JP2010093868A - 双方向電力変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧形と電流形との使い分けができ、これにより利便性を向上させることが可能な双方向電力変換器を提供する。
【解決手段】マトリクスコンバータAによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器10aにおいて、直流電源Gaのプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方に直流側インダクタLDを設け、交流ラインの各相U,V,Wに交流側インダクタLU,LV,LWを設け、直流側インダクタLDと並列に直流側スイッチSWDを設け、交流側インダクタLU,LV,LWと並列にそれぞれ交流側スイッチSWU,SWV,SWWを設け、電流形として使用する場合、直流側スイッチSWDをオフとし、交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオンとし、電圧形として使用する場合、直流側スイッチSWDをオンとし、交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフとする。
【選択図】図2

Description

交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器に関する。
直流から交流或いは交流から直流へ電力を変換する電力変換器としては、電圧形のものと電流形のものとが知られている。このような電力変換器を用いたシステムを構築するにあたって、電圧形の電力変換器または電流形の電力変換器のどちらを選択するかは、通常、直流側の電圧と交流側の電圧との大小関係で決定される。すなわち、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい場合には、電力変換器を電流形のものとし、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が小さい場合には、電力変換器を電圧形のものとする。
ところで、従来、交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器として、マトリクスコンバータを備えたものがある。
例えば、下記特許文献1には、各相の上下アームを、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチとしたマトリクスコンバータを備え、このマトリクスコンバータによって直流電源と交流機器との間で相互に電力を変換する双方向電力変換器が開示されている。
特開2005−348544号公報
しかしながら、従来の双方向電力変換器では、交流−直流間で相互に電力変換を行う利点があるものの、電圧形であれば電圧形のみの構成を、また、電流形であれば電流形のみの構成をとり、一つの双方向電力変換器で電圧形と電流形との使い分けがなされていないのが実情である。例えば、特許文献1に記載の双方向電力変換器は、電圧形のみの構成のものである。
このため、例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい(或いは小さい)場合において、電圧形(或いは電流形)の双方向電力変換器を用いるときには、直流側の電圧を交流側の電圧よりも昇圧(或いは降圧)した上で電圧形(或いは電流形)の双方向電力変換器に入力する必要があり、利便性に欠ける。
そこで、本発明は、電圧形と電流形との使い分けができ、これにより利便性を向上させることが可能な双方向電力変換器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、次の第1態様から第4態様の双方向電力変換器を提供する。
(1)第1態様の双方向電力変換器
各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方に直流側インダクタを設け、交流ラインの各相或いは単相の場合は各相若しくは何れか一相に交流側インダクタを設け、前記直流側インダクタと並列に直流側スイッチを設け、前記交流側インダクタと並列にそれぞれ交流側スイッチを設け、電流形として使用する場合、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとし、電圧形として使用する場合、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
本発明に係る第1態様の双方向電力変換器では、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとするときには、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「直流側インダクタ」→「マトリクスコンバータ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
また、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとするときには、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「マトリクスコンバータ」→「交流側インダクタ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、本発明に係る第1態様の双方向電力変換器によれば、一つの双方向電力変換器を電流形、電圧形のいずれでも使用することが可能となり、これにより利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る第1態様の双方向電力変換器は、例えば、系統連系用インバータとして好適に用いることができる。
(2)第2態様の双方向電力変換器
各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方にインダクタを設け、交流ラインの各相間にキャパシタを設けるか、または前記交流ラインの各相にY結線されたキャパシタを設け、前記インダクタと並列に直流側スイッチを設け、前記キャパシタと直列にそれぞれ交流側スイッチを設け、電流形として使用する場合、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとし、電圧形として使用する場合、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
本発明に係る第2態様の双方向電力変換器では、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとするときには、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「インダクタ」→「マトリクスコンバータ」→「キャパシタ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
また、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとするときには、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「マトリクスコンバータ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、本発明に係る第2態様の双方向電力変換器によれば、一つの双方向電力変換器を電流形、電圧形のいずれでも使用することが可能となり、これにより利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る第2態様の双方向電力変換器は、直流から交流へ電力を変換するときは、例えば、モータ駆動用インバータとして、また、交流から直流へ電力を変換するときは、例えば、発電機整流用コンバータとして好適に用いることができる。
(3)第3態様の双方向電力変換器
各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方に直流側インダクタを設け、前記直流側インダクタと前記マトリクスコンバータとの間に、キャパシタと直流側スイッチよりなる直列回路を前記直流電源と並列に設け、交流ラインの各相或いは単相の場合は各相若しくは何れか一相に交流側インダクタを設け、前記交流側インダクタと並列にそれぞれ交流側スイッチを設け、電流形として使用する場合、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとし、電圧形として使用する場合、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
本発明に係る第3態様の双方向電力変換器では、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとするときには、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「直流側インダクタ」→「マトリクスコンバータ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
また、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとするときには、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「直流側インダクタ」→「キャパシタ」→「マトリクスコンバータ」→「交流側インダクタ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、本発明に係る第3態様の双方向電力変換器によれば、一つの双方向電力変換器を電流形、電圧形のいずれでも使用することが可能となり、これにより利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る第3態様の双方向電力変換器は、例えば、系統連系用インバータとして好適に用いることができる。
(4)第4態様の双方向電力変換器
各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方にインダクタを設け、前記インダクタと前記マトリクスコンバータとの間に、直流側キャパシタと直流側スイッチよりなる直列回路を前記直流電源と並列に設け、交流ラインの各相間に交流側キャパシタと交流側スイッチよりなる直列回路を設けるか、または前記交流ラインの各相にY結線された交流側キャパシタと交流側スイッチよりなる直列回路を設け、電流形として使用する場合、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとし、電圧形として使用する場合、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
本発明に係る第4態様の双方向電力変換器では、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとするときには、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「インダクタ」→「マトリクスコンバータ」→「交流側キャパシタ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
また、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとするときには、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源」→「インダクタ」→「直流側キャパシタ」→「マトリクスコンバータ」→「交流側負荷」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、本発明に係る第4態様の双方向電力変換器によれば、一つの双方向電力変換器を電流形、電圧形のいずれでも使用することが可能となり、これにより利便性の向上を図ることができる。
本発明に係る第4態様の双方向電力変換器は、直流から交流へ電力を変換するときは、例えば、モータ駆動用インバータとして、また、交流から直流へ電力を変換するときは、例えば、発電機整流用コンバータとして好適に用いることができる。
本発明に係る第1態様から第4態様の双方向電力変換器において、電流形として使用する場合、直流側から交流側への電力供給を行うときは、前記マトリクスコンバータの各相の上アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの各相の下アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングする態様を例示できる。かかるスイッチング制御により、電流形として使用する場合において直流側から交流側への電力供給を良好に行うことができる。
本発明に係る第1態様から第4態様の双方向電力変換器において、電流形として使用する場合、交流側から直流側への電力供給を行うときは、前記マトリクスコンバータの各相の上アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの各相の下アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングする態様を例示できる。かかるスイッチング制御により、電流形として使用する場合において交流側から直流側への電力供給を良好に行うことができる。
本発明に係る第1態様から第4態様の双方向電力変換器において、電圧形として使用する場合、前記交流ラインのそれぞれ各相に流れる電流の向きに関して、直流側から交流側に向かう方向のときは、前記マトリクスコンバータの当該相の上アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの当該相の下アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オンとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、交流側から直流側に向かう方向のときは、前記マトリクスコンバータの当該相の下アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの当該相の上アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オンとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとする態様を例示できる。かかるスイッチング制御により、電圧形として使用する場合において双方向での電力変換を良好に行うことができる。
以上説明したように、本発明によると、電圧形と電流形との使い分けができ、これにより利便性を向上させることが可能な双方向電力変換器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態に係る双方向電力変換器を系統連系用インバータとして用いる場合を例にとって説明する。
図1は、第1実施形態に係る双方向電力変換器10aの概略構成を示す回路図である。図1に示す双方向電力変換器10aは、マトリクスコンバータAと、該マトリクスコンバータAの直流側回路11aと、該マトリクスコンバータAの交流側回路12aと、該双方向電力変換器10a全体の制御を司る制御部13aとを備えている。
マトリクスコンバータAは、本実施の形態では、三相のものとされており、アーム対B1,B2,B3が三対並列に接続されている。
アーム対B1,B2,B3は、それぞれ、上アームC1,C2,C3および下アームC6,C5,C4が直列に接続されている。
上アームC1,C2,C3および下アームC6,C5,C4は、いずれも、双方向スイッチより成っている。双方向スイッチC1,C2,C3,C4,C5,C6は、それぞれ、導通方向を互いに逆向きにして並列接続した1対のスイッチ(S1a,S1b),(S2a,S2b),(S3a,S3b),(S4a,S4b),(S5a,S5b),(S6a,S6b)より成るものである。各スイッチS1a〜S6a,S1b〜S6bは、ここでは、逆阻止形のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とされている。
なお、本明細書でいう上下アームのうち、上アームとは、直流電源のプラス端子側に接続されるアーム群(図1ではC1,C2,C3)を指し、下アームとは直流電源のマイナス端子側に接続されるアーム群(図1ではC6,C5,C4)を指す。
マトリクスコンバータAの上アームC1,C2,C3および下アームC6,C5,C4は、制御部13aによって、通電状態(オン状態)と、非通電状態(オフ状態)との切替制御(スイッチング制御)が行われるようになっており、制御部13aの出力系に接続されている。
マトリクスコンバータAの直流側回路11aは、入力側に直流電源Gaが接続され且つ出力側にマトリクスコンバータAが接続されている。直流電源Gaは、所望の直流出力が得られるものであれば、いずれのものでもよい。この直流電源Gaとしては、それには限定されないが、例えば、太陽電池、燃料電池、エンジンと発電機と整流器とを組み合わせたもの等を挙げることができる。
直流側回路11aは、直流電源Gaのプラス端子側およびマイナス端子側のうちの何れか少なくともの一方(ここではプラス端子側)に、その接続ラインに対して直列に接続された直流側インダクタLDが設けられている。
そして、直流側インダクタLDが設けられた接続ラインには、直流側インダクタLDと並列に接続された直流側スイッチSWDが設けられている。この直流側スイッチSWDは、ここでは、リレースイッチとされている。直流側スイッチSWDは、制御部13aによって、スイッチング(オン/オフ)制御が行われるようになっており、制御部13aの出力系に接続されている。
マトリクスコンバータAの交流側回路12aには、各アーム対B1,B2,B3の各アーム対B1,B2,B3の上アームC1,C2,C3と下アームC6,C5,C4との間において、それぞれ、U相、V相、W相の三相ラインU,V,Wを介して交流側負荷(ここでは三相系統)Eaが接続されている。U相、V相、W相の各ラインU,V,Wには、それぞれ、該各ラインU,V,Wに対して直列接続された交流側インダクタLU,LV,LWが設けられている。
そして、各ラインU,V,Wには、それぞれ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列にそれぞれ接続された交流側スイッチSWU,SWV,SWWが設けられている。この交流側スイッチSWU,SWV,SWWは、ここでは、リレースイッチとされている。交流側スイッチSWU,SWV,SWWは、制御部13aによって、スイッチング(オン/オフ)制御が行われるようになっており、制御部13aの出力系に接続されている。
なお、図示していないが、U相、V相、W相の各ラインU,V,Wにおいて、交流側スイッチSWU,SWV,SWWに並列接続されたインダクタLU,LV,LWと負荷Eaとの間に、それぞれ、該各ラインU,V,Wに対して並列接続されたキャパシタと該各ラインU,V,Wに対して該キャパシタよりも負荷側に直列接続されたインダクタとから成るフィルタを1または複数設けることもできる。後述する図5の第3実施形態の交流側回路12aについても同様である。
かかる構成を備えた双方向電力変換器10aでは、制御部13aによるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWへの制御が行われることによって、電力変換器10aを電圧形のものとするか或いは電流形のものとするかが適宜選択された状態で交流−直流間で相互に電力変換を行えるようなっている。
詳しくは、制御部13aは、CPU(Central Processing Unit)14と、記憶部15とを備えている。記憶部15は、ROM(Read Only Memory)151およびRAM(Random Access Memory)152を含み、各種制御プログラムや必要な関数およびテーブルを記憶するようになっている。
制御部13aは、CPU14によって、スイッチング制御プログラムを記憶部15から読み出し、該読み出したスイッチング制御プログラムを実行することで、マトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWのスイッチング制御を行うように構成されている。かかる構成は、後述する第2実施形態から第4実施形態の制御部13b〜13dについても同様である。
図2は、第1実施形態の双方向電力変換器10aにおけるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWのスイッチング制御状態を示す図であって、図2(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示しており、図2(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示している。なお、図2において、制御部13aは図示を省略している。後述する図4、図6および図8についても同様である。
第1実施形態の双方向電力変換器10aでは、制御部13aは、入力系から入力された指示信号(例えば、電流形か電圧形かを選択的に切り換える図示しない切換スイッチ等の切換手段からの指示信号)に基づき、電流形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい場合)には、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオフとし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオンとする(図2(a)参照)。
一方、電圧形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が小さい場合)には、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオンとし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフとする(図2(b)参照)。
なお、制御部10aによらず、前記切換手段への直接的な人為操作によって電流形か電圧形かの切り換えを行ってもよい。また、制御部10aは、人為操作によらず、前記切換手段の電流形か電圧形かの切り換えを直流側および交流側にそれぞれ設けた電圧センサからの検出信号に基づき自動的に行ってもよい。これらのことは、後述する第2から第4実施形態の双方向電力変換器10b〜10dについても同様である。
以上説明した第1実施形態の双方向電力変換器10aでは、図2(a)に示すように、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオフ(直流側インダクタLDに電流が通過する状態)とし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオン(交流側インダクタLU,LV,LWに電流が通過しない状態)とすることで、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Ga」→「直流側インダクタLD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側系統Ea」の回路構成を実現することが可能となる。
また、図2(b)に示すように、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオン(直流側インダクタLDに電流が通過しない状態)とし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフ(交流側インダクタLU,LV,LWに電流が通過する状態)とすることで、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Ga」→「マトリクスコンバータA」→「交流側インダクタLU,LV,LW」→「交流側系統Ea」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、第1実施形態の双方向電力変換器10aによれば、一つの双方向電力変換器10aで電流形と電圧形との使い分けが可能となり、これにより、システム設計の際に直流側の電圧と交流側の電圧との大小関係を意識にすることなく(例えば、直流側の電圧を昇圧或いは降圧するといった回路を設けることなく)容易に利用することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る双方向電力変換器について、直流から交流へ電力を変換するときは、モータ駆動用インバータとして、また、交流から直流へ電力を変換するときは、発電機整流用コンバータとして用いる場合を例にとって説明する。
図3は、第2実施形態に係る双方向電力変換器10bの概略構成を示す回路図である。図3に示す双方向電力変換器10bは、マトリクスコンバータAと、該マトリクスコンバータAの直流側回路11aと、該マトリクスコンバータAの交流側回路12bと、該双方向電力変換器10b全体の制御を司る制御部13bとを備えている。
以下、第2実施形態の双方向電力変換器10bについて、前記第1実施形態の双方向電力変換器10aとは異なる点を中心に説明する。なお、図3において、前記第1実施形態の双方向電力変換器10aの構成要素と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
マトリクスコンバータAの直流側回路11aは、入力側に直流電源Gbが接続され且つ出力側にマトリクスコンバータAが接続されている。直流電源Gbは、ここでは、充電可能な二次電池(蓄電池)やキャパシタなどである。
マトリクスコンバータAの交流側回路12bには、各アーム対B1,B2,B3の各上下アーム間において、それぞれ、U相、V相、W相の三相ラインU,V,Wを介して交流側負荷(ここでは駆動源および発電機として作用する三相交流モータ)Ebが接続されている。U相、V相、W相の各ラインU,V,Wには、第1実施形態の交流側インダクタLU,LV,LWおよびスイッチSWU,SWV,SWWに代えて、それぞれ、該各ラインU,V,Wに対して並列接続された(Y結線された)、交流側キャパシタCU,CV,CWと交流側スイッチSWU,SWV,SWWとからなる直列回路が設けられている。
なお、図示していないが、U相、V相、W相の各ラインU,V,Wにおいて、交流側スイッチSWU,SWV,SWWに直列接続されたキャパシタCU,CV,CWと負荷Ebとの間に、それぞれ、該各ラインU,V,Wに対して直列接続されたインダクタと該各ラインU,V,Wに対して該インダクタよりも負荷側に並列接続されたキャパシタとから成るフィルタを1または複数設けることもできる。後述する図7の第4実施形態の交流側回路12bについても同様である。
かかる構成を備えた双方向電力変換器10bでは、制御部13bによるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWへの制御が行われることによって、電力変換器10bを電圧形のものとするか或いは電流形のものとするかが適宜選択された状態で交流−直流間で相互に電力変換を行えるようなっている。
図4は、第2実施形態の双方向電力変換器10bにおけるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWのスイッチング制御状態を示す図であって、図4(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示しており、図4(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示している。
第2実施形態の双方向電力変換器10bでは、制御部13bは、電流形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい場合)には、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオフとし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオンとする(図4(a)参照)。
一方、電圧形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が小さい場合)には、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオンとし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフとする(図4(b)参照)。
以上説明した第2実施形態の双方向電力変換器10bでは、図4(a)に示すように、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオフ(直流側インダクタLDに電流が通過する状態)とし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオン(交流側キャパシタCU,CV,CWに電流が通過する状態)とすることで、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Gb」→「直流側インダクタLD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側キャパシタCU,CV,CW」→「交流側モータEb」の回路構成を実現することが可能となる。
また、図4(b)に示すように、直流側インダクタLDと並列な直流側スイッチSWDをオン(直流側インダクタLDに電流が通過しない状態)とし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフ(交流側キャパシタCU,CV,CWに電流が通過しない状態)とすることで、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Gb」→「マトリクスコンバータA」→「交流側モータEb」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、第2実施形態の双方向電力変換器10bによれば、一つの双方向電力変換器10bで電流形と電圧形との使い分けが可能となり、これにより、システム設計の際に直流側の電圧と交流側の電圧との大小関係を意識にすることなく(例えば、直流側の電圧を昇圧或いは降圧するといった回路を設けることなく)容易に利用することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る双方向電力変換器を系統連系用インバータとして用いる場合を例にとって説明する。
図5は、第3実施形態に係る双方向電力変換器10cの概略構成を示す回路図である。図5に示す双方向電力変換器10cは、マトリクスコンバータAと、該マトリクスコンバータAの直流側回路11bと、該マトリクスコンバータAの交流側回路12aと、該双方向電力変換器10c全体の制御を司る制御部13cとを備えている。
以下、第3実施形態の双方向電力変換器10cについて、前記第1実施形態の双方向電力変換器10aとは異なる点を中心に説明する。なお、図5において、前記第1実施形態の双方向電力変換器10aの構成要素と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
マトリクスコンバータAの直流側回路11bは、入力側に直流電源Gaが接続され且つ出力側にマトリクスコンバータAが接続されている。
直流側回路11bは、直流電源Gaのプラス端子側およびマイナス端子側のうちの何れか少なくともの一方(ここではプラス端子側)に、その接続ラインに対して直列に接続された直流側インダクタLDが設けられている。
また、直流側インダクタLDとマトリクスコンバータAとの間に、直流電源Gaと並列に接続された直列回路Fが設けられている。直列回路Fは、直流側キャパシタCDと直流側スイッチSWDとを直列接続したものである。
かかる構成を備えた双方向電力変換器10cでは、制御部13cによるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWへの制御が行われることによって、電力変換器10cを電圧形のものとするか或いは電流形のものとするかが適宜選択された状態で交流−直流間で相互に電力変換を行えるようなっている。
図6は、第3実施形態の双方向電力変換器10cにおけるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWのスイッチング制御状態を示す図であって、図6(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示しており、図6(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示している。
第3実施形態に係る双方向電力変換器10cでは、制御部13cは、電流形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい場合)には、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオフとし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオンとする(図6(a)参照)。
一方、電圧形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が小さい場合)には、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオンとし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフとする(図6(b)参照)。
以上説明した第3実施形態の双方向電力変換器10cでは、図6(a)に示すように、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオフ(直流側キャパシタCDに電流が通過しない状態)とし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオン(交流側インダクタLU,LV,LWに電流が通過しない状態)とすることで、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Ga」→「直流側インダクタLD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側系統Ea」の回路構成を実現することが可能となる。
また、図6(b)に示すように、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオン(直流側キャパシタCDに電流が通過する状態)とし、かつ、交流側インダクタLU,LV,LWと並列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフ(交流側インダクタLU,LV,LWに電流が通過する状態)とすることで、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Ga」→「直流側インダクタLD」→「直流側キャパシタCD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側インダクタLU,LV,LW」→「交流側系統Ea」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、第3実施形態の双方向電力変換器10cによれば、第1および第2実施形態と同様、一つの双方向電力変換器10cで電流形と電圧形との使い分けが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る双方向電力変換器について、直流から交流へ電力を変換するときは、モータ駆動用インバータとして、また、交流から直流へ電力を変換するときは、発電機整流用コンバータとして用いる場合を例にとって説明する。
図7は、第4実施形態に係る双方向電力変換器10dの概略構成を示す回路図である。図7に示す双方向電力変換器10dは、マトリクスコンバータAと、該マトリクスコンバータAの直流側回路11bと、該マトリクスコンバータAの交流側回路12bと、該双方向電力変換器10d全体の制御を司る制御部13dとを備えている。
以下、第4実施形態の双方向電力変換器10dについて、前記第2実施形態の双方向電力変換器10bとは異なる点を中心に説明する。なお、図7において、前記第2実施形態の双方向電力変換器10bの構成要素と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
マトリクスコンバータAの直流側回路11bは、入力側に直流電源Gbが接続され且つ出力側にマトリクスコンバータAが接続されている。
直流側回路11bは、直流電源Gbのプラス端子側およびマイナス端子側のうちの何れか少なくともの一方(ここではプラス端子側)に、その接続ラインに対して直列に接続された直流側インダクタLDが設けられている。
また、直流側インダクタLDとマトリクスコンバータAとの間に、直流電源Gbと並列に接続された直列回路Fが設けられている。直列回路Fは、直流側キャパシタCDと直流側スイッチSWDとを直列接続したものである。
かかる構成を備えた双方向電力変換器10dでは、制御部13dによるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWへの制御が行われることによって、電力変換器10dを電圧形のものとするか或いは電流形のものとするかが適宜選択された状態で交流−直流間で相互に電力変換を行えるようなっている。
図8は、第4実施形態の双方向電力変換器10dにおけるマトリクスコンバータAの各アーム並びに直流側スイッチSWDおよび交流側スイッチSWU,SWV,SWWのスイッチング制御状態を示す図であって、図8(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示しており、図8(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示している。
第4実施形態の双方向電力変換器10dでは、制御部13dは、電流形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が大きい場合)には、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオフとし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオンとする(図8(a)参照)。
一方、電圧形として使用する場合(例えば、直流側の電圧に比べて交流側の電圧が小さい場合)には、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオンとし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフとする(図8(b)参照)。
以上説明した第4実施形態の双方向電力変換器10dでは、図8(a)に示すように、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオフ(直流側キャパシタCDに電流が通過しない状態)とし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオン(交流側キャパシタCU,CV,CWに電流が通過する状態)とすることで、電流形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Gb」→「直流側インダクタLD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側キャパシタCU,CV,CW」→「交流側モータEb」の回路構成を実現することが可能となる。
また、図8(b)に示すように、直流側キャパシタCDと直列な直流側スイッチSWDをオン(直流側キャパシタCDに電流が通過する状態)とし、かつ、交流側キャパシタCU,CV,CWと直列な交流側スイッチSWU,SWV,SWWを全てオフ(交流側キャパシタCU,CV,CWに電流が通過しない状態)とすることで、電圧形として構成すべき回路構成、すなわち直流側から交流側へ「直流電源Gb」→「直流側インダクタLD」→「直流側キャパシタCD」→「マトリクスコンバータA」→「交流側モータEb」の回路構成を実現することが可能となる。
このように、第4実施形態の双方向電力変換器10dによれば、第1から第3実施形態と同様、一つの双方向電力変換器10dで電流形と電圧形との使い分けが可能となる。
次に、第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器10a〜10dにおいて、電流形とした場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作、および電圧形とした場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作について、図2、図4、図6および図8を参照しながら以下に説明する。
[電流形として使用する場合]
図2(a)および図6(a)は、直流側から交流側への電力供給を行う場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作を示している。また、図4(a)および図8(a)は、交流側から直流側への電力供給を行う場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作を示している。
第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器10a〜10dにおいて、制御部13a〜13dは、図2(a)および図6(a)に示すように、直流側から交流側における各相のラインU,V,Wのうちいずれかのラインへの電力供給を行うときは、対応するラインU,V,Wの上アームC1,C2,C3を構成するスイッチ(S1a,S1b),(S2a,S2b),(S3a,S3b)のうち、直流側から交流側へ導通するスイッチS1a,S2a,S3aをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチS1b,S2b,S3bを常時オフとし、かつ、下アームC6,C5,C4を構成するスイッチ(S6a,S6b),(S5a,S5b),(S4a,S4b)のうち、直流側から交流側へ導通するスイッチS6a,S5a,S4aを常時オフとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチS6b,S5b,S4bをスイッチングする。
なお、図4(a)および図8(a)に示す構成においても、図示していないが、直流側から交流側への電力供給を行うときは、図2(a)および図6(a)に示すスイッチング動作と同様の動作が行われる。
一方、図4(a)および図8(a)に示すように、交流側における各相のラインU,V,Wのうちいずれかのラインから直流側への電力供給を行うときは、対応するラインU,V,Wの上アームC1,C2,C3を構成するスイッチ(S1a,S1b),(S2a,S2b),(S3a,S3b)のうち、交流側から直流側へ導通するスイッチS1b,S2b,S3bをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチS1a,S2a,S3aを常時オフとし、かつ、下アーム(S6a,S6b),(S5a,S5b),(S4a,S4b)を構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチS6b,S5b,S4bを常時オフとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチS6a,S5a,S4aをスイッチングする。
なお、図2(a)および図6(a)に示す構成においても、図示していないが、交流側から直流側への電力供給を行うときは、図4(a)および図8(a)に示すスイッチング動作と同様の動作が行われる。
このように、双方向電力変換器10a〜10dを電流形とした回路構成に基づき、電力を供給する方向に応じてマトリクスコンバータAにおける各スイッチの導通する方向を考慮したスイッチング制御を行うことで、電流形動作モードにおいて直流側から交流側或いは交流側から直流側への電力供給(ここでは、第1および第3実施形態での系統Eaとの連系、第2および第4実施形態でのモータEbの駆動或いは蓄電池やキャパシタGbへの充電)を良好に行うことが可能となる。
[電圧形として使用する場合]
図2(b)および図6(b)は、各相のラインU,V,Wに流れる電流の向きが直流側から交流側に向かう方向の場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作を示している。また、図4(b)および図8(b)は、各相のラインU,V,Wに流れる電流の向きが交流側から直流側に向かう方向の場合でのマトリクスコンバータAのスイッチング動作を示している。
第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器10a〜10dにおいて、制御部13a〜13dは、交流側における各相のラインU,V,Wのそれぞれのラインに流れる電流の向きに関して、図2(b)および図6(b)に示すように、直流側から交流側に向かう方向のときは、対応するラインU,V,Wの上アームC1,C2,C3を構成するスイッチ(S1a,S1b),(S2a,S2b),(S3a,S3b)のうち、直流側から交流側へ導通するスイッチS6a,S5a,S4aをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチS6b,S5b,S4bを常時オフとし、かつ、下アームC6,C5,C4を構成するスイッチ(S6a,S6b),(S5a,S5b),(S4a,S4b)のうち、直流側から交流側へ導通するスイッチS6a,S5a,S4aを常時オンとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチS6b,S5b,S4bを常時オフとする。
なお、図4(b)および図8(b)に示す構成においても、図示していないが、各相のラインU,V,Wに流れる電流の向きが直流側から交流側に向かう方向のときは、図2(b)および図6(b)に示すスイッチング動作と同様の動作が行われる。
一方、図4(b)および図8(b)に示すように、交流側から直流側に向かう方向のときは、対応するラインU,V,Wの下アームC6,C5,C4を構成するスイッチ(S6a,S6b),(S5a,S5b),(S4a,S4b)のうち、交流側から直流側へ導通するスイッチS6b,S5b,S4bをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチS6a,S5a,S4aを常時オフとし、かつ、上アームC1,C2,C3を構成するスイッチ(S1a,S1b),(S2a,S2b),(S3a,S3b)のうち、交流側から直流側へ導通するスイッチS1b,S2b,S3bを常時オンとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチS1a,S2a,S3aを常時オフとする。
なお、図2(b)および図6(b)に示す構成においても、図示していないが、各相のラインU,V,Wに流れる電流の向きが交流側から直流側に向かう方向のときは、図4(b)および図8(b)に示すスイッチング動作と同様の動作が行われる。
ここで、電圧形として使用する場合、制御部13a〜13dによる各相のラインU,V,Wに流れる電流の向きの識別は、例えば、各ラインU,V,Wに流れる電流を検知する電流センサ(図示せず)の検出値や、スイッチング制御構成から判断できる各ラインU,V,Wに流す電流の向きを認識することで行うことができる。
このように、双方向電力変換器10a〜10dを電圧形とした回路構成に基づき、各ラインU,V,Wに流れる電流の方向に応じてマトリクスコンバータAにおける各スイッチの導通する方向を考慮したスイッチング制御を行うことで、電圧形動作モードにおいて双方向での電力変換(ここでは、第1および第3実施形態での系統Eaとの連系、第2および第4実施形態でのモータEbの駆動或いは蓄電池やキャパシタGbへの充電)を良好に行うことが可能となる。
なお、第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器10a〜10dに用いた双方向スイッチC1,C2,C3,C4,C5,C6の各スイッチ(S1a,S1b)〜(S6a,S6b)は、逆阻止形のIGBTとしたが、図9に示すように、IGBT100に対して該IGBT100におけるダイオード110の導通方向とは逆方向になるように直列にダイオード200を接続した逆阻止特性を示すIGBTや逆阻止特性を示す別の半導体素子としてもよい。
また、第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器10a〜10dは、三相構成のものであるが、それ以外の相構成、例えば、単相構成のものとしてもよい。この単相構成の場合、第1および第3実施形態の双方向電力変換器10a,10cにおいて、交流側インダクタを各相若しくは何れか一相に設けることができる。
また、第2実施形態および第4実施形態の双方向電力変換器10b,10dにおいて、交流ラインの各相U,V,WにY結線された、交流側キャパシタCU,CV,CWと交流側スイッチSWU,SWV,SWWとからなる直列回路を設けているが、それに代えて、交流ラインの各相U,V間、各相V,W間、各相W,U間に、かかる直列回路を設けてもよい。
第1実施形態に係る双方向電力変換器の概略構成を示す回路図である。 第1実施形態の双方向電力変換器におけるマトリクスコンバータの各アーム並びに直流側スイッチおよび交流側スイッチのスイッチング制御状態を示す図であって、図(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図であり、図(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図である。 第2実施形態に係る双方向電力変換器の概略構成を示す回路図である。 第2実施形態の双方向電力変換器におけるマトリクスコンバータの各アーム並びに直流側スイッチおよび交流側スイッチのスイッチング制御状態を示す図であって、図(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図であり、図(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図である。 第3実施形態に係る双方向電力変換器の概略構成を示す回路図である。 第3実施形態の双方向電力変換器におけるマトリクスコンバータの各アーム並びに直流側スイッチおよび交流側スイッチのスイッチング制御状態を示す図であって、図(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図であり、図(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図である。 第4実施形態に係る双方向電力変換器の概略構成を示す回路図である。 第4実施形態の双方向電力変換器におけるマトリクスコンバータの各アーム並びに直流側スイッチおよび交流側スイッチのスイッチング制御状態を示す図であって、図(a)は、電流形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図であり、図(b)は、電圧形として使用する場合のスイッチング制御状態を示す図である。 第1実施形態から第4実施形態の双方向電力変換器に用いた双方向スイッチにおける各スイッチの他の例を示す図である。
符号の説明
10a 双方向電力変換器
A マトリクスコンバータ
C1〜C4 双方向スイッチ
C1〜C3 上アーム
C4〜C6 下アーム
D 直流側キャパシタ
U,CV,CW 交流側キャパシタ
Ga 直流電源
D 直流側インダクタ
U,LV,LW 交流側インダクタ
S1a〜S6a 双方向スイッチの一方
S1b〜S6b 双方向スイッチの他方
SWD 直流側スイッチ
SWU,SWV,SWW 交流側スイッチ
U,V,W 交流側の各相のライン

Claims (7)

  1. 各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、
    直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方に直流側インダクタを設け、
    交流ラインの各相或いは単相の場合は各相若しくは何れか一相に交流側インダクタを設け、
    前記直流側インダクタと並列に直流側スイッチを設け、
    前記交流側インダクタと並列にそれぞれ交流側スイッチを設け、
    電流形として使用する場合、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとし、
    電圧形として使用する場合、前記直流側インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
  2. 各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、
    直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方にインダクタを設け、
    交流ラインの各相間にキャパシタを設けるか、または前記交流ラインの各相にY結線されたキャパシタを設け、
    前記インダクタと並列に直流側スイッチを設け、
    前記キャパシタと直列にそれぞれ交流側スイッチを設け、
    電流形として使用する場合、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとし、
    電圧形として使用する場合、前記インダクタと並列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
  3. 各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、
    直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方に直流側インダクタを設け、
    前記直流側インダクタと前記マトリクスコンバータとの間に、キャパシタと直流側スイッチよりなる直列回路を前記直流電源と並列に設け、
    交流ラインの各相或いは単相の場合は各相若しくは何れか一相に交流側インダクタを設け、
    前記交流側インダクタと並列にそれぞれ交流側スイッチを設け、
    電流形として使用する場合、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオンとし、
    電圧形として使用する場合、前記キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側インダクタと並列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
  4. 各相の上下アームとして、それぞれ、導通方向が互いに逆向きの1対のスイッチよりなる双方向スイッチを使用するマトリクスコンバータによって交流−直流間で相互に電力変換を行う双方向電力変換器において、
    直流側に接続される直流電源のプラス端子側およびマイナス端子側の両方またはこれらの一方にインダクタを設け、
    前記インダクタと前記マトリクスコンバータとの間に、直流側キャパシタと直流側スイッチよりなる直列回路を前記直流電源と並列に設け、
    交流ラインの各相間に交流側キャパシタと交流側スイッチよりなる直列回路を設けるか、または前記交流ラインの各相にY結線された交流側キャパシタと交流側スイッチよりなる直列回路を設け、
    電流形として使用する場合、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオフとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオンとし、
    電圧形として使用する場合、前記直流側キャパシタと直列な前記直流側スイッチをオンとし、かつ、前記交流側キャパシタと直列な前記交流側スイッチを全てオフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の双方向電力変換器において、
    電流形として使用する場合、直流側から交流側への電力供給を行うときは、
    前記マトリクスコンバータの各相の上アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの各相の下アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングすることを特徴とする双方向電力変換器。
  6. 請求項1から4の何れか一つに記載の双方向電力変換器において、
    電流形として使用する場合、交流側から直流側への電力供給を行うときは、
    前記マトリクスコンバータの各相の上アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの各相の下アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングすることを特徴とする双方向電力変換器。
  7. 請求項1から4の何れか一つに記載の双方向電力変換器において、
    電圧形として使用する場合、前記交流ラインのそれぞれ各相に流れる電流の向きに関して、
    直流側から交流側に向かう方向のときは、前記マトリクスコンバータの当該相の上アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの当該相の下アームを構成するスイッチのうち、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オンとする一方、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オフとし、
    交流側から直流側に向かう方向のときは、前記マトリクスコンバータの当該相の下アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチをスイッチングする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとし、かつ、前記マトリクスコンバータの当該相の上アームを構成するスイッチのうち、交流側から直流側へ導通するスイッチを常時オンとする一方、直流側から交流側へ導通するスイッチを常時オフとすることを特徴とする双方向電力変換器。
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