一層効果的に抑制することができる。
In particular, as shown in FIGS. 3 and 4, when the exposed surface shape of the
以上、本発明に係る生体センサ1について説明したが、具体的構成は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態において、両面粘着体2が、透湿性を有するように構成してもよい。例えば、数ミクロン程度の微細な孔を複数有する多孔質状に両面粘着体2を形成することにより透湿性を付与してもよい。具体的には、両面粘着体2の一方面側と他方面側とを貫通する複数の貫通孔を形成することにより、透湿性を付与することが可能となる。
The
また、被覆体5も、透湿性を有するように構成してもよい。例えば、数ミクロン程度の微細な孔を複数有する多孔質状に被覆体5を形成することにより透湿性を付与してもよい。多孔質状に被覆体5を構成するには、被覆体5の一方面側(両面粘着体2に接する側)と他方面側(露出面側)とを貫通する複数の貫通孔を形成することにより行うことができる。或いは、上述した被覆体5を形成する材料を用いて形成される樹脂フィルム(無孔質フィルム)を延伸することにより多孔質フィルムを形成し、当該多孔質フィルムを被覆体5として用いればよい。
The
また、図5に示すように、被覆体5の露出面側と両面粘着体2の一方面側とを連通する連通部7を少なくとも1以上備えるようにしてもよい。このような構成により、通気性や透湿性に優れた生体センサ1を得ることが可能となる。この結果、生体センサ1を生体に貼着した際に、生体センサ1と生体表面との間がむれることを防止して、生体センサ1が生体から剥離することを効果的に抑制することができる。また、連通部7は、図5に示すように被覆体5及び両面粘着体2をそれぞれ貫通する同軸の貫通孔として形成してもよいが、例えば、図6の断面図に示すように、被覆体5を貫通する貫通孔の軸心と、両面粘着体2を貫通する貫通孔の軸心とが、わずかにずれ、両者が同軸とならないように構成してもよい。
Moreover, as shown in FIG. 5, you may make it provide at least 1 or
また、上記実施形態において、被覆体5が、透湿性を有するコア部と、当該コア部の表面をコーティングする機能性コーティング層とを備えるように構成してもよい。機能性コーティング層としては、撥水性層、防水性層、抗菌性層及び防汚性層からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。撥水性層や防水性層として機能性コーティング層を形成する場合、例えば、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)等のフッ素樹脂材料を、撥水性層や防水性層を形成する材料として好適に用いることができる。また、抗菌性層として機能性コーティング層を形成する場合、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合体、ウレタン系樹脂などの熱可塑性樹脂をバインダーとして、当該バインダーに、銀イオンや銅イオンといった抗菌性に富む金属イオンをゼオライト等のイオン交換体にイオンを交換できるように担持させたものを添加した材料を、抗菌性層を形成する材料として用いることができる。また、防汚性層として機能性コーティング層を形成する場合、防汚性層を形成する材料としては、例えば、アクリル系樹脂材料を用いることができる。また、光触媒物質を含有する塗工液を防汚性層を形成する材料として用いることができる。
Moreover, in the said embodiment, you may comprise so that the
また、上記実施形態における被覆体5は、生体センサ1を生体に貼り付けた場合に露出する部材であり、生体センサ1の貼着位置によっては衣服や寝具等と擦れ合ってしまう部材となる。この衣服等との擦れ合いによる生体センサ1の剥離や、使用者の装着感の悪化を防止するために、被覆体5は、JIS K7125 プラスチック‐フィルム及びシート‐摩擦係数試験方法に準じる静摩擦係数試験法による静摩擦係数が、1.0以下となるように形成することが好ましい。このように被覆体5の静摩擦係数を設定することにより、被覆体5は、衣服等との滑り性が高まり、衣服等との擦れ合いによる生体センサ1の剥離を防止でき、使用者の装着感の向上を図ることができる。
The
また、上記実施形態において、検出部3と電極部4とを電気的に接続する配線部材6は、伸縮性配線によって構成してもよい。伸縮性配線は、例えば、導電性高分子、銀等の金属ナノワイヤー、カーボンナノチューブ、及び、グラフェンといった材料から形成することができる。検出部3と電極部4とを電気的に接続する配線部材6として、伸縮性配線を採用した場合、両面粘着体2や被覆体5の伸縮に追随して配線部材6も伸び縮みすることとなり、生体センサ1の貼り付け時や取り外し時といった生体センサ1の大きな変形を伴う際に、配線部材6が断線することを効果的に抑制することができる。
Moreover, in the said embodiment, you may comprise the
また、上記実施形態において、両面粘着体2が、麻酔成分層を備えるように構成してもよい。この麻酔成分層は、両面粘着体2の一方面に露出して配置される。麻酔成分層に含まれる麻酔成分としては、プロカイン、クロロプロカイン、テトラカイン、アミノ安息香酸エチル(ベンゾカイン)等のエステル型局所麻酔剤や、リドカイン、メピバカイン、ジブカイン、ブピバカイン、ロピバカイン、レボブピバカイン等のアミド型局所麻酔剤等を挙げることができる。このように両面粘着体2が、麻酔成分層を備えるように構成した場合、生体センサ1を生体に貼着した際の使用者の痒みや、かぶれによる痛みを和らげ、生体センサ1装着時の違和感を効果的に解消することができる。また、装着時の違和感を解消できるため、睡眠時等において無意識に生体センサ1をひっかくことを抑制できる結果、生体センサ1が剥離してしまうことを防止することができる。
Moreover, in the said embodiment, you may comprise so that the double-sided
また、上記実施形態においては、電極部4は、図1に示すように、両面粘着体2の一方面側において、その表面が露出する形態を有しているが、このような構成に特に限定されない。例えば、図7に示すように、電極部4を両面粘着体2中に埋設するように構成すると共に、両面粘着体2の一方面と電極部4との間にある両面粘着体2の一部分21を、導電性の粘着剤により形成するようにしてもよい。このような構成であっても、生体と接触する導電性の粘着剤(両面粘着体2の一部分21)を介して、生体から得られる生体に関する信号を電極部4、配線部材6、検出部3の順に伝達することができる。なお、導電性の粘着剤は、例えば、上述した両面粘着体2を形成する材料として例示した粘着剤に、金属微粒子や導電性高分子等の導電性材料を添加することにより形成することができる。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、上記実施形態において、両面粘着体2の粘着力が、任意の領域間で不均一となるように構成してもよい。例えば、両面粘着体2の周縁部における粘着力が、周縁部に取り囲まれる中央部の粘着力よりも高くなるように構成してもよい。このような構成を採用すると、生体センサ1の剥離の起点となる生体センサ周縁での生体に対する粘着力が強固となるため、剥がれにくい生体センサ1を得ることができる。
Moreover, in the said embodiment, you may comprise so that the adhesive force of the double-sided
また、上記実施形態においては、図2の平面図に示すように、生体センサ1の形状を平面視略矩形状に形成しているが、図8に示すように、平面視において、生体センサ1の四隅の角部1aが円弧状となるように形成してもよい。このように、平面視において、周縁の少なくとも一部が、円弧状となるように生体センサ1を形成することにより、生体センサ1の剥離をより一層効果的に防止することができる。なお、平面視において、周縁の少なくとも一部が、円弧状となる生体センサ1とは、図8に示すような形態の他、楕円形状や円形状を含む概念である。
Moreover, in the said embodiment, as shown in the top view of FIG. 2, although the shape of the
また、上記実施形態においては、両面粘着体2の粘度を調節するためのフィラーを、両面粘着体2を形成する上述の粘着剤に混入してよい旨説明したが、このようなフィラーの他、例えば、放熱性に優れるフィラーを混入して両面粘着体2を形成してもよい。放熱性に優れるフィラーとしては、例えば、熱伝導性に優れる金属フィラーを例示することができる。このように放熱性に優れるフィラーを混入して両面粘着体2を形成することにより、生体センサ1を生体に貼着した際に、生体センサ1と生体表面との間に熱がこもることを防止できる。この結果、生体センサ1貼着部位での発汗量を低減でき、生体センサ1が汗の水分によって剥離することを効果的に防止することができる。また、アクリル系ポリマー粒子などの吸湿性ポリマーを粘着剤に分散してもよい。このような粘着剤を用いて両面粘着体2を構成する場合、吸湿性ポリマーが、汗を吸収することとなり、汗による蒸れやかぶれを防ぐことができる。
Moreover, in the said embodiment, although it demonstrated that the filler for adjusting the viscosity of the double-sided
また、上記実施形態において、両面粘着体2は、紫外線照射等の光照射、加熱、冷却又は通電などの外部刺激により粘着力が低下する粘着剤組成物を含む材料を用いて形成してもよい。このような材料により両面粘着体2を形成した場合、例えば、使用済みの生体センサ1に対して光照射、或いは、加熱や冷却、又は通電を行うことにより、両面粘着体2の粘着力を低減させて検出部を両面粘着体2から容易に分離することができ、検出部3の再利用、或いは、検出部3を構成する部品のリサイクルを容易に行うことが可能となる。また、水膨潤、乾燥などの粘着剤の含水率の変化により粘着力が低下する粘着剤組成物を含む材料を用いて形成してもよい。このように、粘着剤の含水率の変化により粘着力が低下する粘着剤組成物を含む材料から両面粘着体2を形成する場合、例えば、生体センサ1を所定期間使用し、必要な生体信号の取得が完了した後、生体センサ1を流水で濡らす、あるいはドライヤー等で乾燥させることによって、両面粘着体2の含水率が著しく変動し、粘着力が低下することによって両面粘着体2と検出部3が分離しやすい状態にすることが可能となり、検出部3の再利用、或いは、検出部3を構成する部品のリサイクルを容易に行うことが可能となる。ここで、例えば、粘着剤組成物にポリアクリル酸ナトリウムの如き吸水性に富む材料を添加して両面粘着体2を形成する場合、生体センサ1を流水で濡らすことにより水分を吸収して両面粘着体2が著しく膨潤し、両面粘着体2の保型性や凝集性が低下し、両面粘着体2の粘着力が低下することとなる。また、例えば、アクリル系ポリマーやシリコーン系の如き、あらかじめ多量の水分を含浸させたゲル粘着剤を粘着剤組成物として両面粘着体2を形成する場合、生体センサ1をドライヤー等で乾かすことにより、両面粘着体2中の水分が著しく減少してゲル粘着剤の特性を失い、両面粘着体2の粘着力が低下することとなる。また、上記の両面粘着体2の含水率変動により粘着力を低下せしめる機構については、溶媒含有率の変動により粘着力を低下せしめる機構としてもよく、例えばゴム系ポリマー粒子を両面粘着体2に分散させておき、消毒用アルコールなどの水以外の溶媒を利用し、両面粘着体2を膨潤させて粘着力を低下せしめてもよい。
Moreover, in the said embodiment, you may form the double-sided
1 生体センサ
2 両面粘着体
3 検出部
4 電極部
5 被覆体
6 配線部材
7 連通部
DESCRIPTION OF
Claims (16)
一方面が生体に貼着される両面粘着体と、
前記両面粘着体の他方面上に配置され、生体データを検出する検出部と、
前記両面粘着体の一方面側に配置され、前記検出部と電気的に接続する電極部と、
前記両面粘着体の他方面上に配置され、前記検出部及び前記両面粘着体を覆う被覆体とを備える生体センサ。 A biological sensor that is attached to a living body and detects biological data,
A double-sided pressure-sensitive adhesive body having one surface adhered to a living body;
A detection unit that is disposed on the other surface of the double-sided pressure-sensitive adhesive body and detects biometric data;
An electrode unit disposed on one side of the double-sided adhesive body and electrically connected to the detection unit;
A biological sensor provided on the other surface of the double-sided pressure-sensitive adhesive body, and comprising a covering that covers the detection unit and the double-sided pressure-sensitive adhesive body.
前記機能性コーティング層は、撥水性層、防水性層、抗菌性層及び防汚性層からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1から10のいずれかに記載の生体センサ。 The covering includes a core portion having moisture permeability, and a functional coating layer that coats the surface of the core portion,
The biosensor according to any one of claims 1 to 10, wherein the functional coating layer is at least one selected from the group consisting of a water-repellent layer, a waterproof layer, an antibacterial layer, and an antifouling layer.
The biosensor according to any one of claims 1 to 15, wherein the double-sided adhesive body is a porous double-sided adhesive body.
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