JP2002135983A - 分散型電源装置 - Google Patents

分散型電源装置

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JP2002135983A JP2000326268A JP2000326268A JP2002135983A JP 2002135983 A JP2002135983 A JP 2002135983A JP 2000326268 A JP2000326268 A JP 2000326268A JP 2000326268 A JP2000326268 A JP 2000326268A JP 2002135983 A JP2002135983 A JP 2002135983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のインバータ部が単独運転状態で動作して
いるか否かを確実に検出できるようにした分散型電源装
置を提供する。 【解決手段】直流電力を出力する複数の直流電源部1a
〜1cと、直流電源部1a〜1cの直流電力をそれぞれ
交流電力に変換し、商用電力系統20と連系して負荷3
0に交流電力を供給する複数のインバータ部11a〜1
1cと、インバータ部11a〜11cに対してその出力
を変動させるための同一の能動変動データを出力する能
動変動作成部12と、連系点の電圧から商用電力系統2
0が停止しインバータ部11a〜11cが単独運転状態
になっていると判断する単独運転判断部14と、単独運
転判断部14が単独運転状態と判断した場合に各インバ
ータ部11a〜11cと商用電力系統20とを切り離す
と共に、各インバータ部11a〜11cを停止させる系
統連系保護部15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電力系統に連
系して使用される分散型電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分散型電源装置のブロック図を図
8に示す。この分散型電源装置は、太陽光のエネルギー
を直流電力に変換する太陽電池のような複数の直流電源
部1a,1bと、複数の直流電源部1a,1bの直流電
力を交流電力にそれぞれ変換し、商用電力系統20と連
系して負荷30に交流電力を供給する複数のインバータ
部11a,11bと、各インバータ部11a,11bの
出力電流をそれぞれ変動させるための能動変動データを
対応するインバータ部11a,11bにそれぞれ出力す
る複数の能動変動作成部12a,12bと、各インバー
タ部11a,11bと商用電力系統20との連系点の電
圧をそれぞれ検出する複数の電圧検出部13a,13b
と、対応する電圧検出部13a,13bの検出結果から
商用電力系統20が停止しインバータ部11a,11b
が単独運転状態になっていると判断する複数の単独運転
判断部14a,14bと、商用電力系統20が停止しイ
ンバータ部11a,11bが単独運転状態になっている
と単独運転判断部14a,14bが判断した場合に、解
列リレー16a,16bを解列してインバータ部11
a,11bと商用電力系統20とを切り離す系統連系保
護部15と、を備えている。
【0003】ここに、インバータ部11a,11bと、
能動変動作成部12a,12bと、電圧検出部13a,
13bと、単独運転判断部14a,14bと、解列リレ
ー16a,16bと、系統連系保護部15a,15bと
で、直流電源部1の直流電力を交流電力に変換し商用電
力系統20と連系して負荷に交流電力を供給するパワー
コンディショナ10a,10bが構成される。また、直
流電源部1a,1bとパワーコンディショナ10a,1
0bとで分散型電源装置がそれぞれ構成される。
【0004】ところで、事故発生時や保守点検時などに
商用電力系統20を解列し、商用電力系統20からの電
力系統が停止した場合に、分散型電源装置が単独運転を
継続していると、分散型電源装置から商用電力系統20
の配電線に対して逆充電することとなり、事故被害の拡
大や作業者の感電事故が発生する虞があり、また負荷3
0が破損する虞もあった。このため、商用電力系統20
の開放時等に生じる分散型電源装置の単独運転を確実に
防止する必要がある。
【0005】インバータ部11a,11bの単独運転状
態を検出するため、単独運転判断部14a,14bは後
述する過電圧検出機能(OV)、不足電圧検出機能(U
V)、周波数上昇検出機能(OF)、周波数低下検出機
能(UF)の4機能を有しており、さらに受動方式、能
動方式の2方式を併用することによって単独運転状態の
検出確率を高めている。ここで、過電圧検出機能(O
V)、不足電圧検出機能(UV)、周波数上昇検出機能
(OF)、周波数低下検出機能(UF)とは、インバー
タ部11a,11bが単独運転に移行した時に発生する
出力の電圧変化や周波数変化を検出するための機能であ
り、単独運転判断部14a,14bは各機能の検出結果
に基づいて単独運転状態とそれぞれ判断する。
【0006】しかしながら、インバータ部11a,11
bの出力電力と負荷30の消費電力との電力関係が完全
に平衡する条件下(すなわち有効電力及び無効電力が共
に平衡するような条件下)においては、商用電力系統2
0からの電力供給が停止したとしても、解列箇所の電圧
及び周波数の変化量が少なく、上述の機能だけでは単独
運転状態を検出できない場合がある。
【0007】この為、単独運転判断部14a,14bで
は、後述の受動方式と能動方式とを併用してインバータ
部11a,11bの単独運転状態を検出している。ここ
で、受動方式とは、インバータ部11a…が単独運転に
移行する際に発生する電圧位相や周波数などの急変を検
出する方式であり、一般に高速性に優れるという特徴を
有している。
【0008】一方、能動方式とは、能動変動作成部12
a…からインバータ部11a…へ例えば出力電流を変動
させる能動変動データを常時出力して、インバータ部1
1a…の出力電流に所定の変動分を与え、単独運転移行
時に出力電流の変動量が増加するのを検出する方式であ
る。すなわち、商用電力系統20と連系運転している時
にはインバータ部11a…の出力電流が変動したとして
も、インバータ部11a…と商用電力系統20との連系
点の電圧は変化しないが、商用電力系統20が停止して
インバータ部11a…が単独運転に移行した時には、出
力電流の変動に応じて連系点の電圧が変化するため、単
独運転判断部14a…は電圧検出部13a…の検出電圧
の変化から単独運転状態を検出している。
【0009】なお能動方式には有効電力変動方式、無効
電力変動方式、周波数シフト方式などの方式がある。有
効電力変動方式では、能動変動作成部12a…がインバ
ータ部11a…へ出力電流の大きさを変化させる能動変
動データを一定の時間間隔で出力し、単独運転判断部1
4a…では、電圧検出部13a…の検出した連系点の電
圧が同じ周期で変化することから、インバータ部11a
…の単独運転状態を検出する。また、無効電力変動方式
では、能動変動作成部12a…がインバータ部11a…
へ出力電流の位相を変化させる能動変動データを一定の
時間間隔で出力し、単独運転判断部14a…では、電圧
検出部13a…の検出した連系点の電圧が同じ周期で変
化することから、インバータ部11a…の単独運転状態
を検出する。また更に、周波数シフト方式では、能動変
動作成部12a…が、インバータ部11a…の出力電流
の周波数を、1サイクル前の連系点の電圧の周波数から
微少量だけ変化させる能動変動データをインバータ部1
1a…に1サイクル毎に出力し、単独運転判断部14a
…では、電圧検出部13a…の検出した連系点の電圧の
周波数が徐々に変化することから、インバータ部11a
…の単独運転状態を検出する。
【0010】ここで、直流電源部1a…は太陽電池モジ
ュールにより構成されているが、複数の直流電源部1a
…で太陽電池モジュールの直列数や受光面の設置方向が
異なっていたり、或いは燃料電池や風力発電装置などの
異なる直流電源を用いる場合があり、出力特性の異なる
複数の直流電源部1a…を1台のパワーコンディショナ
に接続すると、全体の発電効率が低下してしまうという
問題がある。そこで、従来の分散型電源装置では、出力
特性の異なる小容量の直流電源部1a…毎に小容量のパ
ワーコンディショナ10a…を設置しており、このよう
な分散型電源装置をストリングインバータと言う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の分散型電源
装置では、各パワーコンディショナ10a…の能動変動
作成部12a…からインバータ部11a…に対してそれ
ぞれ異なる能動変動データが出力されているので、イン
バータ部11a…の出力電流にそれぞれ異なる変動分が
与えられる。そのため、商用電力系統20が停止してい
るにも関わらず、各インバータ部11a…の出力電流に
与えた変動分が相互に干渉して、連系点の電圧があまり
変化せず、インバータ部11a…の単独運転状態を確実
に検出できない虞があり、単独運転状態への移行時にイ
ンバータ部11a…を停止させたり、解列リレー16a
…を解列させるのが遅れるという問題があった。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、複数のインバータ部
が単独運転状態で動作しているか否かを確実に検出でき
るようにした分散型電源装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、直流電力を発生する複数の直
流電源部と、複数の直流電源部が発生する直流電力を交
流電力にそれぞれ変換し、商用電力系統と連系して負荷
に交流電力を供給する複数のインバータ部と、複数のイ
ンバータ部に対してその出力を変動させるための能動変
動データを出力する能動変動作成部と、複数のインバー
タ部と商用電力系統との連系点の電圧から商用電力系統
が停止しインバータ部が単独運転状態になっていると判
断する単独運転判断部と、商用電力系統が停止し複数の
インバータ部が単独運転状態になっていると単独運転判
断部が判断した場合に複数のインバータ部と商用電力系
統とを切り離すと共に、複数のインバータ部を停止させ
る系統連系保護部とを備え、能動変動作成部は複数のイ
ンバータ部に対して同一の能動変動データを出力するこ
とを特徴とし、直流電源部毎に直流電力を交流電力に変
換するインバータ部を設けているので、各直流電源部の
出力特性に合わせて各インバータ部を動作させることが
できるから、各直流電源部の出力特性が異なる場合でも
全体の発電効率が低下するのを防止できる。しかも、能
動変動作成部は複数のインバータ部に対して同一の能動
変動データを出力しているので、複数のインバータ部の
出力に同じ変動分を持たせることができ、複数のインバ
ータ部の出力に与えた変動分が相互に干渉することによ
って、商用電力系統が停止したにも関わらず電圧検出部
の検出結果が変化せず、単独運転判断部がインバータ部
の単独運転状態を検出できなくなるのを防止し、単独運
転に移行した際に系統連系保護部が複数のインバータ部
と商用電力系統とを切り離すと共に、複数のインバータ
部を停止させることによって、事故の拡大や作業者の感
電事故などを確実に防止できる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、能動変動作成部と複数のインバータ部との間では
一方向の通信が行われており、能動変動作成部は複数の
インバータ部に対して同一の能動変動データを同時に出
力することを特徴とし、能動変動作成部は複数のインバ
ータ部に対して同一の能動変動データを同時に出力して
いるので、能動変動作成部と複数のインバータ部との間
の通信時間のずれを無くして、全てのインバータ部が同
じタイミングで同一の能動変動データを受信することが
でき、複数のインバータ部の出力に同じタイミングで同
一の変動分を与えることができるから、複数のインバー
タ部の出力に与えた変動分が相互に干渉することによっ
て、商用電力系統が停止したにも関わらず電圧検出部の
検出結果が変化せず、単独運転判断部がインバータ部の
単独運転状態を検出できなくなるのを確実に防止でき
る。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、商用電力系統が停止し複数のインバータ部
が単独運転状態になっていると単独運転判断部が判断し
た場合に、系統連系保護部がインバータ部の運転を停止
させる運転停止命令を複数のインバータ部に対して同時
に出力することを特徴とし、単独運転判断部が複数のイ
ンバータ部の単独運転状態を検出すると、系統連系保護
部が複数のインバータ部に対して運転停止命令を同時に
出力しているので、複数のインバータ部の動作を確実に
停止させることができ、事故の拡大や作業者の感電事故
などを防止することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、能動変動作成部は複数のインバータ部に対
して能動変動データを一定周期で出力しており、上記一
定周期よりも長い一定時間能動変動データを受信できな
い場合はインバータ部が動作を停止することを特徴と
し、能動変動データが送信される一定周期よりも長い一
定時間能動変動データを受信できない場合、インバータ
部が動作を停止させているので、能動変動作成部と複数
のインバータ部との間を接続する通信線の断線時にはイ
ンバータ部を自動的に停止させることができ、通信線の
断線時にインバータ部が単独運転状態となった際、イン
バータ部が系統連系保護部からの運転停止命令を受信で
きず、単独運転状態を継続してしまうのを防止すること
ができる。
【0017】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、複数のインバータ部には個別のアドレスデ
ータが割り当てられており、系統連系保護部から各イン
バータ部に対してアドレスデータを含む状態要求命令を
送信すると、アドレスデータの一致するインバータ部が
現在の動作状態を示す状態データを系統連系保護部に対
して返送することを特徴とし、系統連系保護部では、複
数のインバータ部に対してアドレスデータを含む状態要
求命令を出力することにより、各インバータ部から現在
の動作状態を示す状態データを受け取ることができ、各
インバータ部の現在の動作状態を把握することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る分散型電源装置の1
実施形態を図面を参照して説明する。図1は本実施形態
の分散型電源装置のブロック図であり、この分散型電源
装置は、太陽光のエネルギーを直流電力に変換する太陽
電池のような複数台(本実施形態では例えば3台)の直
流電源部1a〜1cと、複数台の直流電源部1a〜1c
の直流電力をそれぞれ交流電力に変換し、商用電力系統
20と連系して負荷30に交流電力を供給する複数台の
インバータ部11a〜11cと、各インバータ部11a
〜11cの出力を変動させる能動変動データを通信線を
介して各インバータ部11a〜11cに出力する能動変
動作成部12と、各インバータ部11a〜11cと商用
電力系統20との連系点の電圧を検出する電圧検出部1
3と、電圧検出部13の検出した連系点の電圧値から商
用電力系統20が停止しインバータ部11a〜11cが
単独運転状態になっていると判断する単独運転判断部1
4と、商用電力系統20が停止しインバータ部11a〜
11cが単独運転状態になっていると単独運転判断部1
4が判断した場合に、解列リレー16を解列してインバ
ータ部11a〜11cと商用電力系統20とを切り離す
系統連系保護部15と、を備えている。尚、本実施形態
では直流電源部1a〜1cとして太陽電池を用いている
が、直流電源部1a〜1cを太陽電池に限定する趣旨の
ものではなく、燃料電池や風力発電装置などの直流電源
やそれらの組み合わせで直流電源部1a〜1cを構成し
ても良い。
【0019】系統連系保護部15では、図2に示すよう
に、能動変動作成部12がインバータ部11a〜11c
に対して同一の能動変動データを出力している。能動変
動作成部12は例えば周波数シフト方式によりインバー
タ部11a〜11cの出力を変化させている。すなわ
ち、能動変動作成部12は、インバータ部11a〜11
cの出力電流の周波数を、1サイクル前の連系点の電圧
の周波数から微少量だけ変化させる能動変動データをイ
ンバータ部11a〜11cに対して出力しており、各イ
ンバータ部11a〜11cでは能動変動作成部12から
入力された能動変動データに基づいて周波数を微少量だ
け変化させた出力電流をそれぞれ出力する。このよう
に、インバータ部11a〜11cは、能動変動作成部1
2から入力された同一の能動変動データに基づいて出力
電流を変動させているので、複数台のインバータ部11
a〜11cで出力電流の変動分が相互に干渉することは
ない。
【0020】ここで、商用電力系統20が連系している
ときには、各インバータ部11a〜11cの出力電流が
変動したとしても連系点の電圧は殆ど変化しない。一
方、商用電力系統20が停止している場合には、各イン
バータ部11a〜11cの出力電流が変動すると連系点
の電圧が変化するため、電圧検出部13の検出結果から
単独運転判断部14は商用電力系統20が停止し単独運
転状態に移行したと判断し、系統連系保護部15がイン
バータ部11a〜11cを停止させると共に、解列リレ
ー16を解列させることができ、事故の拡大や作業者の
感電事故などを確実に防止できる。
【0021】また、本実施形態では複数の直流電源部1
a〜1cに対して、直流電力を交流電力に変換するイン
バータ部11a〜11cをそれぞれ設けており、直流電
源部1a〜1cの出力特性に合わせてインバータ部11
a〜11cを動作させることができるから、各直流電源
部1a〜1cの出力特性が異なる場合でも全体の発電効
率が低下するのを防止できる。
【0022】ところで、能動変動作成部12と複数台の
インバータ部11a〜11cとの間では、能動変動作成
部12からインバータ部11a〜11cに対して片方向
の通信が行われているが、図2に示すように同一の能動
変動データを同時に出力しているので、能動変動作成部
12とインバータ部11a〜11cとの間の通信時間の
ずれを無くして、全てのインバータ部11a〜11cで
同一の能動変動データを同時に受信することができる。
各インバータ部11a〜11cでは、能動変動作成部1
2から同時に入力された同一の能動変動データに基づい
て出力電流を変動させているので、各インバータ部11
a〜11cの出力に同じタイミングで同一の変動分を与
えることができ、したがって各インバータ部11a〜1
1cの出力電流に与えた変動分が相互に干渉することは
なく、単独運転状態を確実に検出することができる。
【0023】また、商用電力系統20が停止し複数台の
インバータ部11a〜11cが単独運転状態に移行して
いると単独運転判断部14が判断すると、系統連系保護
部15は解列リレー16を解列してインバータ部11a
〜11と商用電力系統20とを切り離すと共に、インバ
ータ部11a〜11cにそれぞれ運転停止命令を出力し
て、インバータ部11a〜11cの運転状態を停止させ
るのであるが、図3に示すように、系統連系保護部15
から各インバータ部11a〜11cに対して運転停止命
令が同時に出力されるので、各インバータ部11a〜1
1cの運転を同時に停止させることができる。
【0024】尚、系統連系保護部15からインバータ部
11a〜11cに対して運転停止命令を出力する際に、
図4に示すように運転停止命令を複数回出力するように
しても良く、インバータ部11a〜11c側で運転停止
命令の受信に失敗するなどして、インバータ部11a〜
11cが運転状態を継続するのを防止でき、インバータ
部11a〜11cを確実に停止させることができる。
【0025】また、系統連系保護部15とインバータ部
11a〜11cとの間を接続する通信線が断線する等の
理由で、単独運転移行時に系統連系保護部15から出力
された運転停止命令をインバータ部11a〜11c側で
受信できず、インバータ部11a〜11cが運転状態を
継続した場合、インバータ部11a〜11cが単独運転
を継続し続けることになり、従来例で説明したような問
題が発生する虞がある。
【0026】ここで、インバータ部11cと系統連系保
護部15との間の通信線が断線している場合、インバー
タ部11cでは、能動変動作成部12から一定周期で出
力される能動変動データ(例えば周波数シフト方式の場
合は、インバータ部11cの出力電流の周波数を1サイ
クル前の連系点の電圧の周波数から微少量だけ変化させ
るデータ)を受信することができないので、上記一定周
期よりも長い一定時間(例えば約0.5秒)能動変動デ
ータを受信できない場合は自動的に運転を停止させる機
能をインバータ部11a〜11cに持たせることによっ
て、運転停止命令を受信できずにインバータ部11a〜
11cが単独運転状態を継続するのを防止することがで
きる。
【0027】また上述の実施形態では、系統連系保護部
15からインバータ部11a〜11cに対して片方向の
みの通信を行っているが、系統連系保護部15の送信端
子(図示せず)を各インバータ部11a〜11cの受信
端子(図示せず)に通信線を介して接続すると共に、系
統連系保護部15の受信端子(図示せず)を各インバー
タ部11a〜11cの送信端子(図示せず)に別の通信
線を介して接続し、系統連系保護部15からインバータ
部11a〜11cに対して双方向の通信を行うようにし
ても良い。すなわち、インバータ部11a〜11cに個
別のアドレスデータをそれぞれ割り当てておき、図6に
示すように系統連系保護部15からインバータ部11a
のアドレスデータを含む状態要求命令をインバータ部1
1a〜11cに対して出力すると、各インバータ部11
a〜11cでは受信した状態要求命令に含まれるアドレ
スデータと自己のアドレスデータとを比較し、両者が一
致すれば系統連系保護部15に対して現在の動作状態を
示す状態データを系統連系保護部15に対して返送す
る。同様に、系統連系保護部15からインバータ部11
b,11cのアドレスデータを含む状態要求命令をイン
バータ部11a〜11cに対して出力すると、各インバ
ータ部11a〜11cでは受信した状態要求命令に含ま
れるアドレスデータと自己のアドレスデータとを比較
し、両者が一致すれば系統連系保護部15に対して現在
の動作状態を示す状態データを系統連系保護部15に対
して返送する。このように、系統連系保護部15と各イ
ンバータ部11a〜11cとの間で双方向の通信を行
い、各インバータ部11a〜11cから系統連系保護部
15に対して動作状態を示す状態データを返送させるよ
うにしているので、系統連系保護部15では現在のイン
バータ部11a〜11cの動作状態を容易に把握するこ
とができる。
【0028】尚、上述の実施形態では系統連系保護部1
5とインバータ部11a〜11cとの間を接続する通信
線を設け、この通信線を用いて能動変動データや運転停
止命令や状態データの送受信を行っているが、図7に示
すように、系統連系保護部15とインバータ部11a〜
11cとの間を接続する電力線17に信号線を重畳させ
る電力線搬送方式により信号伝送を行うようにしても良
く、電力線17とは別に通信線を配線する必要がないか
ら、コストダウンを図ることができる。
【0029】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、直流
電力を発生する複数の直流電源部と、複数の直流電源部
が発生する直流電力を交流電力にそれぞれ変換し、商用
電力系統と連系して負荷に交流電力を供給する複数のイ
ンバータ部と、複数のインバータ部に対してその出力を
変動させるための能動変動データを出力する能動変動作
成部と、複数のインバータ部と商用電力系統との連系点
の電圧から商用電力系統が停止しインバータ部が単独運
転状態になっていると判断する単独運転判断部と、商用
電力系統が停止し複数のインバータ部が単独運転状態に
なっていると単独運転判断部が判断した場合に複数のイ
ンバータ部と商用電力系統とを切り離すと共に、複数の
インバータ部を停止させる系統連系保護部とを備え、能
動変動作成部は複数のインバータ部に対して同一の能動
変動データを出力することを特徴とし、直流電源部毎に
直流電力を交流電力に変換するインバータ部を設けてい
るので、各直流電源部の出力特性に合わせて各インバー
タ部を動作させることができるから、各直流電源部の出
力特性が異なる場合でも全体の発電効率が低下するのを
防止できるという効果がある。しかも、能動変動作成部
は複数のインバータ部に対して同一の能動変動データを
出力しているので、複数のインバータ部の出力に同じ変
動分を持たせることができ、複数のインバータ部の出力
に与えた変動分が相互に干渉することによって、商用電
力系統が停止したにも関わらず電圧検出部の検出結果が
変化せず、単独運転判断部がインバータ部の単独運転状
態を検出できなくなるのを防止し、単独運転に移行した
際に系統連系保護部が複数のインバータ部と商用電力系
統とを切り離すと共に、複数のインバータ部を停止させ
ることによって、事故の拡大や作業者の感電事故などを
確実に防止できるという効果がある。
【0030】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、能動変動作成部と複数のインバータ部との間では一
方向の通信が行われており、能動変動作成部は複数のイ
ンバータ部に対して同一の能動変動データを同時に出力
することを特徴とし、能動変動作成部は複数のインバー
タ部に対して同一の能動変動データを同時に出力してい
るので、能動変動作成部と複数のインバータ部との間の
通信時間のずれを無くして、全てのインバータ部が同じ
タイミングで同一の能動変動データを受信することがで
き、複数のインバータ部の出力に同じタイミングで同一
の変動分を与えることができるから、複数のインバータ
部の出力に与えた変動分が相互に干渉することによっ
て、商用電力系統が停止したにも関わらず電圧検出部の
検出結果が変化せず、単独運転判断部がインバータ部の
単独運転状態を検出できなくなるのを確実に防止できる
という効果がある。
【0031】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、商用電力系統が停止し複数のインバータ部が
単独運転状態になっていると単独運転判断部が判断した
場合に、系統連系保護部がインバータ部の運転を停止さ
せる運転停止命令を複数のインバータ部に対して同時に
出力することを特徴とし、単独運転判断部が複数のイン
バータ部の単独運転状態を検出すると、系統連系保護部
が複数のインバータ部に対して運転停止命令を同時に出
力しているので、複数のインバータ部の動作を確実に停
止させることができ、事故の拡大や作業者の感電事故な
どを確実に防止できるという効果がある。
【0032】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、能動変動作成部は複数のインバータ部に対し
て能動変動データを一定周期で出力しており、上記一定
周期よりも長い一定時間能動変動データを受信できない
場合はインバータ部が動作を停止することを特徴とし、
能動変動データが送信される一定周期よりも長い一定時
間能動変動データを受信できない場合、インバータ部が
動作を停止させているので、能動変動作成部と複数のイ
ンバータ部との間を接続する通信線の断線時にはインバ
ータ部を自動的に停止させることができ、通信線の断線
時にインバータ部が単独運転状態となった際、インバー
タ部が系統連系保護部からの運転停止命令を受信でき
ず、単独運転状態を継続してしまうのを防止できるとい
う効果がある。
【0033】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、複数のインバータ部には個別のアドレスデー
タが割り当てられており、系統連系保護部から各インバ
ータ部に対してアドレスデータを含む状態要求命令を送
信すると、アドレスデータの一致するインバータ部が現
在の動作状態を示す状態データを系統連系保護部に対し
て返送することを特徴とし、系統連系保護部では、複数
のインバータ部に対してアドレスデータを含む状態要求
命令を出力することにより、各インバータ部から現在の
動作状態を示す状態データを受け取ることができ、各イ
ンバータ部の現在の動作状態を把握できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分散型電源装置のブロック図であ
る。
【図2】同上の動作を説明するタイムチャートである。
【図3】同上の別の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図4】同上のまた別の動作を説明するタイムチャート
である。
【図5】同上の更に別の動作を説明するタイムチャート
である。
【図6】同上のまた更に別の動作を説明するタイムチャ
ートである。
【図7】同上の別の分散型電源装置のブロック図であ
る。
【図8】従来の分散型電源装置のブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1c 直流電源部 11a〜11c インバータ部 12 能動変動作成部 14 単独運転判断部 15 系統連系保護部 20 商用電力系統 30 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 晃 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA11 HB03 HB05 5H007 BB07 DA03 DA06 DC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力を発生する複数の直流電源部と、
    複数の直流電源部が発生する直流電力を交流電力にそれ
    ぞれ変換し、商用電力系統と連系して負荷に交流電力を
    供給する複数のインバータ部と、複数のインバータ部に
    対してその出力を変動させるための能動変動データを出
    力する能動変動作成部と、複数のインバータ部と商用電
    力系統との連系点の電圧から商用電力系統が停止しイン
    バータ部が単独運転状態になっていると判断する単独運
    転判断部と、商用電力系統が停止し複数のインバータ部
    が単独運転状態になっていると単独運転判断部が判断し
    た場合に複数のインバータ部と商用電力系統とを切り離
    すと共に、複数のインバータ部を停止させる系統連系保
    護部とを備え、能動変動作成部は複数のインバータ部に
    対して同一の能動変動データを出力することを特徴とす
    る分散型電源装置。
  2. 【請求項2】能動変動作成部と複数のインバータ部との
    間では一方向の通信が行われており、能動変動作成部は
    複数のインバータ部に対して同一の能動変動データを同
    時に出力することを特徴とする請求項1記載の分散型電
    源装置。
  3. 【請求項3】商用電力系統が停止し複数のインバータ部
    が単独運転状態になっていると単独運転判断部が判断し
    た場合に、系統連系保護部がインバータ部の運転を停止
    させる運転停止命令を複数のインバータ部に対して同時
    に出力することを特徴とする請求項1又は2記載の分散
    型電源装置。
  4. 【請求項4】能動変動作成部は複数のインバータ部に対
    して能動変動データを一定周期で出力しており、上記一
    定周期よりも長い一定時間能動変動データを受信できな
    い場合はインバータ部が動作を停止することを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の分散型電源装置。
  5. 【請求項5】複数のインバータ部には個別のアドレスデ
    ータが割り当てられており、系統連系保護部から各イン
    バータ部に対してアドレスデータを含む状態要求命令を
    送信すると、アドレスデータの一致するインバータ部が
    現在の動作状態を示す状態データを系統連系保護部に対
    して返送することを特徴とする請求項1乃至4記載の分
    散型電源装置。
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