JP2006011704A - クロック切り替え回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力される多相クロック信号の周波数が高くなった場合にも安定した切り替え動作を行うようにする。
【解決手段】 2つの入力クロック信号をそれぞれ選択する第1〜第7のセレクタ回路部により8入力1出力の多相クロック切り替え回路が実現され、各セレクタ回路部は、内部セレクタ回路20および切り替え制御回路30を具備する。内部セレクタ回路20は、2つの入力クロック信号ICLKAおよびICLKBのうちの1つを選択的に出力する。切り替え制御回路30は、内部セレクタ回路20の切り替え動作を制御する選択信号ISELを、内部セレクタ回路20への入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチし、内部セレクタ回路20には常にこの開始タイミングで切り替えが指示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同周波数でそれぞれ位相の異なる多相入力クロック信号から1つを選択して出力するクロック切り替え回路に関する。
通信システムにおける信号受信や、記録媒体のデータ再生およびそのサーボ制御などを行う回路などでは、位相の異なる同周波数の複数のクロック信号(多相クロック信号)が、データのオーバサンプリングなどを目的として用いられることが多い。また、このような回路では、多相クロック信号のうちの任意のクロック信号を切り替えて出力するクロック切り替え回路を具備する場合もある。例えば、記録ディスク装置のサーボ制御系において、多相クロック信号を入力データパルスに基づいてラッチし、そのラッチ結果に基づいて、入力データパルスの位相を多相クロック信号の位相に換算して判定し、その判定結果に従って多相クロック信号からサンプリングクロック信号を選択して入力データパルスを同期化する同期化回路を具備するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来のクロック切り替え回路の回路構成例を示す図である。
図8では、例として8相の入力クロック信号を切り替えるクロック切り替え回路を示している。このクロック切り替え回路は、8入力1出力のセレクタ回路81および82と、セレクタ回路82の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路(以下、FF回路と略称する)83〜85と、FF回路83〜85によるラッチタイミングを与えるAND(論理積)ゲート回路86とを具備している。
このクロック切り替え回路は、3ビットの選択信号ICODE[2:0]に応じて、入力された8相のクロック信号ICLK1〜ICLK8から1つを選択して出力する。クロック信号ICLK1〜ICLK8はセレクタ回路81および82の双方に入力され、選択信号ICODE[2:0]は下位ビットからそれぞれFF回路83〜85のデータ入力端子に入力される。また、選択信号ICODE[2:0]はさらにセレクタ回路81の制御端子にも入力され、これによりセレクタ回路81の切り替え動作が制御される。
また、セレクタ回路81および82の出力信号はANDゲート回路86に入力され、ANDゲート回路86の出力信号はFF回路83〜85の各クロック入力端子に入力される。そして、FF回路83〜85からの3ビットの出力信号SOUT[2:0]により、セレクタ回路82の切り替え動作が制御され、切り替え後の出力クロック信号OCLKが出力される。
図9は、上記のクロック切り替え回路に入力される8相のクロック信号の波形例を示す図である。また、図10は、上記のクロック切り替え回路におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。
以下の説明では、図9に示すように、クロック信号ICLK1からクロック信号ICLK8に向かって順次位相が早まっているような入力クロック信号を想定する。なお、上記のクロック切り替え回路では、選択信号ICODE[2:0]として3ビットのグレイコードを用いてその数値を増減させることにより、クロック信号ICLK1〜ICLK8のうち隣接するものを順次選択することが可能となる。なお、セレクタ回路81および82も、選択信号として3ビットのグレイコードが入力されることで同様の切り替え動作をするものである。
図10では、例として、クロック信号ICLK2からクロック信号ICLK1に切り替える際の波形例を示している。上記のクロック切り替え回路では、選択信号ICODE[2:0]の変化に応じて切り替えが指示されると、その直後においてANDゲート回路86の出力信号CLK2は、切り替え前後のクロック信号がともにHレベルとなる期間AでHレベルとなり、この出力信号CLK2の立ち上がりタイミングで選択信号ICODE[2:0]がラッチされる。これによりセレクタ回路82は、期間Aの開始タイミングで切り替え動作を行う。
ここで、8相のクロック信号をセレクタ回路により単純に切り替えた場合、切り替えるクロック信号の波形やその切り替えタイミングによっては、出力クロック信号にグリッジが発生することがある。具体的には、ともにHレベルとなる期間が存在するクロック信号同士の切り替え時において、選択されているクロック信号の立ち下がり直後に切り替えが指示された場合に発生し得る。図10の例では、クロック信号ICLK2の立ち下がり直後のタイミングT81において、選択信号ICODE[2:0]の変化により切り替えが指示されると、セレクタ回路81の出力信号CLK1にはグリッジが現れる。このようなグリッジが出力クロック上に発生すると、後段に接続した回路が誤動作する可能性が生じる。
これに対して、図8のクロック切り替え回路では、セレクタ回路81の出力信号CLK1の次の立ち上がりのタイミングT82において、選択信号ICODE[2:0]がラッチされて、セレクタ回路82の切り替えタイミングが制限されることで、出力クロック信号OCLKにグリッジが発生しないようにされている。
特開2001−56918号公報(段落番号〔0030〕〜〔0040〕、図7)
しかし、上記のクロック切り替え回路においては、グリッジの発生を防止するためには、FF回路83〜85からの出力信号SOUT[2:0]の切り替えタイミングが期間Aの中にある必要がある。ここで、入力される多相のクロック信号ICLK1〜ICLK8の周波数が高くなると、ANDゲート回路86やFF回路83〜85の動作遅延、あるいはセレクタ回路81の内部の動作遅延の影響が大きくなり、その結果、セレクタ回路82の切り替えタイミングが上記の期間Aより遅れてしまう場合がある。
図11は、上記のクロック切り替え回路における誤動作時の波形例を示すタイミングチャートである。
図11では、図10の場合と同様に、クロック信号ICLK2の立ち下がり直後のタイミングT91において、クロック信号ICLK1への切り替えが指示された場合の波形を示している。ここで、例えばFF回路83〜85において動作遅延が生じ、セレクタ回路82の切り替えが期間Aの終了後のタイミングT92に行われた場合には、セレクタ回路82からの出力クロック信号OCLKにグリッジが発生してしまう。
このように、従来のクロック切り替え回路では、入力される多相クロック信号の周波数が高くなって、内部のゲート回路やFF回路などの動作遅延の影響が無視できないほど大きくなると、グリッジの発生を防止することができなくなって誤動作の要因となることが問題であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、入力される多相クロック信号の周波数が高くなった場合にも安定した切り替え動作を行うことが可能なクロック切り替え回路を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1のようなクロック切り替え回路が提供される。このクロック切り替え回路は、同周波数でそれぞれ位相の異なる多相入力クロック信号から1つを選択して出力するものであり、前記多相入力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第1〜第4のセレクタ回路部と、前記第1〜第4のセレクタ回路部の出力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第5および第6のセレクタ回路部と、前記第5および第6のセレクタ回路部の出力クロック信号から1つを選択的に出力する第7のセレクタ回路部とを有し、前記第1〜第7のセレクタ回路部は、2つの入力クロック信号ICLKAおよびICLKBのうちの1つを選択的に出力する内部セレクタ回路20と、前記内部セレクタ回路20の切り替え動作を制御する選択信号ISELを、前記内部セレクタ回路20への入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチして前記内部セレクタ回路20に供給する切り替え制御回路30とをそれぞれ具備することを特徴とする。
このようなクロック切り替え回路では、2つの入力クロック信号をそれぞれ選択する第1〜第7のセレクタ回路部により8入力1出力の多相クロック切り替え回路が実現され、各セレクタ回路部は、内部セレクタ回路20および切り替え制御回路30を具備している。内部セレクタ回路20は、2つの入力クロック信号ICLKAおよびICLKBのうちの1つを選択的に出力する。また、切り替え制御回路30は、内部セレクタ回路20の切り替え動作を制御する選択信号ISELを、内部セレクタ回路20への入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチし、内部セレクタ回路20には常にこの開始タイミングで切り替えが指示される。切り替え制御回路30は、例えば論理ゲート回路やフリップフロップ回路などを具備してもよく、これらの内部回路や内部セレクタ回路20において動作遅延が生じる場合があるが、内部セレクタ回路20への切り替え指示時にこのような動作遅延が生じた場合にも、上記期間の終了までには余裕があるために、内部セレクタ回路20を上記期間内に確実に切り替えることができる。
本発明のクロック切り替え回路では、第1〜第7のセレクタ回路部のそれぞれにおいて、2つの入力クロック信号がともにHレベルになる期間内に内部セレクタ回路が確実に切り替えられるので、多相入力クロック信号の周波数が高くなった場合にも、出力クロック信号の波形が崩れることがなくなり、安定した切り替え動作を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るクロック切り替え回路の全体構成を示す回路図である。
図2に示すクロック切り替え回路は、例として8相のクロック信号ICLK1〜ICLK8の入力を受け、これらの信号から1つを任意に選択して、出力クロック信号OCLKとして出力する。なお、クロック信号ICLK1からクロック信号ICLK8に向かって徐々に位相がずれていくものとする。また、出力切り替えを制御するために、3ビットの選択信号ICODE[2:0]が入力される。
このクロック切り替え回路は、同一構成を有する7つの2入力1出力セレクタ回路(以下、セレクタ回路と略称する)11〜17を具備する。セレクタ回路11には、隣接するクロック信号ICLK1およびICLK2が入力される。同様に、セレクタ回路12にはICLK3およびICLK4が、セレクタ回路13にはICLK5およびICLK6が、セレクタ回路14にはクロック信号ICLK7およびICLK8がそれぞれ入力される。また、セレクタ回路11および12の出力信号はセレクタ回路15に入力され、セレクタ回路13および14の出力信号はセレクタ回路16に入力される。そして、セレクタ回路15および16の出力信号がセレクタ回路17に入力されて、出力クロック信号OCLKが出力される。
また、セレクタ回路11および13の制御端子には選択信号ICODE[0]が入力され、セレクタ回路12および14の制御端子には選択信号ICODE[0]の反転信号が入力される。さらに、セレクタ回路15の制御端子には選択信号ICODE[1]が入力され、セレクタ回路16の制御端子には選択信号ICODE[1]の反転信号が入力される。また、セレクタ回路17の制御端子には選択信号ICODE[2]が入力される。このような構成により、選択信号ICODE[2:0]としてグレイコードを用いた場合に、その数値を増減させることにより、クロック信号ICLK1〜ICLK8のうち隣接するものを順次選択することが可能となっている。
ところで、上記のクロック切り替え回路においては、入力されるクロック信号ICLK1〜ICLK8の周波数が高くなっていき、各セレクタ回路11〜17などの動作遅延がクロック周期に対して相対的に大きくなった場合、選択信号ICODE[2:0]が変化する切り替え指示タイミングによっては、出力クロック信号OCLKや内部のクロック信号にグリッジが発生する可能性がある。このようなグリッジの発生を防止するために、本発明では、各セレクタ回路11〜17に切り替え制御回路を設けることを特徴とする。
図1は、各セレクタ回路11〜17の内部構成例を示す回路図である。
図1に示すように、セレクタ回路11〜17は、正論理制御端子および負論理制御端子を有する2入力1出力の内部セレクタ回路20と、この内部セレクタ回路20の切り替えタイミングを制御する切り替え制御回路30とを具備する。なお、内部セレクタ回路20への入力クロック信号ICLKAおよびICLKBは、図2中の隣接するクロック信号(例えばセレクタ回路11の場合はクロック信号ICLK1およびICLK2)であり、内部セレクタ回路20からはこれらのうちの1つを選択した出力クロック信号S_OCLKが出力される。また、選択信号ISELは、図2中の選択信号ICODE[2:0]のうちの1ビットまたはその反転信号(例えばセレクタ回路11の場合は選択信号ICODE[0])である。
切り替え制御回路30は、内部セレクタ回路20への入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間の開始タイミングで選択信号ISELをラッチし、このタイミングで内部セレクタ回路20の切り替え動作を制御する回路ブロックであり、これにより内部セレクタ回路20の出力クロック信号S_OCLKにグリッジが発生することを防止する。
図1ではこのような切り替え制御回路30として、AND(論理積)ゲート回路31とFF回路32とを具備する場合について示している。ANDゲート回路31には、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBが入力され、その出力信号ADCLKはFF回路32のクロック入力端子に入力される。また、FF回路32のデータ入力端子には選択信号ISELが入力され、正論理データ出力端子および負論理データ出力端子からは、内部セレクタ回路20の切り替えを制御するための制御信号SOUTおよびその反転信号(反転制御信号)SXOUTが出力される。
ここで、図3は、内部セレクタ回路20の内部構成例を示す回路図である。
図3に示すように、内部セレクタ回路20は、2つのクロックドバッファ21および22とインバータ23からなる一般的な構成を有している。クロックドバッファ21および22には、それぞれ入力クロック信号ICLKAおよびICLKBが入力され、その出力信号がインバータ23に入力されて反転され、出力クロック信号S_OCLKが出力される。また、クロックドバッファ21の負論理制御端子およびクロックドバッファ22の正論理制御端子には、制御信号S(図1の制御信号SOUTに対応)が入力され、クロックドバッファ21の正論理制御端子およびクロックドバッファ22の負論理制御端子には、反転制御信号SX(図1の反転制御信号SXOUTに対応)が入力される。
このような構成の内部セレクタ回路20では、制御信号Sが“0”、反転制御信号SXが“1”のとき、クロックドバッファ21がONされてクロック信号ICLKAが選択され、制御信号Sが“1”、反転制御信号SXが“0”のとき、クロックドバッファ22がONされてクロック信号ICLKBが選択される。
図4は、以上のような回路構成を有する切り替え制御回路30におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。以下、この図4を用いて上記の切り替え制御回路30におけるクロック切り替え時の動作について説明する。
切り替え制御回路30では、ANDゲート回路31の出力信号ADCLKは、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間(例えばタイミングT11〜T12)においてHレベルとなり、FF回路32は、この期間の開始タイミングで選択信号ISELをラッチし、内部セレクタ回路20の切り替え動作を実行させる。
ここで、内部セレクタ回路20の出力信号S_OCLKにおいては、選択されているクロック信号の立ち下がり直後に切り替えが指示された場合に、グリッジが発生し得る。しかし、入力クロック信号CLKAおよびCLKBがともにHレベルである期間、すなわちANDゲート回路31からの出力信号ADCLKがHレベルとなる期間内において切り替えが行われれば、出力クロック信号S_OCLKの波形は崩れない。
上記の切り替え制御回路30では、例えば図4のタイミングT13のように、選択されている入力クロック信号ICLKBの立ち下がり直後に、選択信号ISELが“0”とされて切り替えが指示された場合にも、FF回路32により、ANDゲート回路31の出力信号ADCLKの次の立ち上がりのタイミングT14で選択信号ISELがラッチされ、これにより内部セレクタ回路20が切り替えられる。このように内部セレクタ回路20には、出力信号ADCLKがHレベルの期間の開始タイミングで常に切り替え指示が与えられるようにされるので、FF回路32や内部セレクタ回路20に動作遅延が生じた場合にも、上記期間の終了までに余裕があり、この期間内に内部セレクタ回路20を確実に切り替えることが可能となる。
また、クロック選択のための選択信号ICODE[2:0]は、8入力1出力のクロック切り替え回路の内部に設けられた2入力1出力のセレクタ回路11〜17に直接入力されてこれらを制御するので、図8に示した従来回路と比較して、選択信号ICODE[2:0]の変化に対する切り替え動作遅延をはるかに小さくすることができる。
従って、入力クロック信号ICLK1〜ICLK8の周波数が高くなった場合にも、各セレクタ回路11〜17からは、選択信号ISELの切り替えタイミングに関係なく、常にグリッジのない波形を有する出力クロック信号S_OCLKが出力されるので、その結果、クロック切り替え回路の出力信号OCLKにもグリッジが発生することがなくなる。
なお、上記の切り替え制御回路30では、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHとなる期間を検出するためにANDゲート回路31を用いたが、その代わりに、より動作遅延の少ないNAND(排他的論理積)ゲート回路を用いてもよい。この場合、後段のFF回路32としては、ゲート回路からの出力信号ADCLKの立ち下がりタイミングでデータ入力端子への入力信号(選択信号ISEL)をラッチするものを使用する。これにより、より確実にグリッジの発生を防止することができる。
ところで、上記の切り替え制御回路30において、FF回路32の正論理および負論理のデータ出力端子には、その一方の出力段にトランジスタゲートが挿入される。このため、FF回路32の各データ出力端子からの出力信号の間にスキューが生じる場合があり、このスキューに起因して内部セレクタ回路20の切り替え時の出力波形が崩れ、クロック切り替え回路の後段の回路において誤動作が発生してしまうことが考えられる。
以下、このような誤動作を防止することが可能な切り替え制御回路の構成例について説明する。
図5は、切り替え制御回路の構成の異なる各セレクタ回路11〜17の内部構成例を示す回路図である。
図5に示す切り替え制御回路30aは、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHとなる期間を検出するためにNANDゲート回路33を用い、さらにその後段において内部セレクタ回路20の切り替えタイミングを制限するための回路として、FF回路32に加えてラッチ回路34および35を設けている。
NANDゲート回路33には入力クロック信号ICLKAおよびICLKBが入力され、その出力信号NADCLKはFF回路32のクロック入力端子に入力される。また、FF回路32のデータ入力端子には、選択信号ISELが入力される。
ラッチ回路34および35は、ともに同じ構成を有するDラッチ型のFF回路であり、これらのゲート入力端子にともに、NANDゲート回路33の出力信号NADCLKの反転信号が入力される。また、ラッチ回路34のデータ入力端子には、FF回路32の正論理データ出力端子からの出力信号OCODEが入力され、正論理データ出力端子からの出力信号SOUTは、内部セレクタ回路20の正論理制御端子に入力される。また、ラッチ回路35のデータ入力端子には、FF回路32の負論理データ出力端子からの出力信号OXCODEが入力され、正論理データ出力端子からの出力信号SXOUTは、内部セレクタ回路20の負論理制御端子に入力される。
図6は、図5に示した切り替え制御回路におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。
切り替え制御回路30aでは、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間は、NANDゲート回路33の出力信号NADCLKがLレベルとなることで検出される(例えばタイミングT21〜T22)。なお、ANDゲート回路の代わりにNANDゲート回路33が用いられることにより、動作遅延を減少させている。そして、FF回路32は、出力信号NADCLKの立ち上がりタイミングにおいて、選択信号ISELをラッチする。
例えば、タイミングT23において選択信号ISELがLレベルとなり、入力クロック信号ICLKBから入力クロック信号ICLKAへの切り替えが指示された場合、FF回路32はその次に出力信号NADCLKがHレベルとなるタイミングT24でこれをラッチする。このとき、FF回路32の出力信号OCODEおよびOXCODEの間にスキューが生じる場合がある。
しかし、これらの出力信号OCODEおよびOXCODEは、それぞれラッチ回路34および35により、出力信号NADCLKが次にLレベルとなるタイミングT25でラッチされる。ラッチ回路34および35は同じ構成を有し、各ゲート入力端子には同じ信号が入力されるので、各ラッチ回路34および35の各出力信号SOUTおよびSXOUTの間に生じるスキューは極めて少ない。また、このタイミングT25は、入力クロック信号ICLKAおよびICLKBがともにHレベルとなる期間の開始タイミングとなるため、内部セレクタ回路20はこの期間内に切り替え動作を行うことが可能となる。
従って、図5の構成の切り替え制御回路30aを用いることにより、図1の場合と比較して波形の崩れが生じにくくなり、高周波の入力クロック信号に対する切り替え動作時の安定性をより向上させることができる。
なお、以上の実施の形態では、例として8相の入力クロック信号から1つを任意に切り替えて出力するクロック切り替え回路について説明したが、例えば、図1のような8入力のクロック切り替え回路を複数組み合わせた8n相(ただし、nは2以上の整数)の入力クロック信号に対する切り替え回路にも、本発明を適用することが可能である。
図7は、その一例として、16相の入力クロック信号を切り替えて出力するクロック切り替え回路の構成例を示す図である。
図7に示すクロック切り替え回路は、16相のクロック信号ICLK1〜16から、4ビットの選択信号ICODE[3:0]に応じて1つを選択し、出力クロック信号OCLKとして出力する。この回路は、同一構造を有する15個のセレクタ回路41〜55を具備し、これらは上述したような切り替え制御回路をそれぞれ具備している。
このクロック切り替え回路では、クロック信号ICLK1〜8に対しては、セレクタ回路41〜44,49,50および53により8入力1出力のクロック切り替え回路が構成されている。また、クロック信号ICLK9〜ICLK16に対しても、セレクタ回路45〜48,51,52および54により同様の8入力1出力のクロック切り替え回路が構成されている。そして、これらの2つの回路の出力信号が、さらにセレクタ回路55により切り替えられることで、16入力1出力のクロック切り替え回路が実現されている。
また、選択信号ICODE[0]はセレクタ回路41,43,45および47の制御端子に入力され、その反転信号はセレクタ回路42,44,46および48の制御端子に入力される。さらに、選択信号ICODE[1]はセレクタ回路49および51の制御端子に入力され、その反転信号はセレクタ回路50および52の制御端子に入力される。また、選択信号ICODE[2]はセレクタ回路53の制御端子に入力され、その反転信号はセレクタ回路54の制御端子に入力される。そして、選択信号ICODE[3]はセレクタ回路55の制御端子に入力される。このような構成により、選択信号ICODE[3:0]としてグレイコードを用い、その数値を増減することにより、クロック信号ICLK1〜ICLK16のうち隣接するものを順次選択することが可能となっている。
このようなクロック切り替え回路においても、上述した切り替え制御回路を各セレクタ回路41〜55が具備することにより、入力クロック信号が高周波となった場合にも、出力クロック信号OCLKにおけるグリッジの発生を防止することができる。
また、以上の実施の形態では、選択信号としてグレイコードが用いられる場合について説明したが、これに限らず、様々な選択信号を用いて動作するクロック切り替え回路に本発明を適用することが可能である。さらに、本発明は、上記構成に限らず、2入力1出力のセレクタ回路を組み合わせた構成を有し、各セレクタ回路に対してともにHレベルとなる期間が存在するクロック信号が入力されるような多相クロックに対する切り替え回路に適用することができる。
(付記1) 同周波数でそれぞれ位相の異なる多相入力クロック信号から1つを選択して出力するクロック切り替え回路において、
前記多相入力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第1〜第4のセレクタ回路部と、
前記第1〜第4のセレクタ回路部の出力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第5および第6のセレクタ回路部と、
前記第5および第6のセレクタ回路部の出力クロック信号から1つを選択的に出力する第7のセレクタ回路部と、
を有し、
前記第1〜第7のセレクタ回路部は、
2つの入力クロック信号のうちの1つを選択的に出力する内部セレクタ回路と、
前記内部セレクタ回路の切り替え動作を制御する選択信号を、前記内部セレクタ回路への入力クロック信号がともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチして前記内部セレクタ回路に供給する切り替え制御回路と、
をそれぞれ具備することを特徴とするクロック切り替え回路。
(付記2) 前記切り替え制御回路は、
前記期間を検出する論理ゲート回路と、
前記論理ゲート回路の出力信号を基に前記選択信号をラッチするラッチ回路と、
を有することを特徴とする付記1記載のクロック切り替え回路。
(付記3) 前記論理ゲート回路は入力信号の論理積をとり、
前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
ことを特徴とする付記2記載のクロック切り替え回路。
(付記4) 前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち下がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
ことを特徴とする付記2記載のクロック切り替え回路。
(付記5) 前記内部セレクタ回路は、正論理制御端子および負論理制御端子の入力信号に応じて切り替え動作を行い、
前記切り替え制御回路において、
前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
前記ラッチ回路は、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチする第1のフリップフロップ回路と、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の正論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の正論理制御端子に供給する第2のフリップフロップ回路と、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の負論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の負論理制御端子に供給する第3のフリップフロップ回路と、
を具備することを特徴とする付記2記載のクロック切り替え回路。
(付記6) 前記第1〜第7のセレクタ回路部の切り替え動作を制御するための複数ビットからなる制御信号の入力を受け、前記制御信号のうち、下位1ビット目の信号で前記第1および第3のセレクタ回路部を制御し、下位1ビット目の反転信号で前記第2および第4のセレクタ回路部を制御し、下位2ビット目の信号で前記第5のセレクタ回路部を制御し、下位2ビット目の反転信号で前記第6のセレクタ回路を制御し、下位3ビット目の信号で前記第7のセレクタ回路を制御するようにされたことを特徴とする付記1記載のクロック切り替え回路。
(付記7) 前記制御信号はグレイコードから構成されることを特徴とする付記6記載のクロック切り替え回路。
(付記8) 前記第1〜第7のセレクタ回路部からなる8入力1出力のクロック切り替え回路をn組(ただし、nは2以上の整数)だけ具備して、8n相の入力クロック信号から1つを選択して出力することを特徴とする付記1記載のクロック切り替え回路。
(付記9) 同周波数でそれぞれ位相の異なる2つの入力クロック信号から1つを選択して出力するクロック切り替え回路において、
前記入力クロック信号のうちの1つを選択的に出力する内部セレクタ回路と、
前記内部セレクタ回路の切り替え動作を制御する選択信号を、前記入力クロック信号がともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチして前記内部セレクタ回路に供給する切り替え制御回路と、
を有することを特徴とするクロック切り替え回路。
(付記10) 前記切り替え制御回路は、
前記期間を検出する論理ゲート回路と、
前記論理ゲート回路の出力信号を基に前記選択信号をラッチするラッチ回路と、
を有することを特徴とする付記9記載のクロック切り替え回路。
(付記11) 前記論理ゲート回路は入力信号の論理積をとり、
前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
ことを特徴とする付記10記載のクロック切り替え回路。
(付記12) 前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち下がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
ことを特徴とする付記10記載のクロック切り替え回路。
(付記13) 前記内部セレクタ回路は、正論理制御端子および負論理制御端子の入力信号に応じて切り替え動作を行い、
前記切り替え制御回路において、
前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
前記ラッチ回路は、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチする第1のフリップフロップ回路と、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の正論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の正論理制御端子に供給する第2のフリップフロップ回路と、
前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の負論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の負論理制御端子に供給する第3のフリップフロップ回路と、
を具備することを特徴とする付記10記載のクロック切り替え回路。
本発明の実施の形態に係るクロック切り替え回路内の各セレクタの内部構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係るクロック切り替え回路の全体構成を示す回路図である。 内部セレクタの第1の内部構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る切り替え制御回路におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。 内部セレクタの第2の内部構成例を示す回路図である。 図5に示した切り替え制御回路におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。 16相の入力クロック信号を切り替えて出力するクロック切り替え回路の構成例を示す図である。 従来のクロック切り替え回路の回路構成例を示す図である。 クロック切り替え回路に入力される8相のクロック信号の波形例を示す図である。 従来のクロック切り替え回路におけるクロック切り替え時の波形例を示すタイミングチャートである。 従来のクロック切り替え回路における誤動作時の波形例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11〜17 セレクタ回路
20 内部セレクタ回路
21,22 クロックドバッファ
23 インバータ
30 切り替え制御回路
31 AND(論理積)ゲート回路
32 FF(フリップフロップ)回路

Claims (10)

  1. 同周波数でそれぞれ位相の異なる多相入力クロック信号から1つを選択して出力するクロック切り替え回路において、
    前記多相入力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第1〜第4のセレクタ回路部と、
    前記第1〜第4のセレクタ回路部の出力クロック信号のうちの2つの入力を受けて1つのクロック信号をそれぞれ選択的に出力する第5および第6のセレクタ回路部と、
    前記第5および第6のセレクタ回路部の出力クロック信号から1つを選択的に出力する第7のセレクタ回路部と、
    を有し、
    前記第1〜第7のセレクタ回路部は、
    2つの入力クロック信号のうちの1つを選択的に出力する内部セレクタ回路と、
    前記内部セレクタ回路の切り替え動作を制御する選択信号を、前記内部セレクタ回路への入力クロック信号がともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチして前記内部セレクタ回路に供給する切り替え制御回路と、
    をそれぞれ具備することを特徴とするクロック切り替え回路。
  2. 前記切り替え制御回路は、
    前記期間を検出する論理ゲート回路と、
    前記論理ゲート回路の出力信号を基に前記選択信号をラッチするラッチ回路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のクロック切り替え回路。
  3. 前記論理ゲート回路は入力信号の論理積をとり、
    前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
    ことを特徴とする請求項2記載のクロック切り替え回路。
  4. 前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
    前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち下がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
    ことを特徴とする請求項2記載のクロック切り替え回路。
  5. 前記内部セレクタ回路は、正論理制御端子および負論理制御端子の入力信号に応じて切り替え動作を行い、
    前記切り替え制御回路において、
    前記論理ゲート回路は入力信号の排他的論理積をとり、
    前記ラッチ回路は、
    前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチする第1のフリップフロップ回路と、
    前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の正論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の正論理制御端子に供給する第2のフリップフロップ回路と、
    前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで、前記第1のフリップフロップ回路の負論理データ出力端子からの信号をラッチして、出力信号を前記内部セレクタ回路の負論理制御端子に供給する第3のフリップフロップ回路と、
    を具備することを特徴とする請求項2記載のクロック切り替え回路。
  6. 前記第1〜第7のセレクタ回路部の切り替え動作を制御するための複数ビットからなる制御信号の入力を受け、前記制御信号のうち、下位1ビット目の信号で前記第1および第3のセレクタ回路部を制御し、下位1ビット目の反転信号で前記第2および第4のセレクタ回路部を制御し、下位2ビット目の信号で前記第5のセレクタ回路部を制御し、下位2ビット目の反転信号で前記第6のセレクタ回路を制御し、下位3ビット目の信号で前記第7のセレクタ回路を制御するようにされたことを特徴とする請求項1記載のクロック切り替え回路。
  7. 前記第1〜第7のセレクタ回路部からなる8入力1出力のクロック切り替え回路をn組(ただし、nは2以上の整数)だけ具備して、8n相の入力クロック信号から1つを選択して出力することを特徴とする請求項1記載のクロック切り替え回路。
  8. 同周波数でそれぞれ位相の異なる2つの入力クロック信号から1つを選択して出力するクロック切り替え回路において、
    前記入力クロック信号のうちの1つを選択的に出力する内部セレクタ回路と、
    前記内部セレクタ回路の切り替え動作を制御する選択信号を、前記入力クロック信号がともにHレベルとなる期間の開始タイミングでラッチして前記内部セレクタ回路に供給する切り替え制御回路と、
    を有することを特徴とするクロック切り替え回路。
  9. 前記切り替え制御回路は、
    前記期間を検出する論理ゲート回路と、
    前記論理ゲート回路の出力信号を基に前記選択信号をラッチするラッチ回路と、
    を有することを特徴とする請求項8記載のクロック切り替え回路。
  10. 前記論理ゲート回路は入力信号の論理積をとり、
    前記ラッチ回路は、前記論理ゲート回路からの出力信号の立ち上がりタイミングで前記選択信号をラッチして前記内部セレクタ回路の切り替えタイミングを与えるフリップフロップ回路を具備する、
    ことを特徴とする請求項9記載のクロック切り替え回路。
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