JP2013521954A - 医療用真空シール排液装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 密封効果に優れ、構造が単純であり、使い易く、また生体表面の創傷の排液並びに体腔の真空シール排液に適した医療用真空シール排液装置を提供する。
【解決手段】 医療用真空シール排液装置は、多孔質発泡体ソフトパッド(1)と、多孔質発泡体ソフトパッド(1)内に位置決めされ、末端が多孔質ソフト発泡体ソフトパッド(1)の外部に延出する排液管(2)と、多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外側に位置決めされる弾性シールゴム膜(3)を含む。弾性シールゴム膜(3)は、排液管(2)を含む管が外部へ延出するためのシール開口(3a)を有しており、シール開口(3a)の開口径は、外部に延出している対応する管の外径よりも小さい。装置が整形外科または会陰での排液に使用される時には、弾性シールゴム膜(3)は、夫々が、穿通針(9a)または肛門挿入カテーテル(11)が装置を貫通する位置の周りに位置決めされ、且つ、シール開口(3a)は、穿通針(9a)または肛門挿入カテーテル(11)の周りを密封するために使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体表面上の創傷の排液および体腔の真空シール排液に適した医療用真空シール排液装置に関する。
真空シール排液技術(略してVSD)は、ドイツ国ウムル大学のドクター ウィム・フライシュマン(Dr. Wim Fleishman)によって1992年に発明されてから、その理論が存在し始めており、またVSD技術は体肢の創傷面の排液を目的としている。1994年に、中国人のチウ・ホワドー(Qiu Huade)教授が最初にVSD技術を一般的な外科分野に適用し、一般的な外科分野へのVSD技術の適用を開始した。ワン・イエンフオン(Wang Yanfeng)およびチウ・ホワドーの両教授は、VSD技術の最初の特許を、特許番号CN2236350で1997年3月17日に取得した。
従来のVSD技術の基本形態は、真空源(医療用吸引ユニット、中央真空ユニット、または病院内で使用される真空排液ボトルを含む)と、排液管と、ポリビニルアルコール発泡体、または他の医療用多孔発泡体と、スポンジまたはガーゼ(略して多孔発泡体クッション)と、接着およびシール用通気性膜(略してシール膜)と、排液容器を含む。真空源が排液と連結されることにより、滲出液、滲血、液化壊死組織片、膿などの生体組織の液状物質が排液容器へ導入される。
使用に際して、多数の側孔を備えた排液管は、多孔発泡体クッションで包まれると共に、外傷面上に、または創傷腔内に置かれる。シール膜は、多孔発泡体クッションおよび排液管の出口を封止するために使用され、それにより、それらは外部から隔離される。次に、排液容器が接続され、最後に真空源が接続されて、排液システムが形成される。多孔発泡体クッションの小気泡は互いに連結されており、且つ柔軟性に富んでいるので、負圧は目標とする排液領域の全ての点に到達することができ、それにより、多方向の排液が形成される。負圧の作用下では、比較的大きく柔らかい塊状の排出物は切断され顆粒に成形されてから、多孔発泡体クッションの開口、即ち互いに連結された小気泡を介して排液管に流入し、迅速に排液容器に吸入される。排液管を塞ぎかねない大きな排出物は、多孔発泡体クッションによって止められ、多孔発泡体クッションの表面に固着させられ、且つ、排液管が取り外され或いは取り替えられる時に、多孔発泡体クッションと共に、装置本体から取り去られる。シール膜の閉鎖は、排出力として作用する負圧を維持するために、また排液領域を外部から隔離するために重要な要素であり、これにより汚染および交差感染が効果的に阻止される。
しかしながら、表面創傷組織の排液において、従来のVSD技術を使用する間に、幾つかの問題が存在する。1)その密封が不便である。良好な密封は、排液効果を確実にする重要な鍵であり、また、真空シール排液全体において最も難しい工程である。一般的に使用される密封方法には、穴突き方法、「膜結び」方法、縫合方法、「餃子包み」方法等がある。しかしながら、上記の方法は、実際の手術の間には極めて複雑であり、また、執刀する医師は、手術や実施を繰り返した後に、それらの方法を理解することができる。また、不十分な密封は空気の漏れを生じさせることが多く、VSDシステムの治療効果を更に低下させ、或いは、治療を失敗させることすらある。2)VSD材料は、長時間負圧下にあると、脱水させられてしまい、乾燥し硬くなる。3)整形外科または会陰の排液を目的としてシステムが使用される時には、密封が達成され得ない。
従来の真空シール排液装置の不合理な問題を解決するために、本発明は、医療用真空シール排液装置を提供する。医療用真空シール排液装置は、密封効果に優れると共に、構造が単純であり、使い易く、また生体表面の創傷の排液に適するだけでなく、体腔での真空シール排液にも適している。
本発明の技術的構想は次のとおりである。医療用真空シール排液装置は、多孔質発泡体ソフトパッドと、多孔質発泡体ソフトパッドに配置されると共に、多孔質発泡体ソフトパッドの外部まで延出する末端が設けられた排液管を含む。弾性シールゴム膜は、多孔質発泡体ソフトパッドの外側に配置される。排液管が外へ延出するのを可能にするシール開口が、弾性シールゴム膜に形成される。シール開口の開口部分の直径は、対応する延出管の外径よりも小さい。
排液管を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜に形成されるシール開口が円孔である時には、その直径は、対応する延出管の外径よりも0.3〜4ミリメートル小さい。
排液管を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜に形成されるシール開口が管口である時には、管口開口部分の直径は、対応する延出管の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さい。
管を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜に形成されるシール開口が管口である時には、管口は逆ホーン形状をなし、管口の開口部分の直径は、排液管の外径よりも1〜2ミリメートル小さく、且つ、管口の下部の直径は、排液管の外径よりも2〜6ミリメートル大きい。
管を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜に形成されるシール開口が管口である時には、シール開口と弾性シールゴム膜本体の間の夾角は、15〜90度である。
複数の小孔が、排液管の側壁に形成される。
単一または複数の排液管が採用される。複数の排液管は、互いに25〜35ミリメートルの距離をおいて均等に配置されると共に、末端において、多方向連結器を介して連結される。
洗浄管は排液管内に配置されており、洗浄管の一端は、排液管の内部に延出し、洗浄管の他端は、排液管の末端において、側壁から外へ導かれ、且つシールカバーが洗浄管の末端に配置される。
整形外科用真空シール排液装置は、多孔質発泡体ソフトパッドと、多孔質発泡体ソフトパッドに配置されると共に、多孔質発泡体ソフトパッドの外部へ延出する末端が設けられた排液管を含む。第1弾性シールゴム膜は、多孔質発泡体ソフトパッドの外側に配置され、排液管が外へ延出するのを可能にするシール開口は、第1弾性シールゴム膜に形成され、シール開口の開口部分の直径は、対応する排液管の外径よりも小さい。第2弾性シールゴム膜および第3弾性シールゴム膜は、成形外科用外部固定機器と連結される穿刺針に配置され、垂直管口形状のシール開口は、第2および第3弾性シールゴム膜に形成されると共に、2個の穿刺針夫々につながれる。第2および第3弾性シールゴム膜は、第1弾性シールゴム膜上に載置され、或いは多孔質発泡ソフトパッド上に直接的に載置されて、被覆した状態で密封する。
排液管を外へ延出させるために使用されると共に、第1弾性シールゴム膜に形成されるシール開口が管口である時には、管口および弾性シールゴム膜本体の間の夾角は、15〜90度である。
第2および第3弾性シールゴム膜の垂直管口形状のシール開口は、逆ホーン形をなしており、管口の開口部分の直径は、穿刺針の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さく、また、管口の下部の直径は、対応する穿刺針の外径よりも2〜6ミリメートル大きい。
洗浄管は排液管に配置されており、洗浄管の一端は排液管の内部へ延出し、洗浄管の他端は、排液管の末端において、側壁から外へ導かれ、シールカバーが洗浄管の末端に配置される。
会陰で使用される真空シール排液装置は、多孔質発泡体ソフトパッドと、多孔質発泡体ソフトパッドに配置されると共に、多孔質発泡体ソフトパッドの外部に延出する末端が設けられた排液管を含む。第1弾性シールゴム膜は、多孔質発泡体ソフトパッドの外側に配置され、排液管が外へ延出するのを可能にするシール開口は、第1弾性シールゴム膜に形成され、シール開口の開口部分の直径は、対応する排液管の外径よりも小さい。会陰で使用される真空シール排液装置は、更に肛門挿入カテーテルを含み、第4弾性シールゴム膜は、肛門挿入カテーテルが真空シール排液装置の真空領域を貫通する位置に配置されると共に、垂直管口形状のシール開口が設けられており、垂直管口形状シール開口は、肛門挿入カテーテルにつながれており、第4弾性シールゴム膜は第1弾性シールゴム膜上に載置され、或いは多孔質発泡体ソフトパッド上に直接載置されて、被覆する状態で密封する。
空気が充填されまたは液体が充填された環状ゴム袋は、肛門挿入カテーテルの前端において、外側に配置される。肛門挿入カテーテルと平行な空気または液体案内管も配置される。空気または液体案内管の前端は、空気充填または液体充填ゴム袋と連通しており、空気または液体案内管の後端は、肛門挿入カテーテルの後端の外部へ延出し、且つシールカバーは、空気または液体案内管の後端に配置される。
洗浄管は排液管に配置され、洗浄管の一端は、排液管の内部に延出し、洗浄管の他端は、排液管の末端において、側壁から外に導かれ、シールカバーが洗浄管の末端に配置される。
本発明の効果は以下のように要約される。
(1)排液管の延出部分の空気漏れの問題は完全に解決され、安定し且つ良好な真空シール排液が確実になる。真空排液の重要な技術は克服され、使用効果は良好であり、またVSD(真空シール排液)システムの空気漏れの可能性は大きく低減し、即ち、従来の空気漏れ率は、60パーセントから5パーセントに減少する。
(2)弾性シールゴム膜の配置により、装置は、生体表面上および体腔内の両方の創傷の排液に適する。二組の異なる従来の排液装置(生体表面上および体腔内の両方の創傷の排液)が、組み合わせられて一組になる。
(3)体腔内および生体表面上の両方の創傷に対して、操作がより便利であり、排液管の延出部分が、弾性シールゴム膜を介して密封されることにより、シール膜の密封は、より単純且つ容易になる。体腔内の創傷にVSD技術を採用することにより、複雑な構造および医師の負担という欠点が克服される。体腔内創傷の排液過程の間に、効果的な支持体(キャリア)がシール膜にもたらされることから、乳腺切除根治手術、直腸がんのマイルズ手術、膣腫瘍の根治手術、骨髄炎の穿孔、洗浄および排液手術および会陰爆発損傷手術において、膜接着工程の間に排液管には支持がもたらされず、それ故、対照的な接着方法が用いられなければならないという困難が回避される。シール膜は、弾性シールゴム膜の周りに密封されるためにのみ必要とされ、それにより、体腔内の創傷の排液手術は簡単になり、また、密封効果も良好である。膜接着方法使用時の手術者の煩雑さ、および患者の正常な生体組織に対する穴突き法の損害は回避される。排液の間における側方出口穴の周りの正常な組織の圧迫が回避される。
(4)生体表面上の創傷の排液の間に、接着膜支持面を設ける他に、弾性シールゴム膜はまた、その領域を増加させることにより、多孔質発泡体ソフトパッドを被覆することも可能であり、その結果、シール膜が多孔質発泡体ソフトパッド上に直接的に接着するならば、多孔質発泡体ソフトパッドは、シール膜を介して多孔質発泡体ソフトパッドの水分が蒸発することにより硬くなり、更には真空シール排液が上手くいかないという問題が回避される。
(5)排液管は、多方向連結器を介してカテーテルと連結され、排液管の側壁にある複数の小孔列により吸収領域は増加しており、各排液管の出口は、排液開口および塞がれた管を洗浄するための洗浄開口の両方として使用することができると共に、排液および洗浄の両方に都合が良い。
(6)専用の洗浄管が、塞がれた管を洗浄するために使用され、それにより、逆行性の感染が回避される。専用の洗浄管はまた、多孔質発泡体ソフトパッドにおける排液の希釈、含浸および軟化を正当な時間に行うために使用されてもよく、それにより、排液はより便利になり、操作時間が短縮し、患者の苦痛が緩和されると共に、患者の創傷治癒時間が短縮する。
(7)整形外科用真空シール排液装置は、これまでの整形外科用外部固定技術の手術指示およびルールを変えると共に、密封および固定操作を組み合わせるものであり、整形外科用外部固定機器は密封され、その結果、空気の漏れによる真空シール排液治療における失敗または効果低減の問題がなくなり、穿通針の感染もなくなり、真空シール排液装置を整形外科の外傷に適用する際の重要な技術が克服され、整形外科外傷の穿通針の感染が基本的になくなり、感染が穿通針に沿って骨腔に拡がるという頻繁な状況が完全に回避され、患者治療のリスクが大きく低下し、患者の苦痛が緩和され、治療効果が効果的に保証され、且つ患者の障害率が大きく低下する。
(8)会陰で使用される真空シール排液装置によれば、会陰用挿入カテーテルが付加的に配置されるので、VSD(真空シール排液)治療において、患者の正常な生理的排泄が影響を受けることはなく、排泄物が溢れて創傷を汚染することが効果的に回避され、感染の発生率が効果的に低下し、且つ患者の創傷治癒時間が減少する。
第1基本真空シール排液装置の全体構造図。 第2基本真空シール排液装置の全体構造図。 生体内に使用される医療用真空シール排液装置を示す図。 円形穴の形状をなす弾性シールゴム膜のシール開口を示す図。 管口の形状をなす弾性シールゴム膜のシール開口を示す図。 図5のA−A線視断面構造図。 弾性シールゴム膜の垂直管口形状シール開口を示す図。 排液管および2個の排液管用2方向連結器機構を示す図。 多孔質発泡体ソフトパッドに夫々配置される4個の排液管および4方向連結器機構を示す図。 整形外科用真空シール排液装置の全体構造図。 図10の縦断面図。 会陰で使用される真空シール排液装置の全体構造図。 肛門挿入カテーテルの構造図。
本発明を、添付の図面と併せて以下に詳細に説明する。
図1は、第1基本真空シール排液装置の全体構造図であって、本装置は、
多孔質発泡体ソフトパッド1と、多孔質発泡体ソフトパッド1に配置されると共に、多孔質発泡体ソフトパッド1の外部に延出する末端を備える排液管2と、多孔質発泡体ソフトパッド1の外側に配置されて、管を外へ延出させる弾性シールゴム膜3を含む。排液管2を外へ延出させるシール開口3aは円形穴であると共に、弾性シールゴム膜3に形成される。
図4は、弾性シールゴム膜を示す図である。シール開口3aの直径Dは、排液管2の外径よりも0.3〜4ミリメートル小さい。
弾性シールゴム膜の弾性により、シール開口3aは、排液管2に締め付けられて密封する。使用過程の間に、シール膜8が弾性シールゴム膜3および多孔質発泡体ソフトパッド1上に再封止される。排液管2の末端は、排液容器5と連結されると共に、カテーテル4を介して真空源6と連結される。排液管2の末端は、多孔質発泡体ソフトパッド1の上側から外へ延出する。
洗浄管7は排液管2内に配置されており、洗浄管7の一端は排液管2の内部へ延出し、洗浄管7の他端は、排液管2の末端において、側壁から外へ導かれ、また、シールカバー7aが洗浄管7の末端に配置される。
図2は、第2基本真空シール排液装置の全体構造図である。第2基本真空シール機器は、第1基本真空シール排液装置と同じ基本構造を有するが、排液管2を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜3に形成されるシール開口3aが管口であり、且つ、管口の開口部分の直径は、対応する延出管の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さい。
図5および図6に示すように、管を外へ延出させるために使用されると共に、弾性シールゴム膜3に形成されるシール開口3aは管口であり、管口は逆ホーン形状をなしており、管口の開口部分の直径d1は、排液管2の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さく、また、管口の下部の直径d2は、排液管2の外径よりも2〜6ミリメートル大きい。シール開口3aおよび弾性シールゴム膜3の本体の間の夾角αは15〜90度、好適には30〜45度である。
図7は、弾性シールゴム膜上の垂直管口形状シール開口を示す図である。シール開口3aおよび弾性シールゴム膜3の本体の間の夾角αは90度である。本実施形態は、垂直管に適する。
図8は、排液管および2個の排液管用の2方向連結器機構を示す図である。図9は、夫々多孔質発泡体ソフトパッドに配置される4個の排液管および4方向連結器機構を示す図である。
複数の小孔2aが、排液管2の側壁に形成される。複数の排液管は、多方向連結器2bと連結され、多方向連結器2bはカテーテル4と連結される。排液管は大きな外傷に適する。複数の排液管2は多方向連結器を介して連結され、更には、集中させられて排液容器5に入れられており、操作が簡単で使い易い。生体内で使用するために、管は外へ導かれており、そのため傷は小さい。
本構成は、密封の問題を解決し、従って安定した真空シール排液が維持される。
医療用真空シール排液装置が、図1および図2に示されるように、生体表面上の創傷に使用される時には、多孔質発泡体ソフトパッド1が創傷上に載置された後に、排液管2が外へ延出する位置に弾性シールゴム膜3が配置され、且つ、弾性シールゴム膜の弾性により、シール開口3aが排液管2に締め付けられて密封することにより、弾性シールゴム膜が密封効果を発揮する。シール膜8は多孔質発泡体ソフトパッド1および弾性シールゴム膜3を被覆した状態で密封し、それにより、多孔質発泡体ソフトパッド1は生体表面と密封される。密封効果を得る他に、弾性シールゴム膜は、弾性シールゴム膜3の領域を増加させることにより多孔質発泡体ソフトパッドを被覆するので、シール膜3が多孔質発泡体ソフトパッド1に直接付着すると、多孔質発泡体ソフトパッドのシール膜を介する水分蒸発により多孔質発泡体ソフトパッドが硬くなり、更には真空シール排液が不可能になるという問題が回避される。
図3は、生体の内部で使用される医療用真空シール排液装置を示す図である。
本例は、排液管2の一端が、多孔質発泡体ソフトパッド1内に位置決めされ、また排液管2の他端が多孔質発泡体ソフトパッド1の上端から外へ導かれるという構造形態を採用している。医療用真空シール排液装置が体腔で使用される時には、多孔質発泡体ソフトパッド1が体腔に載置された後に、弾性シールゴム膜3が生体の外側に取り付けられて、密封膜8に対して効果的な支持体(キャリア)をもたらし、且つ、弾性シールゴム膜の弾性により、シール開口3aが排液管2に締め付けられて密封することにより、密封効果が得られる。シール膜8は弾性シールゴム膜3を被覆し、且つ、弾性シールゴム膜3の周縁は生体表面と密封される。
排液管2の小孔が塞がれた時には、真空システムは閉鎖し、洗浄管7の末端にあるシールカバー7aが開放し、洗浄器と接続されて通常の生理食塩水が注入されることにより、停滞した凝血が希釈されて溶解する。洗浄を停止した後に、真空システムは開放し、且つ、希釈された停滞凝血が取り出される。
現在一般的に使用されている洗浄方法は次のとおりである。(1)ゴムホースが付加的に創傷に配置されるが、ゴムホースの導出位置も膜付着方法によって密封される必要があり、従って、空気が漏れる可能性が高まると共に、密封がより困難になる。(2)洗浄流体が当初の排液管から逆戻りして注入された時に、排出された滲出液が創傷に再度注入されることになり、逆行性感染が起こりかねない。(3)洗浄液が多孔質発泡体ソフトパッドに開けられた孔から注入される時に、シール膜は多孔質発泡体ソフトパッドの穿孔に再付着することのみが要求されるので、操作がより困難になる。
医療用真空シール排液装置において、塞がれた管は都合よく洗浄され、逆行性感染現象が回避され、且つ、洗浄管が排液管の場所を占有することがない。シールカバー7aは洗浄管7の末端に配置され、且つ、洗浄管7が使用されない時には、シールカバーは閉じられ、それにより、排液管2の通常作動が確実になる。洗浄管7は、サンプリング開口としても使用することができ、また排液流体は、医師が投薬の参照にするために検査される。
複数の排液管2は多方向連結器を介して連結され、1個の排液管が塞がれた時には、カテーテル連結器からの観察が都合よく行われ、それにより、塞がれた排液管はそのうちに洗浄管を介して都合よく洗浄され、他の排液管は継続して排液を行うことができ、また、1個の排液管が塞がれた後には、真空シール排液装置が正常に作動し得ないという現象が回避される。
図10および図11は、整形外科用真空シール排液装置の全体構造図である。
整形外科用真空シール排液装置は基本真空シール排液装置と同じ構成を基本的に有しており、多孔質発泡体ソフトパッド1と、多孔質発泡体ソフトパッド1に配置されると共に多孔質発泡体ソフトパッド1の外側に延出する末端を備えた排液管2と、多孔質発泡体ソフトパッド1の外側に配置される第1弾性シールゴム膜3と、第1弾性シールゴム膜3に形成されて、排液管2を外へ延出させるシール開口3aを含み、シール開口3aの開口部分の直径Dは、対応する排液管2の外径よりも小さく、第2弾性シールゴム膜3および第3弾性シールゴム膜3が、整形外科用外部固定機器9と連結された穿刺針9aに配置され、垂直管口形状のシール開口3aが第2弾性シールゴム膜3および第3弾性シールゴム膜3に形成されると共に、2個の穿刺針9a夫々につながれ、第2および第3弾性シールゴム膜3は、第1弾性シールゴム膜3上に載置され、或いは多孔質発泡体ソフトパッド1上に直接的に載置されて、被覆する状態で密封する。洗浄管7は排液管2内に配置され、洗浄管7の一端は排液管2の内部へ延出し、洗浄管7の他端は排液管2の末端において、側壁から外へ導かれており、また、シールカバー7aは洗浄管7の末端に配置される。第2および第3弾性シールゴム膜3は2個の穿通針9aの距離変化に適応するために使用される。排液管2を外へ延出させるために使用されると共に、第1弾性シールゴム膜3に形成されるシール開口3aが管口である時には、管口および弾性シールゴム膜3の本体の間の夾角αは15〜90度、好適には30〜45度である。
管口形状のシール開口3aは好適には、逆ホーン形状をなす。管口の開口部分の直径d1は、排液管2の外径よりも1〜2ミリメートル小さく、また、管口の下部の直径d2は、排液管2の外径よりも2〜6ミリメートル大きい。
第2および第3弾性シールゴム膜3のシール開口3aは、図7に示す垂直管口形状のシール開口3aであり、管口および弾性シールゴム膜3の本体の間の夾角αが90度である実施形態に属すると共に、他の管を密封するために使用される。管口形状のシール開口3aは逆ホーン形状をなしており、管口の開口部分の直径d1は、穿通針9aの外径よりも1〜2ミリメートル小さく、また、管口下部の直径d2は、対応する穿通針9aの外径よりも2〜6ミリメートル大きい。整形外科用真空シール排液装置は、従来の整形外科用外部固定技術の操作指示およびルールを変えると共に、密封および固定操作を組み合わせており、また、整形外科用外部固定機器は密封され、それにより、真空シール排液治療における空気漏れに起因する失敗または効果の低下がなくなる。
図12は、会陰で使用される真空シール排液装置の全体構成図である。
会陰で使用される真空シール排液装置は基本真空シール排液装置と基本的に同じ構成を有しており、多孔質発泡体ソフトパッド1と、多孔質発泡体ソフトパッド1に配置されると共に、多孔質発泡体ソフトパッド1の外側に延出する末端を備えた排液管2と、多孔質発泡体ソフトパッド1の外側に配置される第1弾性シールゴム膜3と、第1弾性シールゴム膜3に形成されて、排液管2を外へ延出させるシール開口3aを含み、シール開口3aの開口部分の直径は、対応する排液管2の外径よりも小さい。会陰で使用される真空シール排液装置は更に、肛門挿入カテーテル11と、肛門挿入カテーテル11が真空シール排液装置の真空領域を貫通する位置に配置されると共に、垂直管口形状のシール開口3aを備えた第4弾性シールゴム膜3を含み、垂直管口形状のシール開口3aは肛門挿入カテーテル11につながれ、且つ、第4弾性シールゴム膜3は、第1弾性シールゴム膜3上に載置され、或いは多孔質発泡体ソフトパッド1上に直接載置されて、被覆する状態で密封する。洗浄管7は排液管2内に配置されており、洗浄管7の一端は排液管2の内部に延出し、洗浄管7の他端は排液管2の末端において、側壁から外へ導かれ、また、シールカバー7aは洗浄管7の末端に配置される。
第4弾性シールゴム膜3の管口形状シール開口3aは、好適には、逆ホーン形状をなしており、管口の開口部分の直径d1は、肛門挿入カテーテル11の外径よりも1〜2ミリメートル小さく、また、管口下部の直径d2は、対応する肛門挿入カテーテル11よりも2〜6ミリメートル大きい。
図13に示すように、空気が充填されまたは液体が充填された環状のゴム袋11aは、肛門挿入カテーテル11の前端において外側に配置され、肛門挿入カテーテル11と並行な空気または液体案内管11bも配置されており、空気または液体案内管11bの前端は、空気充填または液体充填ゴム袋11aと連通し、空気または液体案内管11bの後端は肛門挿入カテーテル11の後端の外側へ延出し、且つ、シールカバー11cが空気または液体案内管11bの後端に配置される。液体案内管11bは、肛門挿入カテーテル11の内壁に配置されることも可能である。VSD(真空シール排液)治療において、肛門挿入カテーテルは付加的に配置されており、それにより、患者の通常の生理的排泄物が影響を受けることはなく、排泄物が溢れ出して創傷を汚染することが効果的に阻止され、感染の発生率が効果的に低下すると共に、患者の創傷治癒時間が減少する。
結果として、長い間未解決であった困難な問題(空気漏れ)を、弾性材料の弾性状態において、真空シール排液装置の穿通管部分を密封することによりうまく解決することが、真空シール排液装置の核心部分である。一組の真空シール排液装置において、必要に応じて1個またはそれより多くを使用することができ、また、様々な寸法および形状を備えた真空シール排液装置を交代で使用することができるので、真空シール排液装置は極めて柔軟に使用される。従って、真空シール排液装置の原理を変えないという前提の下で、あらゆる変更または変形が本発明の保護範囲に含まれる。
1 多孔質発泡体ソフトパッド
2 排液管
3 弾性シールゴム膜
3a シール開口
4 カテーテル
5 排液容器
6 真空源
7 洗浄管
7a シールカバー
8 シール膜
9 整形外科用外部固定機器
9a 穿通針
11 肛門挿入カテーテル
11a 空気充填または液体充填ゴム袋
11b 空気または液体案内管
11c シールカバー

Claims (18)

  1. 多孔質発泡体ソフトパッド(1)と、
    前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)に配置されると共に、前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外部に延出する末端を備えた排液管(2)と
    を含む医療用真空シール排液装置であって、
    弾性シールゴム膜(3)が前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外側に配置されており、
    前記排液管(2)を外へ延出させるシール開口(3a)が前記弾性シールゴム膜(3)に形成されており、
    前記シール開口(3a)の開口部分の直径Dは、対応する延出管の外径よりも小さい
    ことを特徴とする医療用真空シール排液装置。
  2. 前記排液管(2)を外へ延出させるために使用されると共に、前記弾性シールゴム膜(3)に形成される前記シール開口(3a)は円形穴であり、その直径は、対応する延出管の外径よりも0.3〜4ミリメートル小さいことを特徴とする請求項1の装置。
  3. 前記排液管(2)を外へ延出させるために使用されると共に、前記弾性シールゴム膜(3)に形成される前記シール開口(3a)は管口であり、前記管口の開口部分の直径は、対応する延出管の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さいことを特徴とする請求項1の装置。
  4. 管を外へ延出させるために使用されると共に、前記弾性シールゴム膜(3)に形成される前記シール開口(3a)は管口であり、該管口は逆ホーン形状をなしており、前記管口の開口部分の直径は、前記排液管(2)の外径よりも1〜2ミリメートル小さく、且つ前記管口下部の直径は、前記排液管(2)の外径よりも2〜6ミリメートル大きいことを特徴とする請求項3の装置。
  5. 管を外へ延出させるために使用されると共に、前記弾性シールゴム膜(3)に形成される前記シール開口(3a)は管口であり、前記シール開口(3a)および前記弾性シールゴム膜(3)の本体の間の夾角は15〜90度であることを特徴とする請求項3または4の装置。
  6. 複数の小孔(2a)が前記排液管(2)の側壁に形成されることを特徴とする請求項1または2の装置。
  7. 複数の小孔(2a)が前記排液管(2)の側壁に形成されることを特徴とする請求項3または4の装置。
  8. 単一または複数の排液管(2)が用いられ、多数の排液管(2)は、互いに25〜35ミリメートルの距離を隔てて一様に配置されると共に、多方向連結器(2b)を介して連結されることを特徴とする請求項1または2の装置。
  9. 単一または複数の排液管(2)が用いられ、多数の排液管(2)は、互いに25〜35ミリメートルの距離を隔てて一様に配置されると共に、多方向連結器(2b)を介して連結されることを特徴とする請求項3または4の装置。
  10. 洗浄管(7)が前記排液管(2)に配置され、前記洗浄管(7)の一端は前記排液管(2)の内部へ延出し、前記洗浄管(7)の他端は前記排液管(2)の末端において、側壁から外へ導かれ、シールカバー(7a)が前記洗浄管(7)の末端に配置されることを特徴とする請求項1または2の装置。
  11. 洗浄管(7)が前記排液管(2)に配置され、前記洗浄管(7)の一端は前記排液管(2)の内部へ延出し、前記洗浄管(7)の他端は前記排液管(2)の末端において、側壁から外へ導かれ、シールカバー(7a)が前記洗浄管(7)の末端に配置されることを特徴とする請求項3または4の装置。
  12. 多孔質発泡体ソフトパッド(1)と、
    前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)に配置されると共に、前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外部へ延出する末端を備えた排液管(2)と
    を含む整形外科用真空シール排液装置であって、
    第1弾性シールゴム膜(3)が前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外側に配置され、前記排液管(2)を外へ延出させるシール開口(3a)が前記第1弾性シールゴム膜(3)に形成され、前記シール開口(3a)の開口部分の直径は、対応する前記排液管(2)の外径よりも小さく、
    第2弾性シールゴム膜(3)および第3弾性シールゴム膜(3)が整形外科用外部固定機器(9)と連結された穿通針(9a)に配置され、垂直管口形状のシール開口(3a)が前記第2弾性シールゴム膜(3)および第3弾性シールゴム膜(3)に形成されると共に、2個の穿通針(9a)夫々がつながれており、
    前記第2および第3弾性シールゴム膜(3)は、前記第1弾性シールゴム膜(3)上に載置され、或いは前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)上に直接的に載置されて、被覆した状態で密封する
    ことを特徴とする整形外科用真空シール排液装置。
  13. 前記排液管(2)を外へ延出させるために使用されると共に、前記第1弾性シールゴム膜(3)に形成される前記シール開口(3a)は管口であり、前記管口および前記弾性シールゴム膜(3)の本体の間の夾角は15〜90度であることを特徴とする請求項12の装置。
  14. 前記第2および第3弾性シールゴム膜(3)の前記垂直管口形状シール開口(3a)は逆ホーン形状をなしており、前記管口の開口部分の直径は、前記穿通針(9a)の外径よりも0.3〜2ミリメートル小さく、前記管口下部の直径は、対応する前記穿通針(9a)の外径よりも2〜6ミリメートル大きいことを特徴とする請求項12または13の装置。
  15. 洗浄管(7)が前記排液管(2)に配置されており、前記洗浄管(7)の一端は前記排液管(2)の内部へ延出し、前記洗浄管(7)の他端は、前記排液管(2)の末端において側壁から外へ導かれ、シールカバー(7a)が前記洗浄管(7)の末端に配置されることを特徴とする請求項12または13の装置。
  16. 多孔質発泡体ソフトパッド(1)と、
    前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)に配置されると共に、前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外部に延出する末端を備えた排液管(2)と
    を含む会陰で使用される真空シール排液装置であって、
    第1弾性シールゴム膜(3)が前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)の外側に配置され、前記排液管(2)を外へ延出させるシール開口(3a)が前記第1弾性シールゴム膜(3)に形成され、前記シール開口(3a)の開口部分の直径は、対応する前記排液管(2)の外径よりも小さく、
    前記会陰で使用される真空シール排液装置は更に、肛門挿入カテーテル(11)を含み、第4弾性シールゴム膜(3)は、前記肛門挿入カテーテル(11)が前記真空シール排液装置の真空領域を貫通する位置に配置されると共に、垂直管口形状シール開口(3a)を備え、前記垂直管口形状シール開口(3a)は前記肛門挿入カテーテル(11)につながれ、前記第4弾性シールゴム膜(3)は、前記第1弾性シールゴム膜(3)上に載置され、或いは前記多孔質発泡体ソフトパッド(1)上に直接載置されて、被覆した状態で密封することを特徴とする会陰で使用される真空シール排液装置。
  17. 環状の空気充填または液体充填ゴム袋(11a)が前記肛門挿入カテーテル(11)の前端において外側に配置され、
    前記肛門挿入カテーテル(11)と並行な空気または液体案内管(11b)も配置され、
    前記空気または液体案内管(11b)の前端は、前記空気充填または液体充填ゴム袋(11a)と連通しており、前記空気または液体案内管(11b)の後端は前記肛門挿入カテーテル(11)の後端の外部へ延出し、シールカバー(11c)が前記空気または液体案内管(11b)の後端に配置される
    ことを特徴とする請求項16の装置。
  18. 洗浄管(7)が前記排液管(2)に配置され、前記洗浄管(7)の一端は前記排液管(2)の内部へ延出し、前記洗浄管(7)の他端は前記洗浄管(2)の末端において、側壁から外へ案内され、シールカバー(7a)が前記排液管(7)の末端に配置されることを特徴とする請求項16または17の装置。
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